宇宙のこっくり亭

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異常気象 2010 日本各地で大雨

2010年07月15日 | 異常気象
   
世界各地を異常気象が襲っている、2010年。ブラジルや中国で大洪水が起き、「中国南部では数千万人に被害が及んだ」とも言われる中、日本でも大雨が降っている。特に、西日本がすごい。7月14日は、九州北部や中国地方が記録的な大雨に見舞われた。広島県では、死者や行方不明者が出ている。福岡県や山口県では、計9万世帯以上に避難勧告・指示が出た。自宅の2階からボートで救出される避難民の姿も報道されている。
 
気象庁の発表によると、高知県馬路村では14日午後までに24時間の雨量が360.5ミリを記録。福岡県北九州市では同日夜までの3日間の総雨量が506.5ミリに達し、史上最高記録を更新したという。

なんで、これほどの豪雨が降り注いでいるのか。気象庁によれば「日本海に停滞する梅雨前線の影響」ということらしい。要するに、単なる「梅雨」。いつも、初夏になるとシトシト降り始め、「いつまで続くのか」とばかりに降り続ける、あいにくの雨だ。
 
その梅雨が、今年は暴れ馬と化している。もともと、梅雨の末期には集中豪雨が起きやすいとはいうものの、今年は驚くほど激しい。これじゃ梅雨というより、台風だ。各地で降雨量が観測史上最高記録を更新している。

温暖化した太平洋の空気が、この大雨をもたらしている。歴史的にも、現代は温暖化している時代。江戸時代の武士も、平安時代の貴族も、この21世紀の豪雨を見れば、ビックリして「まさに末法の世じゃ~」と言い出すんじゃないか?
 
今年は、冬は各地で豪雪が降り、そのまま春になっても寒さが続き、五月になっても「寒いねえ」というのが挨拶がわりになるという、異変の年となった。

ところが、一転して、夏は暑くなりそうだという。気象庁が「例年にないほどの猛暑」を予想している。すでに、「6月の世界の平均気温は、過去120年間の観測史上で最高だった」と発表された。原因は、「地球温暖化および、エルニーニョ現象」だそうな。

2~3年前の夏の、尋常でない暑さを思い出す。アスファルトを溶かし、鉄板を焼き焦がすような昼の日差しの中、モクモクと発達した積乱雲が、夜になると暴れだす。何時間も雷がゴロゴロ、稲妻がピカピカしているので、夜だというのに空は明るかった。気象庁の予想では、どうやら今年は、あのときの暑さをも超えるみたい。
 
この調子では、秋にホンモノの台風が来る頃には、どうなってることやら・・・。


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