ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

インドヨーガの旅 1

2008年11月25日 | Weblog
  ☆ デリーからリシケシへ
 11月18日現地時間5時55分デリーに着いた。
9時間半の旅はやはり少々きつい。ことに腰が気になり機内を時々歩いたり
軽いストレッチをしたりした。同行者は4人、一人はわたしのヨーガの一番弟子
のTさんで、ヨーガをやっているという、4・50代の女性二人だった。
 空港に降り立つと、懐かしいようなインドの匂いがする。
その夜はデリーで一泊し、早朝リシケシへと出発したが、ワゴンタイプの6人
乗り日本語が上手なガイドと、運転がうまいドライバーが一緒だった。
 途中で真っ赤な大きな太陽が、だんだん昇っていく様子が印象的だったが
デリーは以前と同じように、ぼんやりともやっていた。
 昔とは違って、車もきれいになり馬車や牛車はまったく走っていないが
早朝なのにやはりかなり混んでいた。
 車に沢山の人がこぼれるように人が乗っているのは、昔と変わらない。
目的地リシケシまでは230キロ、約六時間かかるが、途中で有名な聖地の
沐浴場があるハリドワールを見学したが、大勢の人で賑わっていた。
 わたしは狭い道に小さな露店が並んだ、蝿がたくさんいて、足もとに牛のふんが
落ちているようなところは大の苦手だが、三人は興奮して喜んでいた。
 ハリドワールはガンジス河の上流のため、水は比較的きれいだが、それを
飲んだ人がいて、わたしはますますビックリした。
 
 さらに上流にある聖地リシケシは、そこから車で30分あまり、小高い山の
上にある。わたしは今まで4回ほど訪れたことがあるが、今ではスッカリ街並
みが変わっていた。どこからもガンジス河が見えた道ばたには、コンクリートで
できた建物がひしめいて建っていた。最近は大分観光化されたと聞いたが、わたしの想像以上で、これほどまで変わったのだとガッカリした。
 ことにわたしが修行したヨガニケタン、アシュラムの変貌は、わたしに
とっては大変なショックだった。
 山の上の広々としたイメージが一変して、何と敷地いっぱいに沢山の白い
建物が建っていて、懐かしい思い出の地が消滅したようにすら感じた。
 山の上の入口のガンジス河を見下ろす、もっとも美しく景色は昔のままだったが、そこで白人の男性達と、いろいろな歌を唄ったり、一人でぼんやり座って
いたりしたことを懐かしく思い出したが、時の流れが大きな変化をもたらした
のだろう。


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