人文学系情報発信型ポッドキャスト「四谷会談」の第4回の更新です。今回のテーマは、「場所論」実践篇。前回理論篇では、イーフー・トゥアンやエドワード・レルフが取り戻した「生きられた場所」を評価しつつも、「場所」の持つ閉鎖性を注視し、インゴルドのウェザー・ワールド論、柄谷行人の遊動論などを参照しつつ、場所からより開かれた「環境」へという文脈で語ってゆきました。ここでは、保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』から、異質なものの交差により組み換え、書き換えの行われる「場」を見出し、場所が開いてゆくための回路を、その具体相に注目しながら模索してゆきます。また、〈地元〉や〈故郷〉の価値が見直される現代文学の風潮、サブカルチャーの傾向がいかなる意味を持っているのか、参加者の経験も振り返りつつ論じてゆきます。
《第4回収録関係データ》
【収録日】 2014年6月13日(金)
【収録場所】 上智大学四谷キャンパス北條研究室
【収録メンバー】 山本洋平(司会:英米文学・環境文学)/岩崎千夏(トーク:日本文学・中国語)/堀郁夫(トーク:株式会社勉誠出版編集部)/新飼早樹子(アシスタント・トーク:歴史学・日本古代史)/北條勝貴(技術・トーク:歴史学・東アジア環境文化史・心性史)
【主題歌】 「自分の感受性くらい」(作詞:茨木のり子、曲・歌:佐藤壮広)
※ 文献紹介は、ちょっと失敗気味ですね。自分なりに読み直したコメントなど、今後FBを通じてアップしてゆきます。
《第4回収録関係データ》
【収録日】 2014年6月13日(金)
【収録場所】 上智大学四谷キャンパス北條研究室
【収録メンバー】 山本洋平(司会:英米文学・環境文学)/岩崎千夏(トーク:日本文学・中国語)/堀郁夫(トーク:株式会社勉誠出版編集部)/新飼早樹子(アシスタント・トーク:歴史学・日本古代史)/北條勝貴(技術・トーク:歴史学・東アジア環境文化史・心性史)
【主題歌】 「自分の感受性くらい」(作詞:茨木のり子、曲・歌:佐藤壮広)
※ 文献紹介は、ちょっと失敗気味ですね。自分なりに読み直したコメントなど、今後FBを通じてアップしてゆきます。