kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

われわれはどこから来たのか われわれはどこへ行くのか

2015年11月29日 | 
エスカレーターに乗る時、ただ身をまかすだけで、何も考えない。
急ぐ人は、右側を駆けのぼっていく。
タフな人は、階段を走り抜けていく。

だれもゴーギャンの遺作と呼ばれている絵のタイトルのようなことは考えないだろう。
そこで、カメラ爺は、シャッターを押す。
そしてつぶやくのだ。

「われわれはどこから来たのか われわれは何者なのか われわれはどこへ行くのか」

喧騒の新宿で見つけた高校

2015年11月26日 | 都市
新宿新南口から甲州街道をぶらりと歩いていたら、学校らしき建物が見えてきた。
「へえ~っこんなところに学校があるんだ」
そう思って目を凝らすと、東京都立新宿高校とある。
確かブロ友の出身校だ。
なんだか急に身近な感じがしてきた。

喧騒の街中だが、敷地の隣は新宿御苑である。
学び舎としては、いい環境かもしれない。

学校群制度ができる前は、東大合格者が毎年70~100名いたという。
名門校だったんだなあ、知らなかった。

無論、いまも国公立大進学校だ。
2007年からは、難関大学進学実績向上を目指す「進学指導特別推進校」に指定されているという。
区内全域からでなく、八王子方面からの通学者も少なくない都内屈指の人気校だそうだ。
なるほどねえ。

ほぼ一年ぶりの隠れ家レストラン

2015年11月24日 | グルメ

ちょっとこじゃれたランチとなると、
ついイタメシ屋になってしまう。
桜上水の小さな店「ズッケロ」
調べたら、昨年の暮れに訪れている。
ということは、知人と会うのもほぼ一年ぶりになる。

ランチ1,500円(税込)。
まずは前菜。赤ピーマンのテリーヌ、鶏胸肉のマヨネーズ粒マスタード和え、サラダ、ブロッコリー、それに甘豆。

さっぱり味だが、結構ボリュームがある。

相方と知人は、リゾット、ソーセージのトマトソーススパゲッティ、カメラ爺はチーズ入りバジルのスパゲッテイをチョイス。
アルデンテで歯応えがある。家ではなかなかこうはいかない。


デザートはミカンのシャーペット、イタリア版プリンのパンナコッタ。
脂っこいパスタの後には相性がいい。


最後は自家焙煎のコーヒー。

いつもはラーメンか蕎麦のカメラ爺にとっては、プチ贅沢なランチだ。

森の精

2015年11月19日 | 公園
神田川沿いに広がる塚山公園。
「遺跡と野鳥の森」を楽しめる杉並区民憩いの場である。
うっそうと茂るコナラやアカマツの林は、散歩にはうってつけだ。

こんな身近に武蔵野の風情が残されているとは近隣住民でなければわからないだろう。
ましてや縄文時代の竪穴式住居があったことなど知るよしもない。

神田川にかかる塚山橋に佇むと、森の一角から木漏れ日が見えた。
秋の日はつるべ落としと言われるが、日没はなんと午後4時半。

木枯らしが吹いて冬の訪れを感じてもいいころなのに、日中の最高気温が20℃を超える。
かと思えば、気まぐれなさざんか梅雨。
こんな異常気象が日常化しているのは、地球温暖化のせいか。


インペリアルダリア(皇帝ダリア)

2015年11月16日 | 
なんとみごとな花なのだろう。
3m近い高さにピンクの花をいくつもつけている。
高いところに花を咲かせるから皇帝ダリアと呼ばれるという。
いかにも高所から民を見下ろす皇帝のようだ。

神田川沿い塚山公園の対岸に、今年も花の乱舞を見せてくれた。
一年たたないうちによくもここまで育つものだ。
頭でっかちになるので、倒れないように、いつもひもで支えられている。

紅葉シーズンを迎える前の風物詩である。


モネは「睡蓮」だけでいい。

2015年11月11日 | アート

過日、上野・東京都美術館へ「モネ展」を見に行った。
「好きな画家」と思っていた。
が、それは画集などで、「印象、日の出」や「睡蓮」ぐらいしか知らなかったからだ、ということが分かった。

若かりし頃は風刺画を描いていたり、晩年にはジべルニーの庭園が抽象画のような朱色で表現されていたりして、意外性から「へえーっ」とは思うものの、心が休まらない。
連作の始まりとなった有名な「睡蓮」を見るだけで十分だった。


誰もがそう思うのか、「睡蓮」の前だけが黒山の人だかりができていた。
「やはり、そうなんだ」と納得がいったような気がした。

このまま高尾まで行ってしまいたい!

2015年11月08日 | 
神田からの帰り道、いつも新宿で降りる。
見慣れた光景なのだが、この日は、行先を示す電光掲示が気になった。

「高尾山 随分行ってないなあ」そんな思いがよぎった。
思い立てばすぐでも行けるのだけれど、
ミシュラン三つ星になってから随分混雑してるようだし…
で、結局は新宿の街に足が向いてしまうのだ。

はてさて、行くのはいつのことになるのやら。

ココはドッコ?

2015年11月08日 | グルメ

ひさしぶりにイタメシを食べたくなった。
高井戸、下高井戸、桜上水、浜田山、永福町…
井の頭、京王線沿線にイタメシ屋はあまたある。
が、店主と馴染みがあるとなれば、限られてくる。

COCO&DUCKはテニスコートの近く。
テニスウエアのままで気軽にいけるのがいい。

本日のアラカルトは、生ハムのサラダ、パスタはカルボナーラ、メインはチキンのガーリックグリル。
パスタは、店主のはからいで、茹で方をアルデンテとやわらかめにしてくれた。
テニスミックスダブルスでそれなりに身体を動かしているせいか、食がすすむ。

サラダは皿が見えないくらいのてんこ盛り。
ルッコラ、レモンバーム、イタリアンパセリの香りが、レタス、トマトの味を引き立てる。
自家製イタリアンドレッシングがうまくからんで、家のサラダでは味わえない食感だ。

続くパスタ。茹で時間は8分と10分だという。カメラ爺はやわらかめが好みだ。
ショルダーベーコンがカルボナーラのソースと相性がいい。


ちょうど食べ終わったころに鉄鍋ジュージューのチキンが運ばれてきた。
なす、ズッキーニ、パプリカのトマトソースが、パリパリの鳥皮にたっぷりかかっている。
アツアツをほうばるとジューシーなチキンのうまみが口の中に広がった。
満足、まんぞく~、である。

旅への誘い

2015年11月05日 | 

現役時代、全国を取材で歩くうち、随分駅弁のお世話になった。
が、いくらも覚えていない。


JR新宿駅コンコース。駅弁屋「頂(いただき)」
旅ごころを刺激させられる。
毎日、現地から届くのだそうだ。


そういえば、旅をしなくなって久しい。
テレビの旅番組は好きなのだけれど、
それで満足してしまっている。

わざわざ出かけるのが億劫なのだ。
これも加齢現象のひとつか。


イルミネーション

2015年11月04日 | ディスプレー
イルミネーションばやりである。
LEDが普及してから、やたらイルミネーションで飾る傾向が顕著になっている気がする。
省エネになるから当然かもしれない。
といっても、電力を消費することには変わりはない。

東電が原発なしでも大幅な利益を上げている。
原発は経営安定のために不可欠だ、と言っていたのは誰だ?

が、かく言うカメラ爺も、エアコン暖房で夜更かしをし、無駄な電力消費しているのだから、
大きなことは言えない。