引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)日本料理きほん学級(2010年2月6日)鶏の照り焼き・稲荷寿司、けんちん汁・

2010年02月10日 | 和食はじめの一歩教室

2月の初めの午の日が初午。

初午の日の料理といえば、稲荷寿司が全国共通です。

わたしは、お寿司好きなので、お寿司のレパートリーは

たくさんありますが、2月は、お稲荷さんときめています。

.

今日の出汁は、かつお節と煮干のを2通りを取ります。

稲荷ずしの袋と具は昆布+削りたてのかつお節

(枕崎産・1本釣り本枯節)の一番出汁。

けんちん汁は昆布+煮干(伊吹島産中羽)。

.

かつお節は、教室到着順に削ります。

Img_2853

初めは、上手に削れなくても、いいんですよ。

まずは削ってみること。削り立てのうま味を知ることが大切。

2通りの出汁を取ったら、稲荷寿司の準備から

はじめましょう。

Img_2743_2

さて、油揚を炊いています。

油揚に煮汁が染みていい香り。

もう少し炊いていきましょう。

Img_2755

油揚を煮込んでいる間、他の料理に取りかかります。

鶏のもも肉を照り焼きにします。

Img_2742

実は、鶏の照り焼きは雀の照り焼きの代りです。

ご存知のように、稲荷神社は稲を護る神社。

京都・伏見稲荷の参道の店では、雀の照り焼き

が名物とされていました(現在はどうなのか)。

雀は稲を食い散らかす害鳥なので、捕獲して

焼き鳥にして食べてしまおう、という意味合いか

ら始まったのだそうです。

この一番寒い時期は、肉も魚も脂が乗って、おい

しいですしね。

.

いい焼き色がついてきました。

*厚手の鉄のフライパンで焼いています。

因みに、わたしはテ0ロ0加工のフライパンは使いません。

理由?2つ並べて、同じ料理をつくってみてください。

わかります。

カンタンは、カンタンな味です。

それと、鉄のフライパンなら鉄分補給にもなります。

Img_2757

照りじょうゆの香りが食欲をそそります。

Img_2760

下は、おかず汁、けんちん汁の材料です。

人参、干し椎茸、ごぼう、大根、里芋、せり、豆腐こんにゃく・

・・プラスねぎの9種。

これだけそろえば、煮物は不要。

栄養バランスもよく、身体が温まります。

Img_2750_2

油揚が、扱いやすい温度に冷めてきました。

Img_2762

酢めしも炊けました。

さあ、お稲荷さんを作りましょう。

Img_2763_2

もくもく、もくもく・・・・・。

左は、裏返したもの。食感が違うので味も違います。

Img_2773

Img_2783

鶏の照り焼きも盛り付けました。

Img_2769_2

さ、最後はお椀。

「けんちん汁、あたためましょう!」

Img_2841_3

調味してから、吸口のねぎを添えます。

Img_2784

いっただきまーーす!

Img_2786_2

下は、出汁がらの煮干で作った炒り煮。

Img_2832

下は、こやまさん持参の八朔?

Img_2791

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする