仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

体調崩す:仕事も心配も増える

2008-02-04 06:09:48 | 生きる犬韜
2/3(日)、早朝にハッと気づいたら雪景色になっていた。ここ数日、中野区区民サークル〈あけぼの会〉での講演、卒論の口頭試問などがあり、準備で四谷近辺に泊まり込んでいたりしたので、ニュースや天気予報をみる機会がなく、かなり驚いた。ぼくはたぶん精神的に子供に近いので、雪だの台風だのが来るとワクワクしてしまう。とくに、自分に外出の用事がなければなおさらである。しんしん…というよりかなりの勢いで降ってくる雪を、こたつのなかよりしばし堪能。自坊の境内もすっかり白く埋もれた。

それはそうと、このところ体調が芳しくない。昨年の急性胃炎ほどではなかったが、金曜の晩にも酷い胃痛に襲われた。〆切間近の厖大な仕事を前に根を詰めて作業をしていた(しかしあまり進捗がない)せいもあるだろうが、どうやら風邪に撫でられているようで頭痛も覚える。おまけに、土曜の学科会議でさらなる仕事が舞い込んだ。3月のFD委員会で史学科代表として報告をせよとのこと、報告書作りにはさほど時間を要さないだろうが、余裕のない精神状態なのでストレスがかかる。胃痛、頭痛もストレスのせいかも知れない。しかし、その報告の内容「学生のモチベーションをいかに向上させるか」は、ぼくにとっても極めて重要な問題なのでやりがいはある。このブログでも時々構想を述べているように、自分では細々と工夫しているつもりなのだが、充分に効果を得られていないこと、学部や大学全体で取り組んだ方がよいこともある。折しも東大教育学部の調査結果が公表され、授業に関心が持てず勉強をほとんどしない学生の実態が明らかになった(もちろんそんなことは前から分かっているのだが)。「一生懸命やっている子もいるんだよ」とか、「学生側の問題でしょ」で済まされることではない。

…しかし、物研シンポの報告はどうしようかな。FD委員会はシンポの5日前だし、考える時間がまったくないぞ。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 後期授業終了:しかし大変な... | TOP | 草木成仏:良源と樹木と長谷... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 生きる犬韜