氷の華?
2016年06月28日 | 花
ギボウシといえば、擬宝珠(ぎぼうしゅ)の転訛とは知っていたが、ほとんどが青紫の花である。
が、隣家に真っ白な花を見かけた。
それも、たっぷり梅雨時の粉糠雨に濡れている。
水滴に覆われ、まるで氷の華のように見えた。
9年前、リタイア後に何か役立つと思い、幻冬舎の講習会?に参加した時のことを思い出した。
素人の自費出版の手助けしてくれる部門の主催である。
文章を書き溜めると、人は誰かに読んでもらいたくなり、本にしたくなるらしい。
その時の講師が、後にベストセラーになったミステリー「氷の華」の作者だった。
自費出版をしたものが、幻冬舎の社長見城徹の目にとまり、編集者の熾烈な添削のあと出版されたらしい。
タイトル通り、寒気に身体が覆われるようなミステリーである。
話を聞いたら、読書の量が半端ではない。それに飽き足らず、自ら書きたくなったらしい。
当時、執筆に5年かかったという。すごいエネルギーである。
カメラ爺は3日も続かない、どころか、すぐ忘れてしまう。
ブログはいわば備忘録だ。