九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

日本のテクノロジー

2008年10月31日 00時01分00秒 | Weblog
ハンドメイドジャパン。
世界がグローバル化して多くの製品が諸外国で作られるようになった。
そんなグローバルな時代に未だハンドメードでタイヤを作る工場が日本に存在していたのだ、そして最新の技術を使ったロードタイヤが眠りからさめ産声をあげようとしている。
ダイワボウプログレス、ソーヨタイヤで縫い目が無いシームレス技術が特徴で、競輪用のタイヤ生産を手がけるオンリーワンの工場。
何処までが手作りなのかと興味本位で訪れた工場の扉を開いた瞬間、俺は時代をトリップさせられた。(すべて手作り)
工場の中は最新のマシーンで無く手作りのマシーンが動く、ほとんどが女性で昔の紡績工場と同じような感じだ、神経が細やかで手先の器用さが必要とされる匠の世界がここにもあった。
女性の職場にしては雰囲気が静かで一つ一つの工程に集中しているのがわかる、何度も何度もトレッドの位置を目で確認しながら寸分の狂いも無いように貼る姿は妥協を許さない。
昔からトラックのタイヤはこのシームレスの技術で世界チャンピオンも取っているがロードのタイヤは製造していなかった。
しかし今回ロードの超高級ハンドメードタイヤが生まれようとしている、それもシームレス技術でだ、縫い目の無いタイヤを作れるのはこの工場だけ、レットには天然ゴムを使っているために熟成が必要で、簡単に世の中には出てこない、軽量で普通の決戦用のタイヤより当然軽い、出来上がりが待ちどおしい。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (DNF)
2008-10-31 00:43:11
こういう技術は守らないといけないです。しかし決戦用ホイールはMUURのアルミなのでチューブラーは使えません。

MUURカーボン欲しいけど、買ったら嫁さんに怒られる。それに脚力もないから意味を成さないですね。
返信する
Unknown (king)
2008-10-31 08:18:20
MUURのチューブラーリム使用がある、
価格はWOと同じで格安、使用はほとんど同じだがリムの高さが少し低いだけでリム重量も420gほど、今年ポルトガルのレースで実走済み。
返信する
お礼 (daiwabo 山本)
2008-10-31 09:53:29
先日はお忙しい所ご来場頂き誠に有難うございました。
皆様のお役に立てるよう、社員一同一丸となりジャパンチームの勝利を目指します。
返信する
ご来場有難うございました (工場社員)
2008-11-02 20:55:37
海外品に負けないタイヤを作って行きます。
また工場へお越しください!お待ちしております。

返信する
シームレス (ある現役選手)
2008-11-15 23:44:35
実際私どもが、一万円近くでいつも買ってるシームレスは、ダメですね。20年以上使っていますがいつまでたっても進歩しない。最近は、新品からトレッド剥がれ、バルブの膨らみなどでクレームも多くダメです。固定ローラー乗ればわかります。よっぽどの職人でないと綺麗に貼れずコンコンとバルブ付近で段差を乗り越えるみたいです。認定部品は、これだけなので仕方なしで使っています。3ヶ月6場所くらいでおシャカになるしね。安くていいタイヤはゴマンとあるのに/
返信する