kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

これも都市のオアシスと言えるのか

2013年07月31日 | 都市
庭の雑草はうっとうしい。
しかし、車がわがもの顔に道路を占拠し、人間が隅っこに追いやられる場所で、
緑を見つけると、なんだかほっとする。
新宿西口広場、地下の排気塔にまとわりつく蔦も、なんだかいとおしい。

車社会を否定するわけではないが、大都市東京の混雑はなんとかならないのか。
まもなくやってくる、月遅れ盆。
東京の人の少なさは、思いのほかすっきりする。
いまだに東京の企業が、地方出身者に支えられていることを実感できる貴重な時間である。
(カメラ爺も、東京は人の住むところではないと言いながら、半世紀近くたったけど)
この時期、杉並区に光化学スモッグ注意報が出ることはない。

この行列、なんだあ!

2013年07月30日 | グルメ
某日、ランチタイムに神田西口商店街を通ったら、すごい行列。
「神田ラーメン わいず」
これじゃおそらく20分待ちだろう。
「ぐるてれ お願い!ランキング 神田の人気店BEST5」のNo.1だ。
調べてみたら、横浜の家系で、こってりスープ。
「濃厚旨口醤油」とある。
あっさり、さっぱり、昔ながらのラーメン好きなカメラ爺には「お呼びでない」。

で、この日は、新宿まで足を伸ばして、西口エルタワー地下2Fの「直久」へ。
いつもの醤油ラーメン太麺手打ち風味。
名古屋コーチン・赤鶏などのスープは、ちょっとくせはあるが、それもクセになる。

中央線快速の移動時間でランチタイムがはずれ、ゆったり食べることができた。
量が少なく物足りない感はあるものの、カメラ爺の世代にはヘルシーと言えるだろう。

小さな生命・・・

2013年07月29日 | 植物
いつもはシンクの三角コーナーに捨てられていたニンジンの切れはし。
ある新聞記事のコーナーに「水を絶やさなければ、新芽が自然に生えてくる。少し大きくなったら、サラダにまぜて食べよう」とあった。
「そんなものかな」と思って試みてみる。
無人島のヤシよろしくしっかり伸びてきた。
どこまで伸びるのか。

植物にも生命があることを改めて認識させられた。
いずれカメラ爺の口の中に入ってしまうのだけれど…

マリモではありません

2013年07月26日 | 植物
風が吹いたせいか、道端に、近所の家の栗の木から、
未熟な実が、大量に落ちていた。
なんだか北海道阿寒湖のマリモを思い出した。

この家、いつも木々が鬱蒼としていて、
廃屋のようにも見えるが、夜になると玄関灯や部屋の電気がついているから、
人が住んでいるのだろう。

ま、車や自転車のタイヤをパンクさせるほどではないにしても、
早く路上から撤去しないと近所迷惑だ。

カメラ爺にとっては、秋の味覚を思わせる風物詩だけれど…

新宿鬼子母神?

2013年07月26日 | 
ニコンショールームのある西新宿のLタワー28F。
月1回、フォトサロンを訪れる。
エレベーダーホールから見下ろす左下の一角が気になっていた。
ビルの谷間に墓地があるのだ。
ズーミングすれば、概要はわかるのだが、シャッター押すのを躊躇してしまう。
調べたら、常泉院。
新宿鬼子母神とある。
あれ? 鬼子母神は入谷だけじゃないの?

それはさておき、こんなところにに墓地があることに驚いた。
ていうか、もともと寺のあった地域にビルが建ち並んだだけなのだ。
何も知らないよそ者が、とやかくいう筋合いのものではない。
しかし、違和感があるのは事実である。

スマートではないスマートハウス?

2013年07月24日 | 建物
朝方、我が家の前の狭い道路を、大型トレーラーが、何度も往来する。
荷台には何やら、家の一部らしきものが載せられている。

何事かと思い、行き先を追った。
近くの駐車場だったところに、クレーンで持ち上げ、積み上げていく。

大分前、ユニットハウスなるものを聞いたことがある。
工場で各部屋を組み立て、それらを建築現場に運び、組み合わせていく。
今も、こんな工法が住宅に使われているのか、驚きである。

「一日で組み上がります。各ユニットをボルトで固定するだけ」
「バス、キッチン、内装まで、すべてできるには2カ月かかりますが…」
と現場の交通整理をしていたおじさん。
パンフレットをくれた。

セキスイハイム。
創エネ、省エネ、蓄エネの次世代住宅「進・スマートハイム」とある。
これがスマートハウスなるものか。
現場を見ると、とてもスマートじゃない。
「こんな家住みたくないな」と思ったら、案の定、アパートだった。

近所には、たくさんの古いアパートがあるが、空き家が目立つ。
「最近の若い人たちは、新しくないと見向きもしない」と不動産屋さんが言ってたっけ。
安普請に見えるけど、屋根全面にソーラー、蓄電、快適な空調とあれば、
入居者も獲得できるのだろう。

それでも、個人的には、なんだかなあ、という感じである。


星砂の浜を思い出す

2013年07月23日 | 現場


とあるところに、相方が星砂の入ったミニボトルを置いた。
少々毒々しいが、逆光できれいに見えた。
しかし、カメラ爺が、20年以上前、沖縄・西表島の土産に購入してきたものとは違う。
どこで手に入れたのか。

当時、取材で、この島を訪れたことを思い出した。
石垣島からフェリーで35分。
下船したら、目の前に交通信号機があった。
車の往来もないのに「なんだこれは?」と思ったら、子どもたちの交通標識の認識のためだという。

西表島といえば、イリオモテヤマネコくらいしか知らない。
島の90%が亜熱帯林、しかも島の面積の80%が国有林だという。
人口2,300人強(2005年)の島に、今は40万人以上(2007年)の観光客が来るというのだから、
まさに島ガールあこがれのスポットだ。

当時、星砂の浜には、ほとんど人はいなかった。
真っ白な砂浜に手のひらをつけると、
星型の砂がくっついてきたことを思い出す。
普通の砂ではなく、有孔虫の殻と言ってしまったら、ロマンも無くなってしまう。

この島、最近はどうなっているのか知らない。
あの朝ドラの太巻さん似の星野氏が、リゾートを作っているくらいだから、
随分雰囲気が変わっているのかもしれない。


満月の夜、狼男は変身する?

2013年07月23日 | 
テニス仲間のSさんと、アフターテニスの泡を飲んでいた。
「今夜満月よね」
と同意を求められたものの、分らないから返事ができない。

家に帰って、夜半、ベランダから空を見上げると、
黒い雲の合間から丸い月が顔を覗かせている。確かに満月だ。
急いで、カメラを持ってきて、ピントを合わせる。
これまで、満月を何度か撮ったが、
雲が写り込んだものはない。

ニコンD5000は優れものだ。
シャッタースピードを200分の1に設定して、ズーム200mm、AUTOで撮る。
満月の夜、狼男が変身するような、不気味な写真ができた。

なんだか、これからの日本に暗雲がたちこめていることの象徴、
と言ったらうがちすぎか。

参院戦、圧勝の自民党に何を託すのか

2013年07月22日 | 
全国で自民党の「花は咲く」になってしまった参院選。
みんなの党、維新の会を合わせても、憲法改正の発議可能な3分の2議席に達しなかったのは、幸いである。

ねじれが解消されたというが、その後に来るものは何かを見極めなければならない。
自衛隊→国防軍。これは確実だろう。「国内向けには軍隊ではなく自衛隊、国外には軍隊という詭弁が解消される」と今回再選したヒゲの候補者が、TVのインタビューに答えていた。

憲法96条改正、原発再稼働、消費税増税、TPP参加も、なし崩しに実施されていく。

俳優の仕事をなげうって原発廃止を訴え、代議士になるT.Y候補に票を入れた人々は、彼の本気度を認めたのだろう。
原発再稼働反対議員と連携して、魑魅魍魎の世界で、呑み込まれないようにしてほしい。