引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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夏やすみ。 苦瓜。

2018年08月14日 | いまが旬!

苦瓜、

いまや珍しくもなんともない苦瓜ですが、

大好きでして、

5月に苗を地元・生活クラブでもとめ、

1本植えてみました。

先週、やっとこさ2個なりました。

下の方にチビがいます。

苦瓜(別名ツルレイシ)。

ニガウリ、レイシ、ゴーヤと呼ばれています。、

学名は、モモルデイカ・カランデイア。

原産地は、熱帯アジアや東インド。

中国には明の時代に入り、

日本に渡来したのは1600年前後、江戸時代のよう。

苦味成分は[モモルデシン」。

この苦味の刺激が涼味を感じさせ、

豊富な栄養が暑気払いをしてくれます。

栄養的にはビタミンCを多く含み、

熱に弱いCですが、チャンプルのように

油で炒めてもCが壊れません。

濃い緑色からもおわかりのように

カロチン、ビタミンAも豊富です。

涼味を味わえて、熱を下げ、胃に効き、

目にも効き、強精剤にもなるという

スタミナのつく野菜です。

葉物の乏しい夏、助かりますね。

 選び方ですが、ブツブツの多い方が

おいしいそうです。

 

苦瓜は緑色の「未熟果」を食べますが、

熟すと果肉はオレンジ色になり裂開します。

種は赤く、ちょっぴりグロテスクに。

こんなふうにね。

約2日でこんなになっちゃうんですよ。

この「完熟果実」を試食するつもりでしたが、

この日は、丸1日外出していたので食べられず、

翌日は1日中雨が降ってて・・・・。

 

翌朝見たら、

こ、こんな風に裂開。

果肉は、やわやわ。

種は、下のボトム部分に降りて、

たまっていました。

ちょっぴり雨も入っているようで

食べるのはあきらめました。

 

 わたし、実は昭和33年の夏休みに、

同級生の家の畑で、この完熟苦瓜を

初めて食べています(彼女のお父上

が農業試験場所に勤務されており、

全国から野菜の種子を取り寄せ自宅

の畑でも試験的に育ててらした)。

サイズは7~8cm、色は写真より

ももっと朱色に近く、ブツブツ突起

物がある不気味な実。

甘かったのは覚えていますが、どんな

甘さだったのか覚えてなくて、今年は、

自分で育てて甘みを確かめたかったの

ですが・・・。

 

チビの方は、昼食のおかずにします。

大きさは、スマホと同じです。

種を取ります

ワタもたべてみました。

苦味はなく、しっとりしてて

ちょっぴり甘く、おいしくて

新しい発見。

 

1分間ゆでて、水道水をうたせて

冷やします。

 オーソドックスに、ポン酢でいただきます。

 

冷やしている間にポン酢をつくります。

醤油大さじ1:レモンの絞り汁大さじ1

ポン酢に削り鰹を加えます。

削り鰹は、好きなだけ。

冷めた苦瓜を3㎜幅に切り、器に盛って

ポン酢をまわしかけます。

*苦瓜は、ポン酢にひたしません。

かつお節、もうちょっとかけよう。

 やっぱり、もぎたては、みずみずしく、

さわやかな苦味が格別です。

ジュースもおいしいですよ。

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (しおみかん)
2018-08-28 08:07:03
苦瓜ほぼ毎日食べています。
小さい頃は、苦味が苦手でしたが大人になってからは夏になるとあの苦味が欲しくなります。
すごく身体にいいんですね、あまり効用を考えず、身体が欲するままに食べていました。
ワタ部分は食べたことがないので、今度食べてみようと思います。
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Unknown (引頭佐知)
2018-08-28 10:21:57
苦味からくる涼感が爽やかで、しゃきしゃきした食感もうれしくて、くせになりますね。来年、育ててみてください。採りたてはちがいます。
返信する

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