雑感。
カメラは、
教室のときと同じデジカメ
CANON620F。
瞬間瞬間を、乱れ撮り。
漁の写真は大量に撮りましたが
いかんせん、望遠がないので
遠方は、これがギリギリ。
写真は
箱めがねで、昆布をさがして(選んで)
いるところ。
さて、昆布漁は3人で船にのると
聞いていました。
3人にはそれぞれ役目があり
舳先には、昆布を揃えたり結束する人。
中央には漁をする人。
船尾には、船が動かないよう
安定させおく「止っ子」。
鹿部の天然漁では、3人操業の
船はなく、1人~2人でした。
人手不足なんですね。
8月2日だったか、
休憩中の漁師さん達が、
「でも地元の高校生が2人、
昆布漁師になるってテレビが
言ってたよ」
「うれしいよな」
若いその世代の輪が、
来年、再来年へと繋がって
輪がひろがるかもしれません。
可能性を秘めた明るいニュースでしょう。
<天然真昆布と養殖昆布>
尾札部、川汲浜の漁は終了していましたが
運良く、鹿部浜で解禁、見学できました。
鹿部港にて。
朝10時。
続々帰港する船。
そのなかで一番立派だった
鹿部浜産の天然真昆布です。
こちらは、尾札部で撮った
養殖昆布の水切り風景。
水切り後、干場へ。
素人ながら、しかもたった4日間でも
毎日、採集された昆布を見ると、
よく育った昆布の漁師さんは、
雰囲気、働きぶりがちがいます。
いよいよ発ちます。
朝食後、拾い昆布の女性に
お礼を言おうと
急ぎ、行ってみました。
朝8時。
もう干してありました。
やはり、今日も浜なんですね。
いただいた根昆布は、
女性に教えられた通り、
2日間水に浸けてみました。
2日目、トロリ、トロ~リ。
豊かな漁場の南茅部、噴火湾。
駆け足でしたが、
岩田さんのご案内で
地元の特産加工品の見学を
させていただきました。
<川汲町>
昆布加工の「かまだ商店」さん。
場内に足を入れるとやさしい
酢昆布の香り。
これは何だと思いますか?
答えは、
つどーる・プラザ・さはらで催行した
だしとり教室のお椀のなか。
「今度、とろろ昆布削りの体験しに
どうぞ」
誘ってくださったお嬢さんと戸崎部長。
行くかも。
<鹿部町>
無添加たらこ製造の「道場水産」さん。
「1本どうぞ!」と道場登志男常務。
この写真より大きいサイズを
つるっと、1本試食。
噴火湾のスケソウダラのたらこは
皮が薄くていただきやすく、
粒はプチプチしっかり。
<砂原町>
帆立の加工場「丸太水産」
噴火湾の帆立は、肉厚です。
工場内は、白衣を着用。
手で抑えてるのは、バッグ。念のためww。
工場長 米坂さん。
「干し貝柱、家庭でもつくれますよ」と
作り方を伝授していただきました。
<砂原商工会々長・岩井光男さん>
「わたしの人生、演歌です」と
自己紹介されてましたが
情の厚い方。
今回、ご多忙のなか、
空港からのピックアップ、
宿泊先選択、
Yさんのご紹介、工場見学等
お連れいただき、
大変お世話になりました。
<いろいろお世話になりました。
温泉旅館「鹿の湯旅館」の
女将さんと尾札部出身の従業員さん>
お2人共美しく、働き者。
しかし、あんなに毎日お話して
たのに写真もなく、お名前も
うかがってませんでした。
鹿の湯は、大正時代創業の温泉旅館。
全く疲労感がないのは、
地元で採れた魚介や野菜料理
と温泉のおかげかもしれません。
鹿の湯さん町内のお寿司屋さん
「大ずし」の大将夫妻にもよくして
いただきました。
もう少しいたかった
そんな南茅部の旅でした。
函館へ向かいます。