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珠洲の二三味浩美さんから宅急便が届きました。
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二三味さんは、わたしの教室の生徒さんでした。
ある日、趣味をたずねたら
「ケーキを焼くことかな」。
じゃ、教室の食後のケーキ焼いてくれば?
「焼いてきました~♪」と持参の
チーズ・ケーキがとてもおいしく、
毎月の食後のケーキをオーダー。
みんなのほめ言葉に触発され、
レシピも底をつき、
本格的にお菓子を学び、昨春帰郷。
早くも昨夏からは、地元珠洲でパティシエとして
一歩を踏み出しました。
お店ですか?
珈琲好きの若い方ならきっとご存知、
あの二三味珈琲(妹さん経営)のcafeコーナーを
切り盛りしているのです。
二三味珈琲cafe
珠洲市飯田町7-30-1
TEL 0768-82-7023
お近くにいらした方はぜひ、いらしてください。
こういう顔の女性が迎えてくれるはずです。
<大浜大豆>です。
ネットで検索していただければわかりますが、
この大豆は、珠洲で昭和40年代まで栽培
されていた大粒大豆。
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3年前だったか、二三味さんから
「父が地元の、幻の大豆の復活に燃えています」
と聞きました。
その晩秋から、
「収穫したてです」
といただいてきました。
ふっくらとした大浜大豆。
もどして炊いてみればわかりますが、
深いコクと、大豆特有の香りがしっかり味わえます。
「あの大豆はほんとうにおいしかった・・・」
と地元の声があっての復活とのことでしたが、
当然のこととおもいました。
しつこいようですが、
詳しいことは、ネットで検索してください。
ホットなおはなし満載です。
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しかし、あれですよね。
おとうさんのニ三味義春さんとみなさんが
気がつき、起ち上がり、栽培しなければ、
大浜大豆は、絶滅してたかもしれないんですよね。
だって、今の若い人たちは、
その味を知らないで育っているわけですから。
みなさん、
買い支えていきましょうね。
それが、わたしたちの役目です。
電話番号、みえますか。
金沢の和菓子屋さん<かわむら>さんで
販売されている、
二三味さんの大豆の甘納豆。
なにより、すてきなのは、
大豆の香りが味わえる甘納豆ということ。
砂糖は、使いすぎると、素材そのものの味
を殺します。
でも、この甘納豆は、ちがいます。
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下は、大浜大豆の豆乳。
ほんっとうにおいしいです。
くどくなくて上品な甘さ。
でも、コクはしっかり。
左は黒大豆の豆乳、これがまた、
黒大豆ならではのおいしさ。
コクと香りがわたし好み。
豆腐も含めて、
黒大豆ファンにはたまらないでしょうね。
おいしそうでしょ。
下は、からし菜。
カラかったです。
つーーん、錆びついた脳みそ直撃。
でも、美味。
からし菜の種。
なんたって、乾物派ですから、
塩蔵わかめってほとんど食べないわたしです。
ところが、
肉厚な、わかめ。
もどしてみました。
いかがです。
香りがいいのです。
ちょっと、広げてみました。
みなさん、若布をなにげなく食べてるかも
しれませんが、若布って、もどすとこんな
形なんですよ。
右半分も並べたら、大きいんですよ。
あ、下の写真のこの子。
宅急便を開けたとき、
二三味さんそっくりなので、
「二三味ったら、自分の手ぬぐい作ったんだ」、
と、笑ったのですが、妹さんのお子さん、
つまり甥っ子さんの顔でした。
福ちゃんです。
このイラストとデザインは、
二三味さんの弟さん作。
いやー、ごちそうさまでした.
news!
29日、おとうさんのお店がオープンしました。
店名は「交流会館狼煙(のろし)」。
取り扱い商品は、
大浜大豆+深層水の豆腐、豆乳、大豆、小豆、
きなこ、能登の塩、野菜、地元のおばちゃん
手製の民芸品です。
能登半島の先端にある珠洲。幻の豆腐の味
たずねていらしてください。