輸出が減少して、製造業の設備投資に影響が出ているだけでなく、建設投資の動向も怪しくなっている。公共が足を引っ張っているだけでなく、企業の建設投資も下降しているからだ。住宅投資は、増税前の駆け込みのせいか底打ちを見せるが、多少にとどまる。当然ながら、景気を先導する需要となる「住宅・公共・輸出」の合成も低下中である。消費と設備投資は上向きで自立していたが、資本財出荷の国内供給は失速の兆しを見せる。景気は、緩やかに「後退」しているのではないか。
(図)
(今日までの日経)
FRB、新緩和策を検討へ。細る国債、不正の温床に。リスク警戒 世界に波及 金利逆転、銀行株を直撃。
(図)
(今日までの日経)
FRB、新緩和策を検討へ。細る国債、不正の温床に。リスク警戒 世界に波及 金利逆転、銀行株を直撃。
なぜ首相は増税積極派になったのか理解に苦しみます。正直、私はネットでは左派認定される側だから彼の思想はあまり好きではないのですが、経済に関しては過去は言動からして財務省と距離を置いていたのは明らかで、あてつけで海外の反緊縮派の学者を会議に読んだりもしました。そのスタンスだけは賛成してただけに、最近の豹変ぶりはがっかりです。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO42979750X20C19A3EA2000?n_cid=SNSTW001
私はなんだかんだで増税延期するのかな、と思ってましたが、これを読んで非常に悲観的になりました。増税延期なら、今頃は観測気球が上がってもおかしくないのですが、今回は前回とは違い1度もありません。憂鬱です。