いまや、世界経済の「頼みの綱」とまで言われる、中国。だが、経済発展にも負けないほど、話題を集めていることがある。なんと、この地で「UFOの目撃談が急増している」というのだ。
メディアの報道によると、浙江省の古都・杭州の空港では7日夜、航空管制当局が上空に正体不明の飛行物体を発見したとして、約1時間にわたり空港が閉鎖される騒ぎとなった。レーダーに捕捉され、多数の航空客や、周辺の農民も目撃しているというから、デマや錯覚ではない。
杭州だけではない、何千キロも離れた内陸部の荒野・新疆ウイグル自治区のウルムチでも、6月30日夜、白い扇形の光の尾を引く飛行物体(画像ご参照)を多数の市民が目撃したという。
そんな中で癒されるのは、チベット自治区ラサで6月28日夜、日本の観光客らが撮影したという、「ポタラ宮(ダライ・ラマの宮殿)の上空に浮かび上がる丸い発光体」の話だ。写真を見たチベット族住民は、「仏の光だ・・・!!」と大喜びしているらしい。
もっとも、これらのUFOには、合理的な説明もなされている。「大富豪が乗っていたプライベートジェット機ではないか」「米国が発射したICBMではないか」、「中国軍が開発した新型兵器ではないか」・・・といった声が出ている。特に、ウルムチの目撃例については、「ロシアが発射した、ソユーズロケットである可能性が極めて高い」とされている。
中国各地で広範囲に広がる、UFOの目撃談。もちろん、宇宙人が乗っているのかどうかは、定かではない(笑)。いずれにしても、今の中国では、それだけ正体不明の飛行物体が乱舞しているということだろう。
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