kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

ブロードウェーミュージカル「ヘアー」でヘアーを見た?

2013年06月08日 | 舞台
「アクエリアス」…「ポカリスェット」と並ぶスポーツドリンク、
てな話ではない。

半世紀も前にヒットしたフィフスディメンションの「輝く星座~レット・ザ・サンシャイン・イン」である。
懐かしい。
彼らがカバーしたのが、ミュージカル「ヘアー」の最初と最後の曲の合体。

そのミュージカルが21世紀版としてリバイバルして日本にやってきたのだ。
曲は知っていたけど、中身は知らなかった。

渋谷ヒカリエ11Fにある東急シアターオーブ。
ミュージカルは映画でよく見るが、舞台は何回か見た程度。

「ヘアー」がヒットした1960年代は、日本にも閉塞感が漂っていた。
体制に迎合するなとばかり、長髪が流行した。
かく言うカメラ爺も、当時は粋がって、長髪にパーマをかけ、レイバンのサングラスをかけていた。
放浪しないヒッピー気どりである。

あれから半世紀。いいものはいい。
厭戦気分は変わらないが、やたら、この国のトップはきな臭いことを言い始めた。

エンターテインメントはいい。
時代はさかのぼるが、心に訴えるものは同じだ。

それにしても、テレビでは翻訳がNGの歌詞が、同時通訳でテロップで流れるとは…
第一部の最後に、照明がダウンしているものの、出演者がスッポンポンになったのには驚いた。

当局は、それなりにゆるくなってきているということか…

奇想天外なコメディ舞台、西村雅彦の「地球の王様」

2012年10月27日 | 舞台
ニヒルな役の多い西村雅彦の「地球の王様」なる奇想天外な芝居を、
北千住のシアター1010で観た。

ストーリーは、世界中に謎のウイルスが蔓延し、日本のとある食品会社が開発した飲料を飲んだ社員他、
6人だけが生き残って、富士山の山小屋で共同生活をするという、あり得ない話。
そこにウィルスに犯されていない宇宙飛行士が帰還し、人類が子孫を残し生き残るためにはどうすればいいのか、といったややこしいことになる。

こうした話に、役者たちが大真面目でセリフのバトルを繰り広げるのに、なんの意味があるのだろう。
時折り、クスリと笑わせる場面もあるが、芝居とは一体なんなのかと、考えさせられてしまう。

舞台終了後、ロビーに飾られた祝いの花の送り主に、小池栄子、高橋克典、藤村俊二、飯島直子など、なじみのある名前が並んでいた。
役者仲間達の励ましなのだろう。芝居の素人にはあずかり知らぬことである。



豪華! 金糸の緞帳

2011年10月11日 | 舞台
昨日の答えは、明治座のエントランス。
幕間のお客を飽きさせないように、婦人服などの売店もあるのです。
ほとんどバーバーファッションですが…

で、会場。A席でも、2階両脇は、空席が目立ちますな。
ゼネコンの竹中工務店提供の緞帳は、金箔の屏風を思わせるような、総金糸です。
「大奥」にふさわしい、豪華さ。
いったいどんな舞台が始まるのだろう。

明治時代からの歌舞伎・新派の殿堂だって!

2011年10月08日 | 舞台
明治座を訪れるのは2回目である。地下鉄都営新宿線浜町駅。
京王線が乗り入れているので、我が家から30分強で行けるのがうれしい。

前回は幕末の「大奥」(篤姫と幾島・滝山)、今回は黎明期、徳川2代将軍秀忠・3代家光時代の「大奥」(江と春日局)。
フジテレビの「大奥」(平成16年)は見てないが、NHKテレビの「春日局」、「江」を見ているので、少しは興味がある。
衣装だけで、総額2億円。舞台衣装ではなく本物だけに、演じる人も役者冥利につきるというものだろう。

で、明治座である。俳優の幟がひらめくのは、いかにも興行という感じがする。
明治6年の開場以来、火災、関東大震災、東京大空襲などで、4回も焼失。
昭和33年に再建したものの、老朽化したため、平成5年、再開発の浜町センタービルの低層階に、新明治座が開場した。

1,2階A席でも、1,224席もあるので、2階はオペラグラス必須アイテム。
花道から登場する、定番の「♪上様の御成り~」は、圧巻だ。

大奥の女性にあこがれるのかな?

2011年10月06日 | 舞台
明治座へ「大奥 第一章」の舞台を観にいった。
我ながら似合わないと思うけど、ちょうど大河ドラマ「江」で、春日局との確執の場面をやっていることだし…

舞台は当然撮影禁止だから、ポスターでも撮っておこう、と。
おあつらえ向きに、若い女性が、通りすがりの男性に携帯写真撮りを頼んでいた。
で、こちらも無断参加。
主役の松下由樹(春日局)のファンなのか、聞きそびれた。