引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知の和食ラボ 2016年10月26日

2016年10月28日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

自然界の紅葉は、もう少し時間が

かかりそうですが、お椀の景色で

ちょっぴり季節の先取りをします。

かんぴょう(干瓢)

6月~8月が収穫期です。

夕顔の未熟なうちに果肉を3~4cmの

帯状に平たくむいて干しかんぴょうに製造

します。主産地は栃木県壬生市。

 

以前、NHKの番組ほっとモーニング出演

の際、主産地の栃木県壬生市の篠原商店さん

をお訪ねし、畑での収穫から干すまでを取材

させていただきました。

栄養的にもすぐれておりカルシウム、リン、

鉄分が豊富にふくまれており、食物繊維の

含有量もたっぷり。

 

◎かんぴょうは、水分を15%残して

製品にしていますから、カビや虫がつ

きやすく、そのため亜硫酸ガスで真っ

白に漂白したものが出回っています。

家庭では生成り色の「無漂白」のもの

をお求めになるようおすすめします。

 

このふっくらした戻り具合も無漂白の

かんぴょうならでは。

かんぴょう料理はいろいろ。もどすのを面倒

がらず、使い慣れるようにしましょう。

 

 一番だしです。

昆布とかつお節も、乾物。

 

おだしが取れたら、乾物を炊いていきます。

すり鉢で海老をすります。

フードプロセッサでも大丈夫ですよ。

海老そぼろは、しっとりほろほろ

してきたらできあがり。

カレー風味の照り焼き。

照り焼き、今日はレタス包みで!

レタスを直径8cmくらいの手のひら

サイズにちぎってね。

まな板の上に巻きすをのせて、

その上に海苔を縦において、

のせていきます。

酢めしの広げ方、

ちょっと乱暴者。

酢めし、も少し乗せて、ひろげてね。

いつものことですが、こういう

工作的な作業は、みなさん

大好きです。

盛り付け終了!

さて、お椀です。

柚子、今日は皮をおろします。

すりおろした柚子を振り入れてます。

柚子、あんまり写っとらんですね。

おひたし。

今日はざくろをあしらって。

ほんの少しつかうと、

「この赤い実、なんだろう?」って、

季節のサプライズに。

 ラボのみなさん、復習しましょう。

そうそう、

かんぴょう、干し椎茸、海老そぼろは

前日につくっておけばいいんですよ。

 

 

 

 

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