ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

幸せ感じる心のクセをつける 2

2015年09月07日 | アドバイス
☆ 大きな「気づき」で意識が方向転換 
 これは独自の「能里メソッド」の一つですが、クライアント
に、来会時に「小さな幸せ記録」を、一日5つ以上記録して頂く
宿題を出します。それについてこんな注意をします。
 毎日そんな素晴らしい幸せなどありませんが、私達の日常は
事故、事件、天災、病気などいつ何が起きるかもしれません。
 そう考えてみると、その日が無事で過ごせただけでも、もしか
したらラッキーではないでしょうか。
 もしもどうしても見つからなければ、「その日が無事に過ごせた」
「何も失敗をしなかった」「どこも痛くなかった」「何を食べても
美味しかった」「家族がみんな元気だった」など、それだけでも
5つはあるのです。見つからなければ、そんな当然のことだけでも
必ず毎日記録して下さいねと。すると「なるほど」と納得して
そんな当たり前のことで良いのだと理解し、初めはそれら記録して
私に見せて下さるのです。
 
 でも、ふつうの方は、毎日そればかりつけられないと思い、何か
よいことはないかと、色々なことに注意を向けるようになってきます。
 例えば、駅に行ったたら、電車がホームに滑り込んできた、車を
運転していたら、信号が続けて青だったなどなど。
 そして他人に褒められたなど、今まであまり感じなかった「小さな
喜び嬉しさ、感動などに大変敏感」になるのです。
 それがだんだん「空はキレイだった」、「お花の香りがよかった」
「爽やかな風が心地よかった」など、今まで気にもかけなかった感覚
的なことも、少しずつ感じ取れるようになってくるようです。

 何故なら、意識は一つしかないので、今まではいつもネガティブで
マイナス方向にばかり向けられていて、文句ばかり言っていた人でも
小さな喜びや、幸せ感動、嬉しさなどを努力して、見つけること
(プラス方向)で、いつの間にか、感性が豊かになり、他人の気持ち
を思いやれる「幸せ敏感性質」に変化してくるようです。
 初めは抵抗感があっても、それらをくり返していると、いつの間にか
考え方が変わって、「感謝できるようになった」「普通と思えることが、
実は幸せなのだ」と自然に気が付いてくるのです。
 すると、精神状態がだんだん安定してきて、表情まで穏やかに変化
するのが、私にはとても大きな喜びでした。

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