kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

いつも気になるディスプレー

2014年01月28日 | アート
「ああ、美しき日本の暮らし」
ヘッドコピーのあと、
「ぜいたくでなくてもいい しかし安っぽいのはいやなのです。」
と、ボディコピーが続く。
カメラ爺の心をくすぐる言葉である。

無論ぜいたくをしたいとは思わない。
しかし、毎日のテニス、アフターテニスの泡。
積み重なると、半端じゃない金額になる。
だけど、楽しい時間。
これも、結果的には贅沢と言えるのかもしれない。
本人に自覚はないけれど…

「日本の家族をおしゃれに。」
と言われても、このコスチューム。
いったい誰が着るのだ。


大都市のオブジェ

2014年01月28日 | 建物
新宿を歩いていると、いつもその変わりように驚かされる。
こちらが出不精で、あまり街に出かけないせいか、なおさらだ。
あちらにビル、こちらにビル。

それがガラス張りだと、もう目に入ってくるのはビルだらけである。
が、見ようによっては、都市空間のインスタレーションともいえる。
それらを眺めるのも楽しい。

ミラー効果で、建築家が考えもしなかったビルの壁面が現れる。
これも、ひとつのアートと言えるかもしれない。

トマトとバジルのスパゲッティーニマルガリータ!

2014年01月26日 | グルメ
東京駅構内1Fのキッチンストリート。
八重洲北口改札から日本橋口への道筋である。

鮨、日本蕎麦、博多ラーメン、カレー、中華、豚カツ、うどん、天ぷら、ステーキ、パスタ、ピッツア、お茶漬け、牛たん、もつ焼き、明石焼き、親子丼と、多種多様な食の専門店が軒を連ねている。
相方が、事前に調べて、青山や丸の内のリストランテ・ヒロの姉妹店「パスタ ヒロ・プリモ」なる店を見つけていた。
何年も前、「青山で食べたパスタがおいしかった」のだそうだ。
聞いてないな、そんな話。

ランチタイムが17時までというのがうれしい。
で、早めの夕食となった。ディナータイム前のせいか、貸し切り状態。
ぐるなびのクーポン使用で、パスタを大盛り(90g→120g)に出来る。
年寄りカップルがシェアするのにちょうどいい。

グリーンサラダ、フォカッチャ(イタリア風パン)、そしてパスタ、コーヒーである。
これで1,300円。2種から選べるパスタは「トマトとバジルのスパゲッティーニ マルガリータ」にした。

いわばピザ・マルガリータのパスタ版である。
ちょっぴりアルデンテ。モッツェラチーズがうまくパスタに絡む。
生ビールをおかわりしたら、ランチの値段になってしまった。

雰囲気はいいけれど、時折り電車が通過する音が気になった。
駅構内とあれば仕方ないか。


見違えるようになった東京駅。

2014年01月25日 | 
一昨年、丸の内側の東京駅が建造当時に修復された。
と、思ったら、いつの間にか日本橋口もリニューアルされて、近代的になっていた。
ていうか、日本橋口そのものの存在を知らなかった。
知っているのは、丸の内側と八重洲口側だけだった。
驚いた。
なんと、ビルの谷間の奥に日銀の建物が見えるではないか。
ここはどこなんだ。
自分の立っている位置がわからなくなった。
駅中に入ると、なおさらわからない。
すっかりお上りさんモードである。
しかし、目移りするほど、たくさんの飲食店があるのはうれしい。
さすが巨大都市東京の玄関口である。

とある日の夕食

2014年01月20日 | グルメ
夕食にラーメン、なんてめったにないのだが、
この日、新宿を徘徊していたら、夕暮れになってしまった。
いつもなら、おやつ感覚で食する、直久のラーメン。
セットもの、単品で注文したら980円のところ、850円にひかれて、
カロリーオーバーのメニューになってしまった。
それに瓶ビール2本。アルコールの方が高くなってしまったではないか。
チャーハンが、余計だったかな?

旧教と新教、儀式の違い

2014年01月19日 | 行事
カトリックとプロテスタント。
同じキリスト教でも、通称、旧教と新教と言われている。
カメラ爺の生まれ育った家は新教である。
ゆえにカトリックのしきたりがわからない。

15日夜、カトリック教会で、テニスの先輩の通夜があった。
仏式の通夜・葬式は、何度か経験しているものの、
カトリックのキリスト教式は、2度目である。
それも、形式が違うので戸惑った。
一部讃美歌に同じ曲があるものの、他はまったく別物である。

毎週日曜日、教会に行かなくなってから、40年になる。
それでも、父母から受け継いだDNAのせいか、
葬儀の際の讃美歌312番を唄うとき、
うるうるしてしまうのだ。

形式は異なるものの、根底ではつながっていることを実感させられた。






どんど焼きの残り火で・・・

2014年01月16日 | 行事
15日、近所の下高井戸八幡のどんど焼きである。
松飾りを焼いて神様を天にお送りする行事だが、
ろくに調べもせず、午前10時頃に持って行ったら、
地元の消防団の方が消火作業中だった。

それでも、残り火で焚きあげてくれた。
感謝。
住宅密集地で行うのだから、
火の粉が飛び散らないようよう気を使うのは当然だろう。
来年は、ちゃんと時間を調べて、火をつける瞬間と燃え上がる炎に立ち会いたい。
こんな情けない写真を撮らないように…

正月のやすらぎ

2014年01月11日 | 
松の内が過ぎて正月気分もすっかり抜けたと思ったら、世間ではまた3連休。
カメラ爺は、普段と変わらないから、休日の実感がない。

ところで、松の内っていつまでなんだ。
調べたら、本来は小正月の15日まで。
関東で松飾りを7日までにしたのは、江戸城下に寛文2年(1662)1月6日(旧歴)、大正月の7日までを松の内にせよ、と幕府から通達があったことからだそうだ。
関西はいまも小正月までを松の内にしている。
なるほど、15日にどんど焼きをするのは、本来の松の内終了の行事だったからなのだ。
近所の下高井戸八幡では、いまも茅の輪や初詣の幟が境内に並んでいる。

一方の覚蔵寺の境内は実に静かだ。
入口の竹林が心を和ませてくれる。
こちらの方がはなやかな正月飾りより風情があるような気がする。


猫が好きだ。

2014年01月08日 | アート
BSプレミアム朝7時45分~8時00分、テレビ小説「ごちそうさん」の後、
「岩合光昭の世界ネコ歩き」の名場面が放映されている。
癒されてしまうので、つい見てしまう。

カメラ爺も猫好きだから、地域猫でも、注意を惹くため、口をすぼめて呼ぶ。
しかとされることもたびたびだ。
向こうだっていちいち愛想なんかふりまいていられないのだろう。

画家もなぜか猫好きな人が多い。
藤田嗣治をはじめ、竹内栖鳳、熊谷守一、小林古径、奥村土牛、
それぞれ独特の猫ワールドを描いている。

昨年末、恵比寿の山種美術館に「古径と土牛」を見に行ったら、
二人の猫の絵が比較展示されていた。
師弟ながら画風はだいぶ異なるが、愛情をそそいで描いているのは共通だ。

古径の凛とした表情の「猫」は何を考えているのか、おすましポーズが決まっている。
カメラ爺もこんな写真を撮りたいな。



小笠原流弓道って何だ?

2014年01月06日 | 行事
杉並・大宮八幡境内に弓道場がある。
時折り散索に出かけると、弓を射る人々をを見かけることがある。
張りつめた雰囲気に武道の凛々しさが伝わってくる。

カメラ爺も半世紀前、高校三年間、部活に熱中した。
そのせいもあってか、今も弓と矢を見ると、足を止めたくなる。
神社の正月行事に、古式豊かな装束で初射ちをするようだ。

黒塗りの漆の弓に補強のため藤蔓を巻いた重藤(しげとう)の弓。
憧れだった。
そして鷹の羽の矢と鏑矢(かぶらや)。最近の時代劇では、安価な七面鳥の羽の矢を使っているようだ。
戦国時代にターキーなんてまだいないぞ。時代考証はしっかりしてほしい。
ま、そこまでこだわることもないか。弓道を知らない人にはわからないのだから。

閑話休題。
古式の装束で初射ちの前に談笑する姿は、さすがにリラックスしている。
時代劇のエキストラムードである。
これが小笠原流の作法に倣えば、ピリッとするのだろう。
残念ながら、この日は、時間が合わなくて見ることができなかった。

何も調べずに初詣に来たのだから、こんな昔ながらの服装の弓道家に出会えただけでもラッキーか。
来年は、ちゃんと時間調べてから来よう。