九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

感じた事

2007年04月03日 23時14分55秒 | Weblog
2日間U23の練習を見て感じた事は、昔の選手にあった豪快で切れ味鋭い選手がい無い事、日本の若者のレベルがここまで下がっているとは想像もつかなかった。
でも全然ダメでは無いことも確か、この選手たちは今まで何をして良いのかという所で指導者が居なかった事が最大の欠点、ここナショナルチームは世界を目指す選手がトレーニングする場、ここで練習の基本や理論を身につけさせる最短ライン、
この若者の中から成功者がでるかどうかは今後の激しい練習と海外遠征での実戦が物語るだろう。
頑張れ日本の若者よ、近隣諸国の選手に負けるな。

強化合宿始まり

2007年04月03日 00時34分28秒 | Weblog
以前から強化合宿の重要性を指摘してきたがここ十数年行なわれていなかったが、俺がロードナショナルチームの監督無になり、これでは世界とは戦えないと判断、今回強化合宿を自費参加でもやるかととの問いかけで16名の日本を代表する若者が、大阪に集結、新たな第1歩がスタートした。
ここで肉体から精神まで、ナショナルチームの一員として戦えるか選考される、その昔俺らの時代はハードな練習で肉体も精神も極限状態で負ければ選考からはずされる運命にあり、何が何でも勝ち抜くしかなかった、そのハードさから夜中に逃げ出す選手も居たほどだった。
今日は昨日の移動やレースの疲れもあるが、早くも実戦練習でスタート、昨日のチャレンジチャンピオンが負ける波乱で幕があけた、そうだ、これが本当の実力の世界、今日勝った選手は明日はターゲットになる、それでも生き残れる強さを見につける弱肉強食の世界、自転車に乗り練習が始まれば鬼になれ、優しさは捨てろ、優しさがあると鋭さが鈍る、仲間を蹴落としてでも生き残らなければならない無常の世界が強化合宿だ。
今回の選考合宿はただ単に皆で集まって練習する事では無い、極限状態に追い込まれ時の危機管理が出来ているか、その選手の隠された能力を見るためのものだ、ここで生き残った数人が先陣を切り、イタリア派遣、そして5月のアルゼバイャン(イラン)に送りこまれる、特にイラン組みはエリート選手のアシストを兼ねるから耐久力が無いと話にならない。