kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

こんにちは!勝った?

2016年10月30日 | ディスプレー
ハロウインの商業的効果が、クリスマスと同レベルになったという。
なんでも欧米の習慣をわがものにしてしまう日本。

日本人は、とにかく群れたがるらしい。
かつて「赤信号 みんなで渡れば こわくない」なんて言葉が流行語になった。

渋谷の交差点がまさにその通りになってしまうハロウインの時期。
今年は、どうせ守られない?のだからと、車の交通規制をして、一部を開放した。

近隣の商店街は「迷惑ごめん」とシャッターをおろす店も出てきた。
この馬鹿騒ぎのような風習は、カメラ爺にとって、冗談を通り越して、不気味でしかない。
ハロー! ウイン? とはいかないのだ。




千日紅の蜜を吸うウラナミシジミ

2016年10月27日 | 花と蝶
千日紅(せんにちこう)、似たような名があるなと思ったら、ありました。
百日紅、こちらは当て字でサルスベリと読む。
百日紅より長い間咲いているから千日紅の名が付けられたという。
なんだか安易だな。

花に見えるのは、苞葉(ほうよう)という花の付け根にある葉。
赤紫の中で白いのが花である。

ドライフラワーにしてもいつまでも色があせない。
花言葉が「色あせない愛」だと。
言い得て妙だ。

蜜を求めるウラナミシジミも大変だろう。
何度も蜂の巣をつつくように口吻を伸ばす。
一蝶上がりとは行かない?




杜鵑と不如帰

2016年10月25日 | 
秋の日陰にひっそりと咲くホトトギス(杜鵑)。
遠目には、茶花にもよく使われるように風情がある。
が、ここまで花が密集すると、なんだか気色が悪い。

鳥のホトトギス(不如帰)の胸の模様に似ていることから、植物の方もホトトギス(杜鵑)と名づけられたという。
どちらの漢字も当字で、知らなければとても判読できない。

鳴かないホトトギスをどうするかで、織田信長など、武将の性格を言い表わしている句が詠まれている。
それに対抗するかのように、
鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス(織田信成)。
さすが織田家の末裔。

松下幸之助が、信長の句の返句として詠んだ
「鳴かぬなら それもまた良し ホトトギス」をもじって、
今の若者風に表現したのが面白い。


♪真白の秋桜が秋の日の・・・

2016年10月23日 | 
タイトルは、さだまさしの歌詞のぱくり。
この場合、「真白な…」のほうが語呂はいいと思うけど。

もともとの歌詞」は「淡紅(うすべに)」だから、「の」しか使えない。
けれど、一行に3つも「の」は、いかがなものか、と思う。

続く「何気ない陽溜りに揺れている」は、いい。

写真の秋桜は、まさに陽溜りに揺れていて、シャッターチャンスを待つのに、しばし息を止めた。
そのなかの1枚である。

とはいえ、カメラ爺の場合、小春日和にはまだ早いものの、さだまさしのように、この花から母のことは思い浮かばない。







ここまでくるとグロテスク

2016年10月20日 | 植物
木が何年もたつと、こんなに大きくなるのか。
ほったらかしにしていたら、ピラカンサの実が気持ち悪いくらいに房なりになっていた。

昨年、旧宅の木々の剪定を頼んだら、丸裸にされた。
その反動か。
まるで「こけにされてたまるか」と主張しているかのようだ。
が、ちょっとグロテスクだ。

見上げていたら、隣家の住人が「鳥が来て、みんな食べてしまうよ」という。
そのタネが、またどこぞの地に糞と共に落とされ、新たな芽を出す。
植物にも輪廻転生があるのだろうか。

ナイターテニスコート

2016年10月17日 | テニス
平日、クラブのレストランでアフターテニスのビールを飲んでいたら、
「秋の日は釣瓶落とし」の言葉どおり、真っ暗になってしまった。

テニスコートのナイターは、6時半からである。
手前の2面はレンタルコートだが、誰もいない。
奥の1面はキッズスクール。
それなりのレベルの小学生低学年の子たち、3名。

せっかくの施設がもったいない、と思う。
これでは照明代にもならないのではないか。余計なお世話か。

ま、ビールを飲み、夜のコートを眺めるのは満更でもないのだが・・・


新宿高層ビルに十六夜

2016年10月16日 | 
テニスクラブハウス・レストランでの声が、やかましい。
ダブルストーナメントの打ち上げで、盛り上がっているのだ。

関係のないカメラ爺にとっては騒音にしか過ぎない。
かつて、こうした盛り上がりのまま、近隣の中華料理店や居酒屋に繰り出し、
クラブ会員の出入りが禁止になったことがあった。
30年近く若い世代の騒ぐ姿に、かつての自分たちがダブる。

あまりのやかましさに「うるさい!」と声をあげたら、少し静かになった。
が、同席していた仲間に、私の声も「うるさいですよ」と諭された。
ああ、酔っ払いはこれだから困る。

閑話休題。
昨日に続き、満月である。
新宿高層ビルの間からの月の出。

昨日の満月に対して、50分遅れ。
十六夜のことを、戸惑うように上ってくるので「いざよい」という言葉を当てたことに納得した。
それにしてもみごとな満月だ。
昨日が月齢14.1、今夜が15.1である。

同じ場所でも、時間帯が違えば、こんなにも画像が違うのだ。
コンデジ ニコンP7000は、せいっぱい頑張って、
粒子の荒れはあるものの写し撮ってくれた。

十三夜が過ぎて十五夜になっちゃった

2016年10月16日 | 
新聞の「今日の月」欄を見たら、10月15日が月齢14.1とあった。
が、夕方、東の空に見えた大きな月は、文字通り満月だった。

9月15日の「中秋の名月」から数えれば、10月13日が「十三夜」である。
とすれば、15日は満月のはずだ。

科学的な月齢と月の満ち欠けは、厳密に一致するものではないようだ。
それにしても、テニスコートから見た、この日の月はみごとだった。
手持ちで撮ったコンデジ最初の1枚だけ、なぜかはっきり写った。
やはり月を撮影するには、三脚とレリーズは必須のようだ。

この絵にまた会える!

2016年10月12日 | アート
2年前、恵比寿の山種美術館で、速水御舟の「炎舞」(大正14年)を見て衝撃を受けた。
それが、再び公開される。
「開館50周年記念特別展」速水御舟の全貌ー日本画の破壊と創造ー

他の絵は覚えていない。が、もう一度見たいと思った。
日本画はさほど好きではないものの、速水御舟は別である。

幸い日経新聞販売店から招待券をいただいた。11月下旬までの期限付き。
まだ先は長い。さて、いつ行こうか。