ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

去って行った友人達

2009年01月28日 | Weblog
   ☆ 去る者は追わず、来るものは拒まず
 ある事が起きていろいろ考えてみると、過去にわたしから去って行った友人
達は何人かいた。理由は「会うたびにあなたは向上しているから」と、ハッキリ
言った中、高校時代の親友、幼馴染で小学生から仲良く付き合っていた親友は
わたしがダンス・スタジオをオープンしたときから、付き合いがなくなり、その後
消息を経ってから、早や30年以上過ぎた。
 何年か以前カウンセリング・ルームを手伝ってくれた同世代のOさんは
それから親しくなり、海外や国内にも何度か行ったが、東北へ桜を見に
バスツアーに参加したとき、話しかけてきた男性に、わたしと親子に見られ
たことで激怒し、それからすぐにカウンセリング・ルームを辞め、友人と
しての交際は絶った。
 もっとも最近では北京の「世界心理治療学会」で、一緒にプレゼンした
大学教授の友人だ。わたしは彼女を尊敬していたし、もう20年以上付き
合っていて、海外の国際心理学会へ二人で何度か行った仲だった。
 北京でわたしが、何かで彼女の感情を害したのだろうか?
食事中に突然、多分ふつうの人なら喧嘩になるような批判的なことを言われ
わたしは彼女の豹変ぶりに驚いたが、黙って聴いて反論はしなかった。
 それから帰国後友人を加えて三人で会ったが、そのときの態度はごくふつう
だったが、長年やり取りしていた年賀状がこなかった。

 今までこんなケースがかなりあったが、わたしの性格に問題があるのかと
淋しく思うし、わたしは同性には好かれないのかと考えることもある。
「それはあなたに対する嫉妬心だよ」と、友人は言ったが、わたしは自他
共に認める目立ちたがりだが、自慢したりひけらかしたりすることは余程
でなければしないはずだ。彼女達が何故わたしから離れていったのか
その気持ちがまったく理解できないこともないが、わたしに魅力がない
のもその大きな原因かも知れない。
 人間大好きなわたしは、いつも誰とでも仲良くしたと思うが、自分から
去って行った人を追うのは絶対にできないし、とても嫌だ。
 長年親しく付き合っていた友人達は、ほとんど病人になったが、でも嬉しい
ことに若い親しい友人達が、だんだん増えてきた。
 そして、その友人達は「能里子さんと一緒だと、ゼネレーションのギャップ
をまったく感じない」と言ってくれるが、それも、幼児性が強く、多感なわたしの
個性が幸いしているのかも知れない。
 自分よりずっと若い友人達とは、長いスパンで付き合えるので、寂しい
思いもすることもないし、ずーっと得だと感じている。

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