kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

紅葉に昂揚 その2

2014年11月30日 | 紅葉
太陽の光のマジックには驚かされる。

曇り空なら「紅葉が色づいてきたな」程度にしか思わないのに、
秋の斜陽に輝く紅葉の色には、心が動く。
わがテニスクラブの裏門。
いつもならすぐにでもコートに入りたくなるのに、色鮮やかな紅葉を見たら立ち止まざるをえない。

「遅い! 何やってるの! ラジオ体操1.2やれちゃうよ」
このデリカシーのない言葉に、カメラ爺は「ちょっと写真撮っていたから」
と小声で返すのみ。
でも、この紅葉の出来栄えに一人満足。

雨上がりのオムニコート。プレーしているのは私たちを含めて、8人。
ボールは重くなったけど、日没までにミックスダブルス1セット出来た。
Nさん、Mさん、ありがとう。
チャリで12,3分程度でコートに行けるのはうれしい。

真昼の月

2014年11月28日 | 
昨日の昼下り、ふと空を見上げたら、
真っ青な空に細い月が浮かんでいた。

普段なら「あれ?こんな時間に月が」と見過ごしてしまうのだが、
なんだか気になって、家のベランダからデジ1を構えた。
200㎜ズームいっぱいでも、点にしか見えない。
が、仕上がりをトリミングしたら、それなりになった。
「真昼の月」である。

さて、コメントを書こうと検索すると、
随分いろんな人が、このタイトルで歌っている。
島谷ひとみ、GLAY、いきものがかり、etc.

みんな同じタイトルでも、まったく別の曲である。
それぞれバラードで、なかなか聞かせる。

が、一番歌詞で気に入ったのは、まったく知らない福島・郡山在住のバンド「音速ライン」の曲だ。
残念ながら、動画はなかったが。

…青い空 真昼の月 未来が透けて見えるようだ なぜなんだろう…

昼の明るい空のなかで、月が透けて見え、この歌詞が思い浮かんだのだろうか。

この日の月の出(東京)は、朝9時33分。
道理で昼間に月が見えるはずだ。
月の入りが夜8時15分。しっかり角度を変え、上弦の三日月が見えた。
正確には3.6日月だったけど…

無機質な光景

2014年11月27日 | 
神田小川町。神田の冠称がついているのは、東京市神田区の名残り。
が、都営地下鉄の駅名に冠称はない。
というのも、かつての都電の停留所名を踏襲しているからだという。

その小川町駅。
雨模様の火曜日、恒例の月一、診療所通いの帰途。
街を散策する気にもなれず、地下鉄で新宿に向かうことにした。
その時、目に入ったのが、この無機質な光景。

誰もいないなら、標示を無視して降りていけばいいものを、なぜか誘導されてしまう。
かつての地方出身者が、大都市の中で生きていくためのルールに馴染まされたせいか。

それにしても、長方形の斜め黄黒模様。通行危険標示というのはやり過ぎじゃないの?


♪Autumn Leaves~

2014年11月25日 | 植物
この名曲、直訳すると「秋葉」AKB。
これを「枯葉」と訳したのはいいね。
逆に「枯葉」をまじめにDead Leavesと英訳したら、なんだか気味が悪い。

一日中そぼ降る雨の天気。
カメラ爺の出番がないと思ったら、ありました。

春、桜の花を楽しませてくれた玉川上水公園。
(いっそ桜上水公園とすればよかったのに)
みごとに色づいた桜の落葉が、雨に濡れて緑のじゅうたんの上に散らばっている。

そういえば、♪落葉の舞い散る停車場は~
なんて歌もあったっけ。
だけど、桜上水駅は「終着駅」じゃなかったな。

楚々とした花なのに名前は皇帝ダリア

2014年11月24日 | 
神田川沿いの遊歩道、テニスコートにチャリで向かう途中、気になる花が見えた。
皇帝ダリア。以前、ブログに載せたが、コンデジ、ニコン・クールピクスP7000での再登場だ。
花モードに設定すると、ボケ足もきれいに出た。

径12、3cm程と大きいけれど、なんだか名前にそぐわない淋しげな花である。
高さ、2m以上にもなる威風堂々たる姿から名付けられたという。

華やかなダリヤの原種。
原色のけばけばしさより親しみを感じるのは、カメラ爺も年をとったということか。




3153は何思う?

2014年11月22日 | 公園
衆院が解散した。
「代表なくして課税なし」アメリカ独立戦争時のスローガンを解散の大義名分にしたけど、なんかヘン。
ダジャレ好きなカメラ爺でも、これにはまいった。意味が違いすぎる。

♪語呂は合っても、心の錦~
これまたシャレにもならないか。意味不明。

3153(サイゴウサン)。上野公園・西郷さんの銅像の下にある飲食店ビルの愛称。
これは苦しい語呂合わせ。
が、それはさておき、ビルのエレベーター屋上に出たら、色づき始めた銀杏と西郷さんのコラボに圧倒された。
凛々しい。何度も来てるがこんな風に見えたのは初めてだ。

物言わぬ西郷さんだが、今の世をどう思っているのだろう。

黄葉に昂揚…

2014年11月21日 | 植物
もう晩秋と言っていいのだろうか。
一昨日、上野の森に出かけて実感した。
みごとな逆光の黄葉。
小春日和だった。

それが一転して、昨日は冬のような寒さに冷たい雨が降る。
暖房がなければ耐えられない。
世間には解散風が吹き荒れる。
もうすぐ師走。
この国は何を目指そうとしているのか。

とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている…。
健さんが逝った。
なんだか淋しい。

キリスト教の宗教画ばかり見せられても…

2014年11月19日 | アート
上野・東京都美術館へ、イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館展を観に行った。
第3水曜日は、シルバーデー。65歳以上は無料である。
東京都の粋なはからいに乗らないわけにはいかない。

しかし、クリスチャンホームに育ったカメラ爺でも、アートとはいえ、これだけ宗教画を見せられると、
いささかうんざりする。

しかも、知っている画家は、あの「ヴィーナスの誕生」のS.ボッティチェリだけである。
よくもまあこの時代、同じような宗教画ばかり描いていたものだ。
描かせた大富豪のメディチ家もすごいとしか言いようがない。

無論、一人の画家が全部描けるわけはないからたくさんの人の手による工房の作品もある。
共同作業である。

一番驚いたのは、十字架から降ろされたキリスト像だ。
幾多の苦難に耐えた後の姿なら、やせ衰えているはずなのに、胸や腹筋がまるでアスリートの身体のようだ。
聖母マリアが美しいのは分かるが、とても哀しみのキリストには見えない。


ポスターの「バラスとケンタウロス」(ボッティチェリ作)も情けない表情をした不可思議な半人半獣だが、実に均整がとれている。
この時代の理想の体型なのかもしれない。

目を見張らせられた画が一つあった。
ガラスケースに入れられた「悲しみの聖母」(ベルジーノと工房)。
まるで3Dのような精緻で立体感のある油彩作品。
1500年頃の製作らしいが、ここまで表現出来るとは…アートの極限を見た思いがした。



魅力的なネオンだけど・・・

2014年11月19日 | ディスプレー
バーというところ、何年も行っていないな。
随分昔、現役の頃、新宿三丁目あたりを徘徊していた時があったっけ。
それが、いつしか焼鳥屋や居酒屋に変わってしまった。

懐かしいネオンである。
京王線桜上水駅近く。
昼間は何気に通り過ぎていたのだが、街に出た帰り、ふと目にとまってシャッターを押した。

ちょっと惹かれるのだが、やはりカメラ爺にはバーは似合わない。


なんだこの車は!

2014年11月12日 | 乗物
先週、渋谷区広尾・山種美術館の「輝ける金と銀」展を見に行く途中、
通りの反対側、やけに目立つ車が目に入った。
ニコンのコンデジ、クールピクスP7000のズーム200mmでシャッターを押す。
なんていう車だ、見たことないな。

後で気がついたのだが、ナンバープレートがない。
ていうことは、広尾在住のセレブが、これ見よがしに自宅前で見せびらかしているのか。
ボンネット上のマークが、はっきり見えないから、調べようがない。

毎年、行われているクラシックカーレースには、ン億円?する愛車に乗って、悦に入っているセレブな芸能人がいるようだけど、趣味にのめり込むと、そこまで行っちゃうのかね?

でも、半世紀前のトニーカーチスの主演映画「グレートレース」は、面白かったな。