kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

不死身の藤

2017年04月29日 | 

あまりに蔓枝をはびこらせ、周りの木にまとわりついていた藤。
バッサリ枝を落としたが、それでも「朽ちてたまるか」とばかりいくつか花の房を付けた。
ものすごい植物の生命力だ。

少しは、そのバイタリティにあやかりたい。

立てば芍薬、座れば牡丹・・・

2017年04月23日 | 
隣家の牡丹が満開になった。
ご主人が亡くなった後も、丹精を込められ、今年も見事な花を咲かせた。
強い日差しを避けるため、日傘を立てかけるほどの気の配りようである。

我が家といえば、大鉢のゼラニウムがしっかり花を咲かせているくらい。
まったくほったらかしである。

閑話休題。
タイトルの言葉は、美人の形容だが、もとは生薬の使い方をたとえたものだという。
確かに「立てば」(イライラする女性)には、芍薬がいい。


シロガネヨシの名も、良しとするか

2017年04月22日 | 公園
神代植物公園の芝生広場の真ん中で、
パンパスグラスが花穂をつけ始めていた。
和名はシロガネヨシ。
花穂がピンクがかった白銀色からつけられたという。

子供たちと比べると、その高さが想像できるだろう。
遅咲きの桜が満開だった。

我が家から京王線・バスを乗り継いで30分余。
まさに都会のオアシスだ。

これからはツツジとフジが咲き始める。
また行きたくなった。

原種系チューリップだって!

2017年04月20日 | 
都立神代植物公園。
約49万㎡の広大な公園。
その広さは何と比べればいいのだろう。
約4,800種、10万本・株の樹木が植えられているという。

この時期、チューリップが鮮やかな花を咲かせている。
ちょっと珍しいのを見つけた。
「サクサティリス ライラック ワンダー」
名前はとても覚えられない。

原種系チューリップだという。
普通のチューリップに比べてスリムだ。
ちょっとあやかりたい気分である。

門前の小僧

2017年04月16日 | 

調布市の深大寺参道。
まだ、枝垂桜が淡いピンクの花を咲かせている。

そば屋の店頭で、可愛らしい石像を見つけた。
竹ぼうきを片手に、まさしく門前の小僧習わぬ経を読む、の風情。

おりしも、本堂では護摩を焚き、読経に合わせて、リズミカルな太鼓の音が聞こえてくる。
これじゃ意味が分からなくても、自然に覚えてしまうんじゃないかな?


なんだ、この花は?

2017年04月11日 | 
下高井戸八幡裏の神田川。
桜が満開で、誰もが花見を楽しんでいる中、
こんな地味な花を見つけた。

小さな名札が下がっている。
キブシ。
調べたら漢字で「木五倍子」とある。
とても読めない。

コブシは知っているけど、キブシとはねえ。
色は違うが、フジに似ているのでキフジともいうらしい。

雌雄異株の落葉低木で、雄花と雌花があるそうだ。
雄花が淡黄色、雌花はやや緑色を帯びるというから、これは雄花か。

長年、この界隈に住んでいるが、初めて見る花である。
これにも「灯台下暗し」のことわざが当てはまるかな?




毎日、お花見だが・・・

2017年04月06日 | 
桜の花見シーズン。
いつも見慣れている風景が一変する。
日一日、変わっていく木々の姿にわくわくしてしまう。

が、せっかく満開になったというのに、無常の雨と強風。
散りかたも、いさぎよしとなるのだろうか。

♪神田川流れる岸辺~

2017年04月04日 | 
春の日差しに光る神田川。
ずいぶんきれいになったものだ。
おまけに桜が満開となれば、申し分ない。
しばし時を忘れて、花見としゃれこむか。
♪神田川流れる岸辺~思い出は帰らない・・・
なんだか聞いたことのある歌詞だな。

渋谷スクランブル交差点の不思議

2017年04月04日 | 都市
めったに、渋谷スクランブル交差点を歩くことはないが、
上から眺めると、不思議な感じがする。
これだけの傘の重なり、ぶつからないのだろうか。

日本人はもとより外国人は、この風景を飽くことなく眺めている。
信号が変わるたび、その都度、風景もまた変化する。
人の流れ、車の流れ、それはアートのようにも見える。

ハチ公前よりも、このコンコース、待ち合わせ場所にいいかもしれない。
多少時間に遅れても、「待った?」の言葉に「それほどでも」といえるような気がする。


ここは何処?

2017年04月02日 | ディスプレー
東京の地下鉄、出口に向かうとき、地下通路の殺風景なこと。
で、考え出されたのが、これ。
まさに壁紙である。

普通なら広告なのに、何処の国かの家の写真が壁面いっぱいに貼られている。
これはこれで、十分人目につく。
思えば建築現場のフェンスと同じだ。

無機質なタイルの壁よりこのほうがずっとましだ、と思う。