ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス1

2010年07月26日 | アドバイス
  ☆ 人を元気にする力
 先日63歳の女性を指導しましたが、最近高齢化が進んでいる時代の風潮か
高齢者の方も、時々相談にみえるようになりました。
 わたしの著書やブログを読んで、わたしの年齢を想像し、比較的若い指導者
多い中で、わたしを選んで来て下さるようです。
 そしてほとんどの方がわたしの実年齢を知ると、驚かれますが「なぜそんな
に、いつも希望に満ちて、思い通りに生きてらっしゃるのですか?」と質問を
受けます。Aさんのご要望でもありますが、「先生に会うと元気になり、勇気づけられる」
と、若いクライアントからも、時々言われますが、今回はわたし事で恐縮ですが、今まで
の人生を振り返って、「やり残したことはまったくなく、思い通りに生きてきた」と
胸を張って言えるわたし自身の経験をお話しましょう。

 他人の目にはどう写っても、わたし自身は健康ですし、お陰様で高年齢の割
には大変元気で、同世代の人はリタイヤしている人が多いですが、わたしはまだ
現役です。昔傷めたパーツがときどき気になりますが、今現在のわたしは心身とも
ビビッドに生きています。割合早く結婚し、子育てをしながら、平凡ですがまあまあ
幸せな家庭生活に満足しながらも、何故か20代の半ばから、「わたしは商人の妻で
終わる女ではない」と、心の奥からの声が絶えず囁き続けたのです。

 ☆ 暗示が人生を変える
 そのためには、自己暗示が大変役立ちましたが、わたし達は気がつかずに
「自己暗示」と、「イメージ」で生きています。
そのため、プラス思考で前向きな考え方の持ち主の方が、マイナス思考でネガティブ
な人より、必ず幸せな人生を歩んでいるはずです。
 しかしどんなに楽観的で明るい人でも、新しい物事に立ち向かう時には多少の不安や
緊張感がともないのは当然のことでしょう。
 人間は優れた能力がありながら、秀才とか、天才とか言われる人でさえ、その持てる
力の、ごくわずかしか発揮できないという事実を知りました。
 また人間には「潜在能力があり、それを自ら開発した人だけが、自分で満足できる
人生を歩める」のではないでしょうか。
 たとえば「自分にはこれだけのことしかできない」と考えると、自分の未知の可能性を
摘み取ることになり、それなりの人生となるのでしょう。
わたしがのびのびと自由に、思い通りの人生を歩んでこられたのは、いろいろな先生方
と巡り会い、さまざまな知識や、情報を与えていただき、サポートしていただいた
お陰だといつもと感謝していますが、その先生方の多くは他界されました。 
 わたしにとって、プラスの自己暗示がどんなに効果的であったかについて、回を追って
お話しいたしましょう。
 

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