カウンセラーからのアドバイス 19回

　あんなに鳴いていた蝉の声ががピタット聞こえなくなりました。
　やっぱり秋ですね。日中は暑くても、朝夕はしのぎやすくなりました。
　　夏負けしないようにご用心。


　　　☆もしも心に形があったとしたら？　06：9：4
　穏やかでやさしく安定した心は、ふんわりとソフトで、さまざまなストレス
で一パイの心は、きっと固くてぎざぎざ尖っているのではないかと、わたしは
イメージをします。
　もしもそんな心にショック（ストレスなど）があったとしても、丸くてソフト
な心は少し凹んだだけで、その相手も、あまり損傷がないでしょう。
　ところが固くて尖った心は、自分自身も、またその相手もかなり傷つく
ことでしょう。できればまあるくて、柔らかい心の持ち主になりたいものですね。
さてあなたの心の形は、どちらに近いでしょうか？
　
　☆　嫉妬心と競争心について
　でも世の中には他人が幸せになったり、先を越されたりすると、大変腹立
たしく感じたり、嫉妬をしたりして、イライラする人もいるようです。
　いつも自分にあまり関わりないことで気持ちが乱れるので、ますますストレス
過剰になりがち。もしもあなたが「あの人だけには負けたくない」と、いつも
張り合っているタイプだとしたら？実は人生の主役は、あなたがいつも「張り
合っている人」で、あなたは単なる脇役にしか過ぎないのです。
バカらしいではありませんか！
　嫉妬心や競争心の強い人は、どちらかと言うと目立ちたがり屋さんが多い
のですが、そんな人はますます心が尖ってくるので、このように考えては
いかがでしょうか。「他人が何をしようが、自分には関係がない」と。

　またある程度の競争心は、自分を向上するために役立ちますが、嫉妬心は
心の中にメラメラと青い嫉妬の炎が燃えるだけで、まったくメリットがあり
ません。異性間の愛情には多少の嫉妬心は、スパイス的な効果はありますが
それも程度問題ですね。
　　いつも平和で穏やかでやさしい心を育むのは、自分の怒り、敵対心、嫉妬心
など、ナマの感情を上手にコントロールする努力が必要です。
　それでなくても、いつもさまざまなストレスが押し寄せてくるのですから。
　そして心の中の風通しを少しでも良くして、今日も楽しく穏やかな気分で
　過しましょうね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子