ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

亭主元気で家が良い

2009年01月10日 | Weblog
   ☆ 夫の入院
 先日心臓カテーテルの治療を受けた夫は、今回はなぜかとても心配したが
 お陰様で無事に帰ってきた。彼は狭心症のため救急車で4回も運ばれてから
もう7年になるが、そのため自営業の仕事を辞めた。
 今回の入院は多分7回目かもしれないが、彼は心臓の血管にカス?が溜まる
体質らしい。そのため、定期的に検査を受け、血管が狭窄したのが分かると
またカテーテルの治療を受けることが必要らしい。
 初めてカテーテル治療を受けたとき、怖がりのわたしは、先生の説明を聴く
ときは、怖くて真っ青になったようだ。
 そのとき娘も息子も傍にいてくれたが、娘が「ママ、わたし達がよく先生から
説明を聞いて後で話すから、外で待っていたら?」と、言ってくれた。
 でもわたしは、自分の夫の重要なことだから、ガンバッテ聞かなければと、おの
のく気持ちを抑えたが、胸はドキドキして呼吸が早くなり、説明する先生に
「大丈夫ですが?」と聞かれたほどだった。
 でも実はあまり良く分からなかった。
しかし、慣れとは恐ろしいものだ。今回の入院のとき、PCの画面を見ながら先生
の説明を一人で聴いたが、画面をシッカリ見て、(なるほど心臓の血管はああ
なっているのだ)と、きちんと理解できたからである。
 「次はまた8月に入院して検査するんだって」と、夫はげんなりした顔をしたが
それは仕方あるまい。だって、命にかかわることだから……
 でも心臓以外はすべて健康なので、それは有難いと思っている。

 わずか二・三日でもわたしは夫がいないと、淋しがりで、怖がりのわたしは
とても嫌だ。と友人達に言うと、「え!そんなの信じられない」と驚くが、そう
言えば昔から「亭主元気で留守が良い」と言うが、わたしは彼がいないと不便だ
しとても淋しい。我が家は宅急便などが沢山くるし、ゴミは出さなければなら
ないし……一人でご飯を食べるのもあまり好きではない。
 金婚式を過ぎたわたし達夫婦だけれど、彼は家庭的な人だから、早や中年に
なった子供達とも仲が良い。自営業で出張もないし、一日家にいたから、サラ
リーマンのご夫婦と比較したら、何倍も一緒にいることになるが、我儘だけど
見た目より家庭的なわたしを、娘に言わせると「ママは、尽くし型だから」だ
そうだ。でも、決してそう思わないが、わたしの教育?が良いから、我が夫は
男の料理教室へ三年間通い、料理に芽生えて頼めばつくってくれるようになった。
 でも、レシビを確認しながらつくるので、それを観察するのもがなかなか面白い
し、結構美味しいから、盛大にほめることにしている。
 以前はわたしが海外旅行に行く時は、高血圧の夫のために、バランスの良い
食事を毎日考えお手伝いさんに指示し、つくってもらったことが、まるで嘘の
ように楽になった。彼は実にこまめできれい好きだし、家事も驚くほど協力
してくれるので、わたしはまだ少し仕事ができると思った。
 だからわたしは、亭主はいつも元気で、家にいて欲しい存在である。

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