kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

2011.3.11 14:26

2016年03月12日 | データ
昨日、テニスに出かけようと、家の階段で、ソックスを履きかけたら、
小雨が降り出し、出かけるのを断念した。

時まさに午後2時46分。
5年前の、同日同時間、まったく同じ行動をしていた。

今も、コートに行くと、3時からの人と言われる。
長年、身についてしまった習慣である。

テレビで、内閣府の東日本大震災追悼式式典(国立劇場)を中継していた。
もしテニスをしていたら、こんなに大震災のことを意識することはなかっただろう。

この日の東京新聞には、首都圏激震として、3月11日(金)から18日(金)まで一週間の日々の出来事を特集していた。衝撃的なのは、翌日から14日までに福島第一原発の1~4号機の水素爆発・損傷が起きたことだ。
地震・津波の被害地はもとより、原発の復興は5年過ぎても、まだ苦闘が続いている。

遠く安全な場所にいる自分にとっては、犠牲になった方々へ、祈りを捧げるしかない。
折しも再稼働した高浜原発に運転差し止め仮処分が決定した。
大津地裁の司法判断に拍手を送りたい。

住基カードって何だったんだ!

2016年01月17日 | データ
マイナンバー制度のことで、世間はかまびすしい。
個人情報漏洩リスクもあって、おいそれとは追従しかねる。
さりながら、それにさきがけた杉並区の住基カードの存在も危うい。

昨年末、いずれは廃止されるだろう住基カードの再発行のため、区役所に赴いた。
そこで出会ったのが、かつて仕事で永福町のアトリエに足しげく通った彫刻家故佐藤忠良氏の作品である。

杉並区在住だったとはいえ、無雑作に作品を展示するのはいかがなものか。
写真の彫像と区役所の「なみきおじさん」キャラクターの表示は、明らかにミスマッチだ、と思う。


サプライズ!

2015年09月09日 | データ
台風18号が日本列島を横断して日本海に抜けたと思ったら、
今度は速度の遅かった17号が近づいてきているらしい。

台風の進路は、気象衛星から送られるデータで予測できるが、株式相場はそうはいかない。
今日の上昇相場を誰が想像したか。
引け間際の30秒で、あれよあれよと駆けのぼっていった。

結果、1343.43円高。平成6年以来21年7ケ月ぶり、過去6番目の上昇幅だという。
さまざまなデータをインプットしたコンピュータプログラム取引のなせる技だ。
なにせ1000分の1秒で売買するというのだから、アナログの爺は、呆然と眺めるだけ。
昨日の下げ相場で空売りしていた向きは肝を冷やしていることだろう。

が、明日はまたどうなるかわからない。
一過性の上昇でなければよいのだが…


立秋過ぎて猛暑も峠を越した、にはならない!

2015年08月11日 | データ
このところ猛暑も峠を越したと思ったら、また、都心でも最高気温35.5℃!
涼しい室内で過ごすしかない。
某日のテニスコート脇の温湿度計。36℃。
炎天下のコート面は40℃近くになっているだろう。

年齢を重ねたせいもあるが、今年ほど、身体にきついことはなかった。

一日でも早い、猛暑の通り過ぎを望みたい。

3・10・11 祈りの日

2015年03月10日 | データ
70年前の、3月10日、東京大空襲で10万人の命が奪われたという。
その時、私はまだ母の胎内にいた。
父とまだ幼い兄二人は、母の実家に疎開したと聞いている。
終戦直前、私は、この世に生を得た。

そんなことを、4年前の今日、ブログに書いた。
そして、翌日、午後2時46分、あの地震と津波、原発事故の東日本大震災が起きた。

テレビで、被災地のニュースを見ると、復興というには程遠い。
あと何年かかるのか。

震災の翌年、同日の東京新聞トップに、
故郷仙台の荒浜で祈りをささげる僧侶の写真(上記・嶋邦夫撮影)が掲載されていた。
「涙の3・11祈りの日」とある。

いまなお、当時と同様、復興を祈らなければならないのが切ない。


700年後、東京でもオーロラが見られるって?

2015年02月03日 | データ

先週の火曜日(1/27)、新宿・コニカミノルタプラザ特別企画「宇宙から見たオーロラ展」を見てきた。
今回で8回目だそうだ。
入口に顔はめが出来る実物大の宇宙服がデーンと置いてある。
無重力状態の宇宙空間では、こんな大げさな服を着なければならないのか。

不思議な光のカーテン。
何回ビデオで解説されてもその現象が覚えられない。

現在こそ、地球の両極周辺で多く見られるが、地球の磁力が弱まってくると、
オーロラの帯が下がってきて、700年後には、東京でも見られるようになるという。
にわかに信じがたい話だが、いずれにせよ遠い未来の話だ。

パイロットランプを白熱球にするかLED球にするか・・・

2014年10月07日 | データ
階段の足元灯の電球が切れた。
わずかな光だが、ないと不便である。
で、100円ショップに出向いたら、パイロットランプに何と従来の白熱球とLED球があるではないか。
LED球の年間消費電力費40円にひかれたが、白熱球の省電力5w→3wも魅力だった。

実はLEDの白い色が好きではないのだ。
で、オレンジ色の白熱球にした。

今やLEDは、交通信号、テレビ、街灯、室内照明、PC、スマホなどには欠かせない存在だ。
それが100円ショップで売っているパイロットランプにまでおよんでいるとは…

なんてことを思っていたら、夕方のニュース、青色LED実現の功績で、三人の日本人学者が、
ノーベル物理学賞を受賞したという。

そのうちの一人中村修二教授。聞いたことあると思ったら、10年前、発光ダイオード発明・開発で、
元勤めていた会社と訴訟で争い、勝利した人ではないか。

iPS細胞で、2012年、山中博士のノーベル生理・医学賞を受賞した以来の快挙だが、なんで今頃?という気持ちは否めない。

で、写真は、その好きではないセンサー付き白色LEDの足元灯。
消費税8%になる前に、100円ショップで購入したものである。
確かに長寿命である。気になるのは、パイロットランプともに、どちらもMADE IN CHINA。
国産では、こんなに安くは作れないのだろう。

日経新聞2012.10.14付にLED照明の健康被害についての記事が出ている。
ノーベル賞受賞はすごいが、改めて、長時間、テレビやPCに向かうことは控えようと思った。






地球が秋分点を通過する日

2014年09月24日 | データ
昨日は秋分の日、子どもの頃、昼と夜の時間が同じ日と教えられたような気がするが、
実際は昼の方が少し長い。平均すると14分だそうだ。

この日、太陽は真東から昇って真西に沈む。
赤道では、正午、真上に見え、北極・南極では、地平線と重なって動き、昇りも沈みもしないそうだ。

秋分の日は彼岸の中日。
国民の祝日だが、同法律では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としているという。
これは知らなかった。ただ、この時期、彼岸花が咲くことは知っていた。

今年も、神田川沿いの旧郵政省グラウンドの片隅に真っ赤な花を咲かせていた。
美しいけれど、まったく葉のない(花が終わると晩秋に出てくるのだが)不気味な花である。

こんなのあるの知らなかった!

2014年02月10日 | データ
東京都知事選挙。
昨日の大雪で投票の出足が気になったが、27cmの積雪も、暖かい朝を迎え、
近所に住む人たちの除雪のおかげで、MTBに乗っていけた。

昨夜、ネットで「投票済証」が発行されることを知った。
各自治体ごと、独自のものを出しているという。

冷やかしで、投票用紙受付で聞いたら、「投票の後、出口で待っていてください」と。
で、渡されたのが、これ。

後で調べたら、持参すると、ホテルやレストランで割引を受けられるところがあるという。
ちなみに、藤田観光グループでは飲食が最大50%引。
捨てずにとっておくんだった。

「投票済証」を、かつて労働組合などでは、ちゃんと投票したか各戸で回収したという。
こんなのはごめんだ。

新都知事が誕生したが、NHKでは、投票時間終了後、すぐ当確が出された。
出口調査によるものだという。
確かに、その後くつがえされることはなかった。
わずか7,500人の調査で、なにを根拠に確定予想が出来るのだろうか。
興がそがれる。

投票率46.14%。有権者の半分も投票に行かなかったのだ。
ネットでの関心の高さが話題になったが、それが反映されることはなかった。
組織票の強さを見せつけられる選挙になってしまったことは否めない。

●訂正・追加コメント(2月11日)
相方に、サービスの話をしたら「もったいない」
で「選挙済証」、屑かご探すと、ありました。

藤田観光では「昨年の参院選挙時には実施した」という。
選挙時に、その都度検討するそうだ。

さらに調べたら、東京都選挙管理委員会のHPに「選挙割」をしている店があることを表示していた。
それらの店の一覧をブログに紹介していた人がいる。飲食店・CDショップ・ライブハウスなど。
いずれも、少しでも選挙に行って欲しいと思う方たちだろう。
残念ながら、わが近隣の地域にはなかった。目黒区・不動前の蕎麦処「海老民」の生ビール一杯サービスに惹かれたが…

映画「ひろしま」

2013年08月07日 | データ
神田・神保町を徘徊していたら、
岩波ホールで上映されている映画「ひろしまー石内都・遺されたものたち」のポスターが目に入った。
くしくも8月6日である。
アメリカ人監督のドキュメンタリーだそうだが、「事実を知らなければ」と思うものの、見る気にはなれない。

と、夜、NHKTVニュースウォッチ9で、幻の映画「ひろしま」なるものを紹介をしていた。
1953年、日教組プロ製作・関川秀雄監督の劇場用映画である。

岡田英次、月丘夢路、山田五十鈴、加藤嘉など、そうそうたる俳優陣。
しかし、あまりにリアルで反米的とみられ、
大手の劇場で上映されることはなかったという。

それが、この日、再公開活動の一環として名古屋市公会堂で公開された。
調べたら、昨年、調布市でも上映されているのだ。
知らなかった。

ニュースでは、当時エキストラで出ていた女性が、これまで封印していたものを、
風化させてはならないと、NHKの取材を受けたようだ。

映画の一部分が紹介されたが、それだけでも、ドキュメントと思えるほど、目をそむけたくなるようなシーンだった。

関川秀雄監督、後に山崎豊子の「白い巨塔」を最初にテレビドラマ化した骨太の監督である。

いろんなことが暑苦しい夏、こうした話題に合うのはヒマワリしかないと思う。