ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

一瞬タイムスリップ

2007年07月13日 | Weblog
    ☆ 久々のプラネタリューム
 昨日はR大の親睦会14人が集まり、池袋のサンシャイン・シティ
にあるプラネタリュームへ行った。わたしは子育てをしていた三十代
に家族と一緒に行って以来だ。あの時見た美しく感動的な星空を見るのが
とても楽しみだった。それに昔と違って、コンピュータ技術が発達して
いる現代なので、もっと素敵なファンタスティクな星空を、きっと見られ
るのではと、実は期待していた。でも映像は昔とあまり変化が無いようだ
といってもあまりに大昔のことで、わたしの記憶にないのかもしれな
いが-------。わたしは以前スターウオーズ・シリーズの、SF映画を
よく見たのは、ロケットが凄いスピードで、宇宙空間の星空に突っ込んで
いく、あの感覚がとても大好きだからだ。
 そんな意味での、エキサイティングな体験はできたが、でも大昔に見た
のはもう少しロマンティックだったような気がした。
 好みではない歌声がやたら大きいのには、わたしは実は辟易した。
もっと静かな音楽だったらずっとよかったのに、と感じたのはわたしだけ
だったろうか。後で友人達に聞いたら「眠かった」という声が、圧倒的に
多かったが、やはり年齢を重ねると、感性が鈍磨になっているのかも知れ
ないと思った。
    ☆ 刺抜き地蔵
 雨が降り出したため、その後予定の「刺抜き地蔵」に行く人は、半分に
減った。最近は「おばあちゃんの原宿」と言われて、高齢者の人気スポットで
テレビ中継など見ると、何時も老人がごった返しているが、雨のためか人影が
なく閑散としていた。わたし達男女7人は、それぞれがお地蔵様に水をかけて
洗ったが、ある年齢になると、みな同じような思いになるのか、全員が「ぼけ
ないように」と、頭を洗ったのはとても可笑しかった。
 確かわたしがそこに行ったのは、高一か中三の頃だったが、わたし達の
学校から割合近かったので、歩いて行った記憶がある。
 クラスメート4人で行ったが、その時には人影もなく淋しいところだと感じた。
そして皆なでキャーキャーふざけて、お地蔵様を洗ったが、わたしのスカートが
ビショビショになり、とても困ったことを突然思い出した。
 あの頃のクラスメートとは今どうしているかしら?一瞬タイムスリップし
セーラー服姿の少女だったわたしになれた。
 いずれにしても自分では多分行かないだろうと思う場所、そして十代と
三十代にたった一度だけ経験したことを、また再体験できたことは、わたしに
とって、エキサイティングで楽しいことだった。
 それを企画してくれた、クラスメートの幹事に改めて感謝した。
それにしても、あまりにも早い年月の流れ-------
 これを読んで下さるまだ若いあなたも、どうぞ時間を愛しんで生きて
くださいね。歳をとるなんて、本当にあっという間なのですから。
                            能里子


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