仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

新年度スタート

2011-04-01 10:51:16 | 生きる犬韜
今日は早朝から出勤、9:00から学生センターへ「出頭」した。准教授昇任ともうひとつ、「学生センター長補佐」なる辞令を受け取ったのである。センター職員の皆さんにご挨拶し、業務の説明を受けた。当初はもっと繁忙化するかと不安だったが、何とか乗り切れそうな範囲である。しかし、今年度はさまざまに不測の事態が予想されるので、責任は重大だ。職員の皆さんの足手まといにだけはならないよう、力を尽くしたい。まずは、課外活動の部室があるホフマン・ホールが管轄になるため、早急に運営規則等々を頭に入れておかねばならない。背筋を伸ばしてがんばろう。
昨日は在校生のガイダンスに出席し、久しぶりに学生たちの顔をみてちょっと安心した。しかし、今回の震災、原発問題の被害を直接に受け、落ち込んでいるものもいる。事態はまるで改善されてはいないわけで、今後は彼らの心身のケアが深刻な課題になってくるだろう。こちらにも充分配慮しておかねばならない。

原稿の方は、震災後に1本を脱稿し、3本を校正中である。授業が始まるまでに脱稿しなければならないものが、あと1本。その後は6月に1本、8月に1本、9月に1本。「滞納」している書評が2本、単行本が4冊。昨年報告したシンポジウムで、執筆依頼が来そうなものが1本。それから、11月にシンポジウム報告が1本。単行本については、2月に、「歴史とは何か、歴史学を学ぶとはいかなることか」という大命題を掲げたオファーを頂戴した。垂涎の企画で大変にありがたかったが、他の執筆が進んでいないので今回は辞退させていただいた。しかし、いつかは取り組みたい、取り組まねばならない書籍になるだろう。とにかく、昨年度の月刊状態よりは余裕がありそう?だ。これ以上はできるだけ増やさないようにして、何とか順次単行本を書き上げてゆきたい。

※ 写真は、偶然3.11.までだったSuica定期。
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