kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

春隣の紅梅

2017年01月30日 | 
このところテニスをしていると汗ばむくらいな陽気が続く。
今日、関東地方では20℃を超える予報が出ている。
そうなれば48年ぶりだという。
そのころは、すでに上京しているが、まったく記憶にない。

それはさておき、春は確実に近づいている。
近隣の紅梅が満開だ。
初春の光に、せいいっぱい咲いている姿に、暖かさが伝わってくる。

こんなに早く春を感じていいのだろうか。
三寒四温にはまだ早すぎるような気がするのだが…

心に染みた 映画「島々清しゃ(しまじまかいしゃ)」

2017年01月28日 | 映画
ひさしぶりに骨太の映画をテアトル新宿で見た。
新藤風監督「島々清しゃ」。
あの実直な新藤兼人監督の娘かなと思ったら孫だった。

テアトル東京株主招待1月末までの有効期限ぎりぎりのチケット。
東京新聞の映画評が、ちょっと頭の片隅にあった。

平日の昼下がり、上映を待つ人々はほとんどシルバー世代である。
こんなにも映画ファンがいるのか改めて知った。
かつての映画青年だった爺にとっては驚きだった。

沖縄は、本島はじめ宮古島、石垣島、西表島、久米島を訪れたことがあるが、
本島に近い慶良間諸島は行っていない。

この映画はその慶良間諸島の1つの島を舞台にしたドラマだ。
ダイビングスポットとして有名だが、そんなシーンはほとんどない。

その島にコンサートのために来島したバイオリニストの女性、音が狂っていると頭が痛くなってしまう絶対音感?を持った女の子、そこに住む人々の暮らしの物語。
ただひたすら淡々と描かれているのに、心が引き込まれていく。
時折挿入される沖縄の歌「島々清しゃ」が耳に残る。

11年ぶりのメガホンだというが、そのブランクは何だったのか。
演じる俳優たちは、三線の名手以外は楽器の素人で、弾き方のスタイルを猛特訓したとパンフレットの解説にあった。
登場する人々が、それぞれに屈折していて、その生きざまが心に迫ってくる。
まるでセミドキュメンタリーを見るような映画だった。

「人間生きているだけで80点よ」島に戻った元サックス奏者の漁師の言葉が心に染みた。


桜上水 イタリアン 「ズッケロ」で満腹!

2017年01月22日 | グルメ

何とか記念日に、プチ贅沢のランチを食べに出かけた。
アーカイブを見たら、以前来店しているのも、何とか記念日だ。

AとBの2種で、1,500円と3,600円(税込)とある。
前菜の品数とメインディッシュがつくかどうかの違い。
ちと値は張るが、シェアすれば、ま、いいか。

ドリンクのグラスワインとビールともに500円(税込)。
ビールが中瓶というのはうれしい。

前菜は以前とあまり変わらないけれど、ビールのつまみにはベストマッチだ。

パスタは、3種のキノコのペペロンチーノとソーセージのトマトソース。
アツアツのアルデンテで、満足のいく味だった。



カメラ爺には、これで満腹と思っていたら、メインデッシュがポークの香草焼き。
ローズマリーの香りが食欲をそそる。

そのあと、デザートのイタリア風プリン?のパンナコッタとアイス。

コーヒーをいただいて、幸せ気分を満喫した。

新宿夕景

2017年01月19日 | 都市
久しぶりに東の空の夕焼けを見た。
週明けのテニスコート。
夕日を反射した新宿の高層ビル群が輝いていた。

夕焼けは西の空ばかりと思っていたら、東の空にもあるのですね。
これをビーナスベルトと呼ぶのだそうです。
やさしい女性のような光景。
絶妙なネーミングです。

うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない?

2017年01月11日 | 
行きつけの歯医者に行く途中、
可憐に咲くミニシクラメンが目にとまった。
思わずあの歌を口ずさみながら、シャッターを押した。

思い出のメロディーだが、エバーグリーンで色あせることがない。
もう40年以上前のヒット曲。
歌った布施明も今年古希である。

カメラ爺の二つ年下。
先日、BSの小椋佳のドキュメント番組の再放送で歌っていた。
高音域の伸びに衰えがない。さすがである。
その後、ヒット曲がないが、どさ回りで歌い続けているのだろうか。

南天が難点だなんて、ン?

2017年01月08日 | 植物
過日、近所の公園の南天が、みごとに紅葉していた。
初春の陽をあび、いっそうあざやかだ。

これで、福寿草があれば「災い転じて福となす」となるところなのだが…

こんなにきれいなら、南天だけでも、ご利益がありそうだ。
今年は、南天が難点にならず、難転になってほしい。


初詣2 冬桜

2017年01月02日 | 神社
初夢は元日から2日にかけて見る夢だそうだ。(諸説あり)
夜更かししていたせいで、床についたのが、午前1時半。
何の夢を見たのか覚えていない。

一富士二鷹三茄子でなかったことは確かだ。

ともあれ、したたか正月酒を聞し召したあと、MTBで大宮八幡宮へ出かけた。
初詣2である。
源八幡太郎義家ゆかりの武蔵国八幡一之宮だけに、参詣者は多い。

が、この時期、本殿の横にひっそりと咲く冬桜は、見向きもされない。
小春日和の12月に咲くためなのか、幹には「冬桜小春日」とあった。

社殿を背景に咲く姿は、梅の花とはまた違った、そこはかとない風情があった。
初春の言葉にふさわしい花である。

初詣・八方塞り

2017年01月01日 | 神社

謹賀新年
今年もよろしくお願いします。

穏やかな年の始まり。
早速、近所の八幡さんへ初詣に出かけた。

毎年恒例のことだが、今年はちょっと嫌な気分になった。
というのも、境内に掲示された「平成29年 厄年・八方塞り年齢表」を見たからである。
厄年のことは知っていたが、八方塞りは初めてだ。

一白水星、自分の年齢がそこにあった。
9年に一度、8つの星の中央に入り、八方が塞がるというのだ。
見なければそのままやり過ごしてしまうのだが、気になって調べてみた。
言葉としては知っていたものの、何をやってもうまくいかないことの語源が、こんなところにあったとは。

おみくじを引いたら、「大吉」である。
「凶」と出れば、さらに不安になるところだが、そうならないところが「当たるも八卦当たらぬも八卦」か。

ともあれ、なにごとも用心するに越したことはない。