ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

白鳥の湖

2007年07月23日 | Weblog
 ☆ 久しぶりのバレー
 昨日娘と二人で上野文化会館で上演されている「グルジア国立バレー団の
白鳥の湖」を見た。グルジアはロシアから独立した国で、黒海に面して
トルコに近い国だそうである。S席だったが、前から六番目のセンターで
もっとも見やすい席のため、ラッキーと二人で喜び合った。
 そのバレーは本当に素晴しかった。ダンサー達の足音まで聞こえ、至近
距離で見る動きはとても美しく、そのテクニックも素晴しかったが、衣装も
豪華で音楽も大変良く、わたし達はスッカリ感動した。
 わたしもそう何度もバレーを見たわけではないが、今まで見たものでは
最高だと感じた。娘は子どもの頃からバレーを習っていて、今もまだ続けて
いるし、バレーは大好きだと何時も言っているので、わたしよりバレーに
ついてはかなり詳しいはずだ。プログラムを買うと、終演後に主役のプリン
シパルとプリマがサインしてくれると放送されると、「ぜひサインが欲しい」
と終演後にわざわざプログラムを買って、サインを待つ列に並んだほどだ。
   ☆ 感動を表現するものは?
 サインをする主役を真じかで見たが若く、とても美しくそして愛想もよかった。
二人で「本当に夢のようにきれいで素晴しかったね」と、話したが、年齢と
ともに鈍磨になる感性を、芸術性の高いものを見聞きするのはもの書きとして
必要だと思う。今日のバレーはオーバーではなく、その高揚感はわたしの心の
琴線をかなり刺激し、その余韻はしばらく残っていた。
 帰り道新宿で食事をすることにしたが、わたしが禁酒していることを知って
いる娘はニヤニヤしている。その目は(ママ、こんな気持ちビールなしで我慢
できるの?)と言っているようだ。別に一人で決めたことなので、自分の自由
だと意思が弱いわたしは「今日の芸術鑑賞の感動記念に」と、娘と生ビールで
乾杯した。五日ぶりのビールは美味しかったが、二十八日に夫のバースデイ
パーティに久しぶりでダンスを踊るため、少しはスリムにならなければと
それまでは飲まないと思ったのに------。毎日200グラムずづ減っていたのに。
 明日からまだ5日間あるが、それまで絶対に飲まないと、もう一度心に誓った。
 それにたとえ禁酒しても、そんな程度しか体重が減らないし、などと自分に言い訳している、意志薄弱のわたしである。
 でもこの感動を表現するのは、やっぱりアルコールしだと思うわたしは
相当のノンベーだと感じた昨夜だった。今でもあのステージはわたしの脳裏に
まざまざと残っているが、多分当分忘れることはできないと思っている。
                              能里子

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