kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

猿滑り?

2016年08月30日 | 
台風10号。わが地域は、気象予報に反して、だらだらと雨が降り続けるだけで、
被害はなかった。
東北・北海道地方は、甚大な被害、
先の震災の復興も進まぬ中、心が痛む。


さて、台風一過。
暑苦しい夏の花の代表、サルスベリである。
語源からいえば、猿滑り、でも良さそうなものだが、
当て字の「百日紅」の方が、花の鮮やかさが際立つ。
一体、いつまで咲き続けるのだ。

中国の面白い話を見つけた。
ある女性が、恋人と百日後に会う約束をしたところ、百日目を目前にして、なくなってしまい、
その後に咲いた花だという。

ずっと咲き続けているように見えるが、実は、集合しているたくさんの小さな花が、
毎日のように次々に咲いているのだ。
まるで滑りっぱなしの駄洒落を連発するカメラ爺のようではないか。

それでも、新しい駄洒落が浮かんだ時は、まさに「ダジャレ ヌーヴォー」で、うれしくなってしまうのだ。

2年ぶりのミニ・フレンチ

2016年08月28日 | グルメ


パスタ、ピッツァ、ラーメンの店はあまたあるけど、
気軽にフレンチというのは少ない。

知人に誘われて、昼飯を一緒に食べることになった。
思いだしたら、2年前、西永福・方南通りに面した「プティ コトン」に行っている。

カメラ爺の家からだと、井の頭通りを越えて方南通りに出るのは、チャリでも、ちと億劫だ。
久しぶりだから、ま、いいか。

プログのアーカイブ見たら、ちゃんとアップしている。
タイトルは「ご近所のフレンチ」。
2年ぶりじゃ、とてもご近所とはいえないな。

そもそも、カメラ爺はフレンチには腰が引ける。
いつも普段着がバミューダパンツでは、お呼びではないのだ。

で、ジーンズにはき替え、12時に待ち合わせた。
近所のサラリーマンのランチタイムだが、昼のコース1,400円(税別)からでは、お客はいない。
おかげで、ビールやワインを飲みながら。ゆっくりおしゃべりができた。

温めたフランスパン、パンプキンの冷製スープ、メインディッシュ、デザート、コーヒー。
ふだん、ざる蕎麦かラーメンの爺には、贅沢なランチである。













その間、女性客が一人来店しただけ。

西永福駅近く、こだわりの日本蕎麦の店主が、「一日10人客がいりゃ、いいんです」なんて言っていたことがあるけど、
「それで、いいのかな」というのが実感だ。










これぞ入道雲!

2016年08月26日 | 
リタイア後、毎日のルーティンワークになったテニス。
月曜日は台風接近のおかげでパス。
火曜日はクラブ休日。
さて、水曜日こそと思ったら、また天気が不安定で、猫と犬たちが空から降ってきた。
だらだら、うじうじと家にいるだけで、時間が過ぎていく。

明けて、木曜日。
イタリア、ミャンマーの地震のニュースで心が痛む。

北朝鮮は潜水艦からミサイル発射に成功し、若きドンはほくそ笑む。
これでアメリカ大陸まで核を載せたミサイルを飛ばせるようになった。
うかつな行動は出来なくなったのだ。
抑止力とはこういうことなのか。

自衛隊はアフリカの内戦に関わって、人を殺す訓練を国から指示された。
これが集団的自衛権行使の始まりなのか。
すべてアメリカのポチになっている情けない日本の姿なのだ。


閑話休題。
カメラ爺は、久しぶりの青空に湧きあがる入道雲の出現に、昼飯の最中、コンデジを手に外へ出た。
エネルギッシュな入道雲だ。
普通なら、夕立ならぬ昼立が来そうなものだが、この日は降らなかった。
おかげでルーティーンのテニスを楽しめた。

にゅうめん、じゃなくて「ニュウマン」

2016年08月24日 | 建物
先日、月一、神田詣の帰り、京王線乗り換えのため新宿南口に出た。
高速バスターミナル・タクシー乗降場「バスタ新宿」の奥に、高層ビルがそびえている。
今春オープンした複合商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」だ。

女性相手のファッションビル「ルミネ」は、お呼びでなかったが、
「新しい時代を生きる、新しい女性のために…」をコンセプトにした、このビルも、お呼びでない。
ラグジュアリーな30~40代の女性をターゲットにしているという。

カフェ&レストランもあるから、カメラ爺は目の保養にでも行ってみようか。
それにしても、「NEW」と「Woman」の文字をコラボさせたのはいいが、見ようによっては「NEW」「Man」ではないか。男も意識したか。

複数形にしたら「にゅうめん」だ。
それでは、いくらなんでもと、当然コピーライターは考えたに違いない。
が、和食の店で、メニューに、にゅうめんを加えたら、案外うけるかも。

暑苦しい真夏の花

2016年08月23日 | 
ノウゼンカズラ(凌霄花)。平安時代、中国から渡来した花らしい。
だから、こんな漢字があてられた。

高木に寄生するかのように、霄(空)を凌ぐ勢いで、蔦(かずら)同様、よじのぼっていく。
上がなければ、下に垂れ下がって咲く。

どちらにせよ暑苦しい花だ。

正岡子規の句のように
家毎に 凌霄咲ける 温泉(いでゆ)かな

なんて悠長な気持ちにはとてもなれない。




風が強ければ、風流な音もやかましい

2016年08月22日 | 都市
台風9号の関東上陸で、雨風が強く、一日中家に閉じ込められた。
テレビはオリンピック閉会式と台風情報ばかり。

不要不急の外出は控えるように、とテロップが繰り返し流されている。
用事のない外出なんてないだろうに。

閑話休題。
先週の金曜日、神田小川町の交差点で、ガラスの風鈴を吊り下げた粋な花壇を見つけた。
風に揺られて聞こえる音は、心和むはずなのだが、
台風接近の影響で、強い風にあおられ、ガチャガチャとやかましい。
風流な音も、度が過ぎるとこうなるのか。

台風10号も、接近しつつある。
上陸を回避させる科学技術はないものか。

懐かしいアコースティックギター専門店

2016年08月22日 | ディスプレー
長年弾いていなかったフラメンコギターのチューニングを始めたら、第1弦がぶちっと切れた。
そういえば何年も触っていなかったものなあ。

月一の神田の診療所詣でのついでに、小川町の老舗ギター専門店、カワセ楽器に寄った。
これまた何年ぶり。
「フラメンコギターの弦ありますか」と聞いたら、「う~ん」
で、うろ覚えで「サビカスとオーガスチンは?」
「あ、サヴァレスね」
ギタリストの名と弦のメーカーをごちゃまぜにしていたのだ。

店主は、丁寧に一本一本取り出して6本揃えてくれた。
〆て2,387円。
家に帰って、さっそく張り替えようと思ったのだが、なんだか面倒臭い。
昔のような、嬉々とした楽器への愛着が無くなってしまったのか。

今では、ギターが部屋のインテリアの一部にしかなっていない。
弦を張り替えたら、少しはつま弾く気になるかな?
せっかく、いつでも弾けるようにと爪の手入れををしているのだから。
久しぶりに「ファルーカ」でも弾いてみるか。

高齢者にやさしい居酒屋「魚のちから」

2016年08月19日 | グルメ
刺身は、和の専門店で食べるのがいい。
が、いかんせん高い。
うまいのは当たり前だが、マグロやタイが、
大皿の真ん中にちょこっと盛られているのでは食べた気がしない。

これまで、そう思っていたのだが、この店は違う。
写真の刺身5点盛りが1,200円(税別)なのだ。
迷わず注文した。
しかも、まるで、3人客向けのように、
はまち、ブリ、マグロの大トロ、タイ、サーモンが盛りつけられている。

この日は、花金とあって、椅子席、座敷とも満席だった。
すべて仕事帰りとおぼしきメンバーだ。
幸い、カウンターが空いていた。

平日のテニスクラブの仲間と出かけた。
クラブのレストランで、それなりに飲んだ後なのに、
刺身にはじまり、生ビール中3杯(一人は1杯)、
揚げだし豆腐、ホッケ焼き、出汁巻き玉子、もつ煮込み、カキフライ、鶏唐揚げ。
三人でシェアしているとはいえ、一回り半も若いT氏以外は、カロリーオーバーじゃないか。
これで、6,544円(税込)!

高齢者にやさしいメニューがそろっているのがうれしい。
地元の人々に人気なのも分かるような気がする。

が、食べログで、評判が芳しくないのはなぜだろう。
最新の書き込みが昨年の5月だから、あてにならないか。






初めて電子ズームを使ってみた

2016年08月18日 | 
何気なくコンデジ(クールピクスP7000)を持ってテニスコートに出かけた。
日中の最高気温36℃。その炎天下でタフな高齢者はテニスをしていたらしい。
誰かが「年取ると暑さの感覚が麻痺するらしいよ」と言った。
が、午後4時過ぎれば、だいぶしのぎやすくなる。

ミックスダブルスを1セットして、シャワーを浴び、クラブのレストランで泡タイムである。
家呑みよりはるかにうまい。それに会話が楽しい。

ふと外を見ると、大きな月がポッカリ浮かんでいた。
あわててカメラを取り出し、ファインダーをのぞくが、いかんせん最大ズームが200mm。

が、そのままレバーを押しつづけたら、どんどん月が大きくなる。
「そうか、これが電子ズームか」、最大800mmまで拡大できるのだ。

しかし、ベランダの手すりに固定しても、画像はすぐぶれる。
「ま、いいかあ」とシャッターを押したのがこれ。
あとで、コンデジの使用説明書を見ると、「電子ズームは粒子があれます」とあった。
これだけ撮れればいい。
18日が満月、が、あいにく予報は曇りだ。
次回は三脚立てて、レリーズを使ってみよう。
さしあたり、来月の中秋の名月(9月15日)か。