kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

酉騒ぐ歳に・・・

2016年12月30日 | 都市
ふだん何気なく暮らしているが、
今年もあとわずかとなると、気ぜわしくなる。

いまさらどんな年だと、振り返る気はない。
が、改めて、来年、酉年ということを考えると、
還暦の時、確か酉年だった。
もう12年もたったのか。
騒ぐ酉年だという。

凜としてそびえたつスカイツリーを見ると、
周囲のざわめきに動ぜず生きる年にしたいと思う。

一年間のご愛読ありがとうございます。
皆さま、よいお年をお迎えください。

天変地異

2016年12月28日 | 広告
不安を増幅する気はさらさらないが、
天変地異には、正直あまりいい気はしない。

先日、厚い雲の間にぽっかり晴れ間が見えた。
12月下旬なのに、まるで夏空である。

数日前には、西の空ではなく、東南の空が赤く染まった。
気持ちのいい眺めではない。

気温も、長袖では暑いくらいだった。
それなのに翌朝の最低気温が2℃。
年寄りの体には、この気温の変化はきつい。

世間では、明日から年末年始の休みに入る。
が、世の中は動いている。
何が起こるかわからない時代だ。

今夜、茨城で震度6弱の地震が起きた。
その後も、頻繁に余震?があったらしい。

東京も、いきなり揺れが来た。
大地震の前触れでなければいいが・・・

といいながら、何も、非常時の持ち出し物を考えていないカメラ爺だ。
ノー天気にブログなんてやっている場合か。



有馬記念、参加しなかったけど・・・

2016年12月26日 | 行事
年末ジャンボ宝くじと同じく、今年最後の夢を追う有馬記念。
一番人気が、最後でトップに入った。
スリリングだった。
1等賞金3億円、宝くじと同じ額なのは偶然か。

売り上げ金額449億257万2000円だと。
喜んだ人、落胆した人、悲喜こもごも。

カメラ爺は関係ないけど、なぜか京王線新宿駅ホームの広告にひきつけられた。
クリスマスプレゼントにかけたコピーは、いかにも商戦たくましい。
クリスマス、走りマス、映りマス。さすがマスコミ!

2000年以上前の、クリスマスプレゼントは、そんなものじゃなかったはずだけど・・・




サラダがメインの隠れ家レストラン

2016年12月23日 | グルメ

飛び込みの店でいいこともある。
渋谷で何を昼飯にしようかと考えた。
が、ランチビールとなればサッポロライオンだが、それじゃつまらない。

遅い時間なのに、待ち人がいる店があった。
「春秋」
良さげな名前である。
順番が来て、案内されたのが地下深いところ。
煉瓦の内装で雰囲気はあるが、火事になったら逃げ場がない。

有機野菜サラダが食べ放題でプラス500円。
そして豚・鶏・魚のランチ定食が800円である。

ヘルシー嗜好の女性に人気あるのが納得。
こんな店もあるのだ。

チキン炭火焼を頼んだ。
焼きたてでうまかった。
相方はさばの塩焼き。
これはシェアできない。

お得感のあるランチだったが、
ビールの780円はちと高かった。

戸栗美術館なんて知らなかった。

2016年12月20日 | アート

テニス仲間のk氏に、渋谷区松濤にある戸栗美術館の招待券を頂いた。
なんだ?こんな美術館知らないぞと思った。
が、展示が伊万里・鍋島焼の年代ものとあって食指が動いた。

井の頭線神泉駅から歩いて7,8分。
豪邸の並ぶ一角に美術館はあった。
石塀が続く邸宅に、一体どんな人たちが住んでいるのだろう。

それはさておき、戸栗美術館である。
あの小佐野賢治の補佐をしていたという実業家戸栗亨の7000点にも及ぶ伊万里・鍋島焼、中国・朝鮮の東洋陶磁のコレクション。
その一部が展示されている。肥前磁器に興味ある人には必見の美術館だ。

現役のころ、14代酒井田柿右衛門に会い、その人柄の良さに打たれたことを思い出す。
時代ごとの展示を見ると、当時、日常雑器だった磁器が観賞用磁器に変わっていったことがよくわかる。

江戸時代、海外へ大量に輸出されていたことには驚かされた。
日本人の繊細な技術が、当時の西欧人の心をとらえたのだろう。

気になって、家にある染付の小鉢の裏を見たら、鍋島の印があった。
いいものはやはりいいものだ、ということを実感した。



本格ナポリピザに出会った!

2016年12月20日 | グルメ
何年かぶりに訪れた、わが東京のふるさととも言うべき永福町の「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」
ここの薪窯ピッツァには、うれしくなった。

ランチタイム。ほぼ9割が若い女性達である。
予約をしていたので、満席に近い状態でもテーブル席につけた。

旧知の女性友達と相方の3人。
ランチのピザ2種とパスタを注文した。

なんだかわからないけど、マチュラーラ、ロマーナ、それにミンチ生ハムとドライトマト、かき菜アーリオオーリオ。

これまで食べていたピザは何だったのか、と思えるほど、香ばしさ、モチもち感、味が素晴らしかった。
パスタも、みごとなアルデンテ。ミンチ生ハムの粒々感は初めての食感だった。
だいたい生ハムをミンチにするなんて考えたこともない。

地元より、遠くからくる客が多いと聞く。
それも納得できる話である。

懐かし!佐藤養助の稲庭うどん

2016年12月17日 | 広告
上野の森さくらテラスの地下、食事処「かまくら」。
釜めしがメインらしいが、なぜか秋田の稲庭うどんが品書きにあった。
しかも7代目佐藤養助とある。

現役のころ、秋田ではじめて稲庭うどんに出会った。
つるつる感、こし、のどごし、3拍子揃ったうまさである。

鶏出汁のつけ麺が1,200円(税込み)。
ちと高いが、もともと乾麺が高いのだから、仕方ないか。

「ゴッホとゴーギャン展」に行ってきた。

2016年12月17日 | アート
気になっていた、都美術館の「ゴッホとゴーギャン展」に行ってきた。
会期末は混むと聞いていたが、平日のせいか行列はなかった。

子供のころからゴッホの絵が好きだった。
が、実物を見ることはなかった。

筆遣いがなまなましい。
厚塗りを始める前は、ゴーギャンと感覚的に似ていた。
それがどんどん離れていく。
ゴッホはあくまで明るい世界、ゴーギャンは暗くなり、人の内面に入っていく。

ゴッホが、精神の異常をきたすころの絵を見ると、こちらも息苦しくなっていく。
長い間見ていられなくなり、30分ほどで会場を出た。

これまで好きだと思っていたのだが、エキセントリックな世界についていけなくなった。
が、アルルの病院から見た田園風景を描いた「収穫」は、精神もだいぶ落ち着いていたせいか、
安心して見ることができた。

絵を描きたい、生きるすべが絵しかないというのは、どんな世界なのだろうか。
分からない。



どこにも焚火はないけれど・・・

2016年12月14日 | 
♪さざんか さざんか 咲いた道 
    たきびだ たきびだ おちばたき 

と、口ずさんだものの、住宅密集地には、どこにも焚火ができる場所がない。
花の少ないこの時期、さざんかの色は鮮やかだ。

素人目には八重のつばきと区別がつかない。
検索したら、花が散る時、椿は花弁が丸ごと落ちるが、さざんかは一枚ごと落ちる。
葉は椿の方が大きく、艶があるという。

花が一重なら区別がつきやすいが、八重になると、なかなか区別がつかない。
もともと、どちらもツバキ科ツバキ属なのだから、似ていて当然か。

テニスコートの夕暮れ

2016年12月10日 | 
このところ寒暖の差が激しい。
これを三寒四温というのか。

この日は北風が強く、2桁の気温でも、体感温度はぐんと下がる。
これから本格的な冬の到来だ。

ドームの陰に日が沈み、巻雲がみごとに放射状に延びていた。
明日も一段と冷え込みそうだ。