九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

パリルーべ

2007年04月23日 09時57分39秒 | Weblog

昨日倉庫を整理していると。、パリリーベを走りぬいた時の一コマが出てきた。一度はロードレーサーで走って見たかったレースの一つだったが、残念ながらかなわなかった。しかしほぼ同コースを2日間ではしるMTBパリルーべに参加したことがある、1日目ゴール後、チームメートにここをロードで走るのかと聞いたところ、もちろんだと答えられた。それほどまでに石畳が荒れている。
MTBのレースといえばロードと全然違うイメージがあり、自分も初日はぼぼノーマルバイクで参戦、攻撃どころか着いていくのがやっとの状態、そこで気が付いた事はホークがリジット。ショックがあるとダイレクトに力が伝わらず踏み返しで遅れてしまう、そこでホークのエアーを全部抜いてロック、タイヤをMTBのタイヤからロード用とほぼ同じサイズに変更した。MTBというより、ロード競技、ハンドルバーのみがフラットバー、出場選手も、ほとんどがロードのプロ選手でパリルーべ経験者とか、ロードのベルギーチャンピオンとかばかり、そういう俺もロードの選手でチームメートはシクロクロスの世界チャンピオンが3人。
スタート前にコースどりが難しいから、俺らを良く見て走れと世界チャンピオンのポールが指示をだす、初めて走る慣れないコースと横風で1列棒状、突然現れる石畳と高架道路、パリルーべつて平坦じゃなかったっけ、メデアの嘘つきと心で叫びながら第2グリープで走る、1分前には10人ほどの先頭グループが形勢されており、チームメートが3人、このままレースは終わるかと思われたが、残り40kmほどで初出場のなのにコースが手にとうように解るではないか、見たことがある景色がバンバン現れてくる、次のコーナーを曲がると石畳で風は右からだし、観客が多いから風の心配はいらず、高速ラインだとか不思議な体験。右横に駆る置く発電所が現れた所で、ここが最後の勝負だと横風を受けながらアタックすると、一気に先頭グループに追いつき、その勢いで石畳突入した。このままスピードを落とすとはじきあがる自転車を止めれないから突き進む。ここで単独となり残り10km。後方からベルギーロードチャンピオンのファンデンアベーレが追撃してきた、後ろに付かれるがスピードを落とすと後続に捕まる、だからといって先頭交代が出来るような路面では無い、懇親の力を足にこめゴールを目指し、残り500m300m200mと時間が止まったようなスローな時間、目の前に現れた監督がアドワットと叫んだ瞬間、目視を忘れて聴覚に神経が行ってしまった。そして頭で考えた瞬間をつかれ先行を許してしまう、この一瞬が勝敗を分け2位。
アドワットは右という意味で、自分から見て右か監督から見て右なのか迷った為に先行を許してしまったのだ。
それにしてもインタビューで、あなたは何処から現れたのですかだって、小さいから気が付かなかっただけじゃ無いかと言ったら笑われた。
そうパリルーべ初で2位は快挙、不思議な経験はパリルーベを何回もビデをデ見ているからコースが手に取るように解ったのだ、有難うビデをテープ。