kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

ど根性 大根

2013年11月30日 | 植物
私たちは命の恵みを食べさせてもらっている、と、つくづく思う。
故郷仙台から送られてきた、緑と赤の大根の葉である。
本体は、ぬか漬け、サラダ、煮物になって、胃袋へ収まった。

本来ならシンクの三角コーナー行きだが、わずかな身を栄養に、新しい葉が出てきた。
かつてスーパーの大根・ニンジンでも試みたが、何日かすると、身が腐ってしまった。

無農薬・有機栽培のほったらかし?自然農法で育った野菜たちの生命力はすごい。
地中の石をものともせず、二股になった牛蒡もあった。
「何これ?」と聞いたら、「これが自然の牛蒡だ」との答えが返ってきた。

そうなのだ、本来はキュウリも曲がりたいのに、見た目を気にしてまっすぐにしている。
そういえば、今、トマトの味がするのは、ミニトマトしかない。
もともとアンデスの山で見つかった原種のトマトは、ミニトマトだった。
それを品種改良して大きくしたのだ。
桃太郎といえども、完熟のように見えても、味は、いまいちだ。

巷の自然農法の野菜は価格が高い。
井の頭線西永福駅前で時折り出店する、自然食品の野菜は、プライスカードをつけない。
客も値段を聞かないで買っていくそうだ。
セレブな人なのか、高くても、その野菜を食べたいと思う人なのかはわからない。

アール・ブリュットて何だ?

2013年11月28日 | アート
井の頭線西永福駅前広場。
ふと、石畳を見下ろすと、カラフルなタイル張りが見えた。
緻密な埋め込みに、心惹かれた。
これまで何も感じないで通り過ぎていたのに…

過日、「ボーダレス・アート・クラブBACせんだい」のチラシで、アール・ブリュット(仏 Art Brut「生の芸術」 )なる言葉を知った。英語では「アウトサイダー・アート」というそうだ。

まさしく、これがアール・ブリュットなるものだ。
自由奔放な色遣い、構成、素敵な造形作品である。

カメラ爺は、幼少の頃、わら半紙に金魚鉢を描き、ほめられたことがある。
だが、その後、「画用紙に描いてみたら?」と言われ、意識して描くと、うまくいかなかった。
絵に関する挫折の始まりである。
その後、描くことへの興味を失ったが、見ることへの欲求は、今も止まらない。

自分の感性は大事にしたいと思う。


































































































































































































♪たき火だ たき火だ 落葉たき~なんて、今はできない!

2013年11月27日 | 植物
一昨日、雨を伴った強風が吹き荒れた。
翌朝、我が家のもみじを見ると、すっかり裸にされ、無残な姿に…
その根元に落葉が密集している。

何時の頃だったろうか、落葉を焚いて、この歌を口ずさんだのは。
都会では無理。
煙が近所迷惑どころか、119番に電話をされてしまう。

今は、45Lのゴミ袋へ入れられて焼却場行きだ。
が、テニスコートに近いその焼却場も、解体再建中。
あと4年間は、世田谷区、豊島区のお世話になる。

完成したら、これまで、温水プールの熱源等にしか再利用できなかったのが、
火力発電装置を併設し、東京電力にも売電するそうだ。

東電は、石炭の火力発電所を新たに2ヶ所設置する計画。
どれだけCO2排出抑制をするのか、知らないが、
原発はもう必要ないのだ。


伊賀焼の魅力

2013年11月26日 | 焼物
日本橋室町の「ギャラリー開」で、ブロ友chomo-vidrecさんの作陶展「焼き〆の器」を見てきた。
三重の伊賀焼である。
彼女は、毎年秋、このギャラリーで個展を開いている。

今年はどんなものが並ぶのだろう。
真夏の暑いさなかに行う窯焚きの大変さをブログで読むと、焼物への情熱なくして続けられるものではないと思う。

一緒に陶芸を学んだ人たちの半数は去っていったという。
皿、小鉢、湯呑み、ぐい呑み、徳利、花生、大壺…
土もの好きのカメラ爺は、なんだか愛おしくなってくる。

今回は、フリーカップをゲットした。
これからの季節、焼酎のお湯割り用にぴったりの器である。

最後まで気障な人でした。

2013年11月24日 | グルメ
長年、テニスとアフターテニスを楽しませてもらったTさんが亡くなって、
ひと月強になる。

昨日、少し早い49日と納骨が済んだ後「偲ぶ会」が開かれた。
吉祥寺Dホテル。

親族、テニス仲間、法曹界、小・中・高の同期生など、総勢80名。
生前、遺影に、ブラジルを訪れた時のタンゴダンサーとの2ショットを飾ってほしい、
と言ったそうだ。
最後まで、気障を貫いた人だ。

写真はこのホテルのエントランス。
クリスマス前、いかにもカッコマンの彼にふさわしい場所だ。

会食は、姪の方の、ショパン、ノクターン等のピアノ演奏をBGMにした、フレンチのコース料理。
グルメのTさんにふさわしい「偲ぶ会」だった。
安らかに。
合掌。

♪秋の夕日に照る山もみじ~

2013年11月24日 | 植物
ここ何年か、紅葉を見に出かけていない。
でも、部分を切り取れば、それらしい雰囲気になるものだ。

我が家の猫額庭の黄葉。
逆光でいい色になっている。
まるで、郊外の野山に出かけて撮ったように見える。
写真のマジックだ。

毎日、テニスコートに出かけていると、あっという間に一日が過ぎていく。
秋の日は釣瓶落とし。
言い得て妙の言葉である。

雨上がりの朝~なんだ、これ?

2013年11月20日 | アート
これもアートの一つと言えるのか。
思わずカメラを向けた。
なんの波紋なのか。
地下鉄千代田線乃木坂駅直結の国立新美術館入口。
廻廊が濡れて、まるで太陽光発電のパネルのようになっている。

状況を把握するのもままならず、急ぎ足で先へ進んだ。
「なに、もたもたしてるの!」
という相方の声が聞こえそうだ。

それにしても、この波紋はなにを映しこんでいるのだろう。
気になってしようがない。

ここはどこ? 迷子になっちゃいそう。

2013年11月19日 | 
五島美術館の帰途、東急大井町線上野毛駅から自由が丘駅経由で渋谷に出た。
普段乗っていない路線なので、渋谷駅の状況が分からない。
懐かしいかまぼこ型屋根の東横線の渋谷駅が廃止になって、地下5階にもぐり、ますます複雑になった。

構内の分解表示板も分かりにくい。
現在地を確認すると、地下2階だった。

渋谷駅のどこかで待ち合わせているサラリーマンらしいおじさんが、
携帯電話で「おれ、どこにいるかわからない。迷子になっちゃいそうだ」と嘆いている。

派手な電飾柱に「渋谷ちかみち」とある。
それを頼りに歩いても、随分遠い。

これで便利になったといえるのだろうか。





渋谷・井の頭線ホーム、広告ジャック !

2013年11月18日 | 
競馬から遠ざかって何年になるだろう。
かつてG1レースで、馬枠に賭けていたことがある。
一度だけ的中した。

確率が悪い。
空しくなって、やめた。
近年は、3連単などで、ますます射幸心をあおっている。

大枚の払い戻しを受けた競馬好きの人がいる。
が、浮いた様子もなく「次の競馬資金にあてるだけ」と平然としていた。
投資で利益を得ても、次の投資にあてるのと似たようなものか。
いわばマネーゲームだ。

それにしても、井の頭線ホーム柱の派手な「ジャパンカップ」の広告は、いかがなものか。
公営ギャンブル。
貧しい者はさらに貧しく、富める者はますます富むようになる。

これもアベノミクス効果?

蕎麦&茶屋 季寄 武蔵屋

2013年11月18日 | グルメ


世田谷・上野毛の五島美術館の帰途、東急・上野毛駅近くに、
こじゃれた日本蕎麦の店を見つけた。
美術館帰りのおばさま方が、店頭に並んでいる。
並ぶのがきらいなカメラ爺は、パスしようと思ったら、
「私たち4人ですから、お先にどうぞ…」
うれしいなあ、こういう気配り。

で、奥の席に案内された。
先客のおばさま方、蕎麦前の銘酒をいただいている。
こういう店にはずれはない。

蕎麦通のつもりのカメラ爺だが、昼間から冷酒は飲めない。
で、ビールである。

とりあえずのつまみはいろいろあるが、
ランチの、季節の野菜天セイロ(1,480円)。
相方は、親子丼とかけセット(1,050円)。(どちらも小さい器。普通メインは大丼だと思うけど)

運ばれてきたセイロは、2段。
北海道(空知地方)産の新蕎麦だという。
ちょっと硬めの蕎麦は、きりっと角がたち、歯応えがある。
野菜天は、かぼちゃ・さつまいも・れんこん・しめじ・えのき・まいたけ。
しゃきっと上がっていたが、相方とシェア。
一人では、ちとボリュウムが…

相方の親子丼はつゆだくで、新米が台無し。
温蕎麦もいただけなかった。

やはり「蕎麦はセイロに限る」かな?