ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

 もう一度行きたい南フランス 

2015年09月08日 | えっせー
 チェコ、パリ、ニュージランド、オランダ、イタリア、スイス、カナダ
など、私が行った国の多くは人気があり、テレビ番組などでしばしば放映
される。過去に行きたい国はほとんど行ったが、私はヤッパリヨーロッパが
最も好きだ。観光旅行で残念だったのが、南フランスだった。
 ニースに着いた時雨が降っていたのに、海が真っ青でとても美しく、初め
ての経験でとても感動した。その旅は友人に誘われ、ある新聞で募集して
いた格安ツアーだったので、内容は実にタイトだった。
 短い時間にさまざまな観光地を巡り、広いバラ園が15分、モナコが30分
など、信じられないほどかけ足だった。
 無論ホテルも食事内容も最低で、あれほどひどい旅もなかったと
可笑しくなるほどだ。自由時間があり、その時ツアーの人に誘われて
田舎街のエズに行ったが、そこは本当にステキだった。
 小高い山に登り、見た海の美しさは一生忘れられないほどで、沢山
写真を撮った。でも、私は70歳になったとき、こんなの自己満足だし
後で迷惑になるからと、90%の海外旅行の写真は捨ててしまい、ブログ
を書くようになってから後悔している。

 何故「エズ」を思い出したかと言うと、そこで夫と息子に可愛らしい
猫がついたTシャツをお土産に買った。それはあまり可愛らしかった
のか、夫はたんすの奥にしまったらしいが、それが出てきて、思い出
してとても懐かしくなった。友人とまた同じ南フランスを、リッチな旅
をしたいねと、帰りの機内で話したが、その友人は膝が悪く、さらに
夫の介護のため、まったく外泊はできないようだ。
 行きたい国はリピートして行ったし、フランスは何度も行ったけれど
もう一度南フランスはゆっくり回ってみたいが、多分ダメだろうと、ふと淋
しくなった。でも、来月は10年ぶりにハワイへ行くので、また嬉しくなり
何とも気が変わりやすい私である。ネットでエズの美しい写真をコピーし
たが、それは貼り付けられないと初めて知った。
 あの美しい海や、風景などもうい一度見たかったのにと、今更ながら
残念でならなかった。

幸せ感じる心のクセをつける 2

2015年09月07日 | アドバイス
☆ 大きな「気づき」で意識が方向転換 
 これは独自の「能里メソッド」の一つですが、クライアント
に、来会時に「小さな幸せ記録」を、一日5つ以上記録して頂く
宿題を出します。それについてこんな注意をします。
 毎日そんな素晴らしい幸せなどありませんが、私達の日常は
事故、事件、天災、病気などいつ何が起きるかもしれません。
 そう考えてみると、その日が無事で過ごせただけでも、もしか
したらラッキーではないでしょうか。
 もしもどうしても見つからなければ、「その日が無事に過ごせた」
「何も失敗をしなかった」「どこも痛くなかった」「何を食べても
美味しかった」「家族がみんな元気だった」など、それだけでも
5つはあるのです。見つからなければ、そんな当然のことだけでも
必ず毎日記録して下さいねと。すると「なるほど」と納得して
そんな当たり前のことで良いのだと理解し、初めはそれら記録して
私に見せて下さるのです。
 
 でも、ふつうの方は、毎日そればかりつけられないと思い、何か
よいことはないかと、色々なことに注意を向けるようになってきます。
 例えば、駅に行ったたら、電車がホームに滑り込んできた、車を
運転していたら、信号が続けて青だったなどなど。
 そして他人に褒められたなど、今まであまり感じなかった「小さな
喜び嬉しさ、感動などに大変敏感」になるのです。
 それがだんだん「空はキレイだった」、「お花の香りがよかった」
「爽やかな風が心地よかった」など、今まで気にもかけなかった感覚
的なことも、少しずつ感じ取れるようになってくるようです。

 何故なら、意識は一つしかないので、今まではいつもネガティブで
マイナス方向にばかり向けられていて、文句ばかり言っていた人でも
小さな喜びや、幸せ感動、嬉しさなどを努力して、見つけること
(プラス方向)で、いつの間にか、感性が豊かになり、他人の気持ち
を思いやれる「幸せ敏感性質」に変化してくるようです。
 初めは抵抗感があっても、それらをくり返していると、いつの間にか
考え方が変わって、「感謝できるようになった」「普通と思えることが、
実は幸せなのだ」と自然に気が付いてくるのです。
 すると、精神状態がだんだん安定してきて、表情まで穏やかに変化
するのが、私にはとても大きな喜びでした。

幸せ感じる心のクセをつける 1

2015年09月06日 | アドバイス
 ☆ 捉え方で気分が大きく変わる
 私達は身の周りの嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと
腹立たしかったことなど、さまざまな出来事が起きています。
 たとえ同じような物事でも、人によりいろいろな捉え方を
するようです。事実は全く同じようなことも、受け止め方に
よって、その反応も、影響も大きく変化するものです。
 生来我儘で、自己中心的で、神経質なだった私は、もしも
そのままの性格でいたとしたら、多分すでにこの世に存在
しないのではないかと思います。
 まだ若く何の打算もなく私は夫と結婚し、大家族の中に飛び
込んだのですが、日常茶飯事のさまざまな葛藤に、とても耐え
きれませんでした。そのため、毎日不平や、不満や苛立ちの
不安定な精神状態のため、結婚してから約3年間位、その頃では
まだなかった病名「心身症」になり、病院通いが絶えませんでした。
 行かなかったのは、小児科、精神科だけで、その頃(これでは
いけない、私はかなり幸せな方だから、こんな自分の気持ちを何
とか変えなくては、きっとダメになる)と感じました。
  
 それにはどうすれば良いかと考え、模索し、工夫してつくった
のが、身の回りの「幸せ探し」でした。
 改めて色々数え上げてみると、「私はかなり恵まれている
方だ」と気がついたのです。すると、自然に感謝の気持ちが
芽生えて、だんだん穏やかな気分を保てるようになったのです。
 まだ心理学など全然知らなかった私が、自分をコントロール
するために考え、工夫した方法です。これは長年にわたる心理
カウンセラーとして、学問的ではありませんが、どんなにか
役立ったことでしょう。そう捉えると「どんな経験も決して無駄
ではない」と思え「若い時の苦労は買うてもせよ」という諺の
意味を、今更ながら実感しています。
、この方法は私の想像以上に、色々な方にに大変効果的に働き
かけましたので、これから何度かにわたりご紹介たします。


考えさせられた電車の中の出来事

2015年09月05日 | えっせー
 ある駅で誰が見ても老人と思える、よぼよぼした男性が乗って来た。
電車は結構込んでいた。すると学生らしい若い男性が、さっと立ちあがり
「おじいさんよかったらどうぞ」と言ったら、その老人は大きな声で
「あんたにおじいさんと言われることはない、結構です」と、ムッと
したように言った。声が大きかったので、傍の人が一斉に見たので
立ちあがった男性は、大変困った様子で次の車両へ行ってしまった。
 するとその老人は、その席に当然のように座ったが、傍で一部始終
を見ていて私は考えてしまった。
 折角の好意で座席を譲ったのに、あれではあの男性に恥をかかせた
ことになったが、地域性もあるだろうが、多分都内では最近では老人に
そう感じても「おじいさん」や「おばあさん」と呼びかけることは
あまりないようだ。

 同世代の友人と一緒の時は別だが、一人で電車に乗っていて、まだ
一度も席を譲られたことはない私だが、そんなときどうするだろう?と
考えてしまった。多分「おばあさん」と呼びかけられてムッとしても
やはりその優しさに免じて、お礼を言って座っただろう。
 実際に社会的にも、年齢的にも老人と言われる人達も、見た目はとにかく
気持ちは若いので、他人からそう言われるのは、ほとんどの人が不愉快に
感じるのだろう。それはもっと若い世代でも、「おじさん」「おばさん」と
呼びかけられたことも、まったく同じなのだと思った。
 それにしても・・・言葉はとても難しい。
そう言えば、福祉大学の学生さんが、「ご高齢の方」と呼ぶそうだが
それもちょっと言いにくいし、それらの年代の方々に、何か感じの良い
新しい言葉はないのかしら?と考えてしまった。

スマートホーン分からないことばかり

2015年09月04日 | えっせー
 昨日は何故かメールを書いていたら、何度も送信する場面になったり
消えたりした。またいつの間にか機内モードになっていたり、あまりにも
分からないことが多い。私がスマートホーンに変えた理由は、来月ハワイ
へ行くので、携帯より写真がずっとキレイだったからだ。
 ネットで調べたら「シニアが携帯からスマートフォーンに変えるための
大幅な割引」もあるし、そのための教室もあるそうなので、ドコモショップ
へ聞きに行き、その場でスマートホーンに変えてしまった。
 遠隔サポートもついている、もっとも簡単な機種にしたが、今日は
メールが何故か圏外になっていて、写真も送れない。
 今日は早速サポートセンターに問い合わせるが、一倍メカオンチなので
使いこなせるまで相当日時を要するか知れないが、焦らず何とか使える
ようになりたいと思う。今は「それもまた楽し」の心境だ。


能里子のワンポイントアドバイス

2015年09月03日 | アドバイス
 褒め言葉は、言われた相手の気分をふんわりハッピーにさせるので
私はきっと「小さな幸せプレゼント」だと思っている。
 昨日は友人にメールで褒められたが、豚年生まれの私には、そんな
友人が何人かいるのは、とても嬉しいことだ。
 私はお世辞は絶対に言わないが、相手の良いところに気づいたら
ダイレクトに表現する方で、無邪気なのでまったく照れずに言える
から、今まで随分得をしたと思っている。
 認知症の夫に対しても、感謝や褒め言葉は日常のことで、彼のご
機嫌は何時でも良好だ。「褒め言葉、ねぎらい、感謝、相手を思いやる言葉」
などは、感じたら即表現するのが最も効果的。

 他人にはすぐに表現できても、最も身近な家族には「そんなこと照れ
くさくて、とっても言えない」と言う人が多い。実はそれらの言葉は、
「人間関係の最も大切な基本」であることを決してお忘れなく。
  また、文句、小言、怒りはすぐに言っても、「有難う」「ゴメンナサイ」
が素直に言えな人は、一生の損ですよ。
 今まで思っても口に出せなかった方は、少々勇気が要りますが、ぜひぜひ
今日から思い切って発言しましょう。
 すると、それらの言葉は、すぐにあなたにかえってきて、自分自身がとって
も穏やかで、ハッピーな気持ちになれるのですから・・・
 もしかしたら、「あなたをハッピーサイクルにするための魔法」かも
しれませんよ。ぜひぜひ今日から実行して下さいね。



さよなら「ホテルオークラ」

2015年09月02日 | えっせー
 昨日の新聞で、ホテルオークラの本館のお別れの記念コンサート
を知った。赤坂プリンスホテルの閉館も淋しかったが、これも時の
流れなのだろう。私は昔ホテルオークラは結婚式や、パティー、食事
など何度行ったことだろう。あの格調高いロビーが無くなるのは淋し
いと思う。今では考えられないが、昔はほとんど一流ホテルばかり行く
機会が多かった。すると帝国ホテルで開いた、私が勤めていたダンス
学校の記念パーティを突然思い出した。
 名前は忘れたが、有名なクラシツクオーケストラの伴奏で、ダンスを
踊ったのもとても懐かしい思い出だ。
 
 東京でダンススタジオは数多くあつたけれど、あれほどゴージャスな
パーティはおそらくないだろう。忘れられないのは、私は教師として
どうしてもラテン種目(ルンバ、チャチャチャ、パソドーブレ、ジャイブ
サンバ)が踊りたくて、ラテン種目が嫌いだった経営者で私の先生に
ラテン種目でなければ出たくないと言った。
 すると、「タキシードでもよければ」と念を押され、無論私はラテン
ドレスを着てデモでルンバを踊ったが、プロのダンス教師がタキシード
でラテン種目を踊るのは、おそらく前代未聞だったのだと思う。
 しかし、まだ若かったので随分我儘だったが、あの時代で、そんな
脱常識的な事に自分の先生をまきこんだ私は、何と傲慢だったのだろう
と今更ながらつくづく思った。いずれにしても・・・
 時の流れとともにいろいろなものが消え、また再建されていく
これは世の常なのだろう。

今日から9月

2015年09月01日 | えっせー
 今年の夏は本当に変だと思う。
あの炎暑から一気に涼しくなって、夏から秋に自然に移っていく
情緒がまったく感じられない。昨夜も息子に聞いた話では、ジュース
お茶など飲み物業者は大変困っているそうだ。
また海もサメが出て、遊泳禁止になった海水浴場もあった。
 自然はだんだん破壊されていくのを、身の回りにもひしひしと
感じられるのはある程度年齢を重ねれば、多分誰でも同じだと思う。
 
 私は少女時代に虫が鳴き始めると、夏が好きな訳ではないが
「もう夏が終わってしまう」と本当に淋しかった。
 結婚してから分かったのだが、夫は夏に大変弱く、いわゆる夏負けを
する体質だった。まだ若かった私は、そんな彼の体質を何とか変えた
くて、本を読んだり、新聞広告で見た民間薬を取り寄せたり、あらゆる
民間療法を試した。まだサプリメントのない時代だったが、おそらく
3・4年はかかったと記憶しているが、夫の体質は変わり、全然夏負け
はしなくなった。そんな経験が食生活にも影響し、現在に至っている
夫は心臓や認知症の治療薬を、毎日沢山飲んでいるが、二人共血液検査
の数値はパーフェクトに近い。
 
 今午前3時過ぎ、夢を見てどうしても眠れなくなり、起きてこれを
書いているが、どうして私はあまり楽しい夢を見ないのだろう。
 今ベランダに出たら、酔っぱらっているらしいカップルが大きな
声で話しながら歩いていたが、梅ヶ丘駅前通りにある我が家は
夜中でも人が歩いていて淋しくはない。
 晩秋生まれの私、後二月少しでまた年齢が増えるが、これからどんな
風に年を重ねるのだろう?数日前に、ガラ携からスマホに変えたので
その扱い方に四苦八苦している。でも、同世代の仲間では私がトップで
感心されたり、驚かれたりしたが、ちょっと鼻が高かった。
 これから本でも読んで起きてしまおうかしら?

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