4月の人口動態速報の出生は、前年同月比-1.3%とマイナス幅は縮んだものの、3月に-10.2%も下がった反動だろう。過去1年間の前年同月比は-5.2%で、出生率では1.15人のレベルだ。パートへの適用拡大は必要だが、低所得者の負担を重くして、出生に悪影響を与えないか気掛かりだ。年金の財政検証が出るようだが、出生の現状は低位推計の1.13人に近く、しかも、下げ止まっていない。このままでは、年金改正がなされる来年には低位推計も突き破ってしまう。低位推計の1.13人ですら、子世代は親世代の55%しかおらず、9割増しの負担になる。今は危機感がないが、将来は政治的にも経済的にも耐え切れず、「棄老」に追い込まれないか心配である。
(図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ca/c665d5dee21d66e6b84dccf1eebea73b.png)
(今日までの日経)
パートらの厚生年金加入、企業規模要件を撤廃。氷河期世代の低年金を危惧。将来の年金、来月3日公表。
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パートらの厚生年金加入、企業規模要件を撤廃。氷河期世代の低年金を危惧。将来の年金、来月3日公表。
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