kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

有名私大!

2013年08月30日 | 建物
めったに四谷駅に降りることはない。
この日は、年に一度の迎賓館参観日。

かの有名な聖イグナチオ教会の十字架が、上智大学校舎に重なって見えにくい。
カトリック教会のイエズス会が創設したミッションスクールだが、プロテスタント教会牧師の家庭に育ち、同系のミッション大学で学んだカメラ爺は、詳しいことはわからない。
どちらも、信者でなくても入学できるから、キリスト教学の講義はあるものの、普通の私大とかわらないのではないか。

わがテニスクラブに上智大学のテニス部のコーチだった方がいる。
年齢的にちょっと上だが、教えていただくテニス技術の理論は納得いくものがある。

「なにこれ?」という、カメラ爺の変則テニスの連続に、
「何万回と脳にインプットされたものは、修正できません。直すことはないので、フラットに打つことを新しい技術として修得するといいですよ」と。
奥の深い言葉である。
つい癖が出てしまうけど…

State Guest House Akasaka Palace !

2013年08月28日 | 建物


<ここは日本でありながら、日本ではない>
一般国民には、そう思わざるを得ないところである。
ゆえに? 迎賓館赤坂離宮は、1年に1回、夏場10日間しか、内部参観が許されない。

昨年、カメラ爺は興味本位で応募、抽選の参観に当選した。
暑いさなかだったが、明治時代の西洋建築様式を取り入れた豪華絢爛な装飾に、目を見張らせられた。
残念ながら、内部は撮影禁止。
迎賓館のHPで見ていただくしかない。

相方に「一人だけ楽しんできて…普通応募する時はペアでしょ!」といわれ、今年も応募したら当選した。
昨年は、葉書通知だったが、時代の流れか、ネット通知である。
申し込みには、同伴者とも、個人情報を記入しなければならない。

西門入り口で、プリントアウトした参観証と本人確認証明書提示を求められ、
受付で名簿チェック、ボデイチェックを受けて、さらに参観バッジを渡される。
面倒くさい。

セキュリティの厳しさに比べ、たくさんの係員やボランティアの解説員の腰の低さには驚いた。
何しろ館内は、すべて「手を触れないでください」の表示。
疲れて、通路の壁に寄りかかろうものなら、即、係員に注意にされる。
建物自体が国宝なんだから、いたしかたないか。
警備員が「階段の手すりだけは触れます(笑)」だと。

設計の参考にしたという英仏等の宮殿を見たことのある人には、スケールの大きさに、物足りなさを感じるかもしれない。
が、富国強兵にまい進していた明治政府が、欧米列強国に、日本の国力を見せつけようと、国をあげて造ったこの建築。
改修工事費も半端じゃない。
昭和43年から5年以上の歳月と総額108億円(大学卒の初任給3万円の時代)をかけた。

さらに平成18年から3年にわたって、さらに大規模な改修工事が行われ、現在、世界各国の国王、大統領、首相などの国賓、公賓との外交の場や国際会議の会場として使われている。


模倣と揶揄されるかもしれないが、東京駅を設計した辰野金吾と共にジョサイア・コンドルのもとで学んだ片山東熊の総指揮のもと、精一杯、西欧の建築技術を取り入れようとした心意気が感じられる。

ちなみに、下の写真は、案内の係員に、バックの超高層ビルが入らない眺望スポットを教えてもらい撮ったもの。
道路の真ん中に、眺望地点と記された東京都都市整備局の小さな指標が埋め込まれている。
粋なはからいである。

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大道芸人

2013年08月26日 | 公園
たまに上野恩賜公園に行くと、
さまざまなパフォーマーに出会う。
地味に民族楽器を奏でる人のまわりには、人々は集まらない。
派手なパフォーマンスには、観客が惜しみなく拍手をおくる。

この日は、ヨーヨー的な芸。
「風が強いなー」と言いながらも、
巧みなテクニックで観客を沸かす。

いくらか投げ銭を用意すべきなのだろうが、
「うーん」とその技に感心しながらも、
忘れてしまった。

先生、もう疲れたちゃった~

2013年08月24日 | 公園
上野恩賜公園入り口。
デイパックを背にしたチビッ子たちが、
疲れ果てて、路上にしゃがみこんでいる。
動物園にパンダを見に来たのかもしれない。

動物だって、この猛暑にうんざりしているのに、
人間だって参ってしまうよ。

すぐそばに客待ちのタクシーがいるが、
チビッ子たちには無縁だ。

そんな余裕の気持ちでカメラを向けた。
が、2時間後、ルーブル美術館展を見た後、この子たちと同じく、
疲れてしゃがみたくなった。

で、すべてパンダ一色のセルフレストランで生ビールを飲み、一息ついたカメラ爺。
隣席に、つまみのチーズ持ち込みの、おじさんがいた。
さすがにそこまでは考えなかったな。



ルーヴル美術館展の名に惹かれて…

2013年08月22日 | アート


そもそもパリのルーヴル美術館のことを知らない。
ミロのヴィーナス、サモトロラケのニケ、ダヴィンチのモナリザが収蔵されていること、
昔の宮殿の前に、ミスマッチなガラス張りのピラミッドが建設されたことしか知らない。

それがなんの前知識も持たずに行ったものだから、かなり面喰ってしまった。
サブタイトルに~地中海 四千年のものがたり、とある。

中国四千年、伝説時代・夏・殷・周…歴代中国王朝の名は暗記しているけど、地中海四千年ねえ。
こんなサブタイトルだから疑問符がつく。

早い話が、古代ギリシャ、エジプト、ローマ、オリエント時代の、博物展と言えば、納得できるのに。
でも、それじゃ、これまであちこちでやってるから、各時代を縦断する地中海の歴史として目を向けたのだろう。

おかげで、ほぼ断片的にしか覚えていない、古代がつながって見えてきた。
そうか欧州の古代は地中海沿岸に集中していたのだ。
そして多神教の時代から、キリスト教・イスラム教の一神教の時代へ。
芸術・文化の交流は、新しい時代をつくっていったが、それぞれの原理主義の宗教的対立は、今もって解決されない。

話を元に戻そう。
圧巻だったのは、メインとしてポスターなどに掲載している通称「ギャビーのディアナ」ではなく、ミケランジェロのダビデ像を思い出させる、後のローマ皇帝アウグストゥスの裸身像である。
こちらは、ダビデ像と違って頭は小さいものの、胸板、力強い足指、臀部、官能的でさえある。

小物では、金とダイヤモンドをちりばめた煙草入れ、懐中時計。
四方に光を放つダイヤに、時の権力者の威力を感じさせられた。

早く秋風が欲しい

2013年08月22日 | 
兜町には連日秋風が吹いているのに、
実際の天候の方は、ピークの最高気温35℃超こそ無いものの、連日33℃。
可憐な秋桜の花を見ると、早く秋が来てほしい、と思う。

コスモスの 花あそびをる 虚空かな (高浜虚子)

本の街、神保町

2013年08月20日 | 都市
神保町の交差点。なぜか警視庁の警官がいる。
この先、まっすぐ行くと、靖国神社である。
そのせいか。

さすがに本の街だけに、ビルの袖看板は〇〇書店の名が目に付く。
そういえば、随分前、ビニ本で一世を風靡した芳賀書店があったっけ。
いま、どうしているんだろう。

活字離れをしているつもりはないのだが、新聞以外、とんと、活字の本を読まなくなった。
ブログ、ウェブ、依存症になっているのかもしれない。
パソコンがフリーズすると、もうパニック状態。

子どもたちが、スマホ中毒になっているという。
逆に年寄りたちが、スマホに切り替えたため、使い方が分からず、スマホ難民になっているそうだ。

販売員がガラケー復活を望んでいるらしい。
いまもって旧タイプの携帯を持ち歩いているカメラ爺にとっては、嬉しい情報である。

さんまは目黒、スダチは徳島に限る ?!

2013年08月19日 | 植物
なんか、訳わかんないタイトルだけど、真~イカ。

「目黒のさんま」、落語の小噺。
殿様の世間知らずを揶揄した話だが、そもそも当時、海から離れた目黒で、さんまが手に入るはずはないから、この話自体が作り話?(異論もあるかな)

が、スダチは正真正銘の徳島県の特産物。
酢橘(スタチバナ)から変じた名だという。
ちょっとデータは古いが、2010年国内生産量5,882tの98%が徳島だ。
仙台長ナス同様、この地域でしか栽培できないものと思っていた。

ところが、近所の玉川上水第二公園の民家の庭に、スダチの木を見つけた。
サプライズである。

このまま、ほおっておいたら、大分のカボスのようになってしまうのか。
持ち主に聞いてないからわからないけど、素人目には食べ頃なんだけどなあ。




十割蕎麦を食べたけど…

2013年08月18日 | グルメ
炭水化物ひかえめダイエット中のテニスの友人が
「十割蕎麦」ばっかり食べてるけど、ボソッとしてうまくない、という。
ならば、と、じぶんで挑戦してみた。

規定通りやって見たが、確かにボソっ。
これじゃ永坂更科の蕎麦つゆが泣く。
とても自慢できるものではない。
確かに茹で汁は濃かったけど…

十割蕎麦なるものを食べたい。

2013年08月15日 | グルメ
体重を落とそうと、炭水化物を控えているテニス仲間がいる。
アフターテニスで、クラブハウスのポテトフライははもちろんのこと、パスタもパスだ?
家で作る乾麺蕎麦も十割蕎麦にこだわる(私の主治医の所見では、「十割でもデンプンなんだけどね」)。
おかげで何キロかの減量に成功したようだ。

昔の高級即席麺のキャッチコピー「人類は麺類だ!」(日清食品の創業者の言葉だそう)を座右の銘にするカメラ爺は、そんなことを気にせず、十割蕎麦なるものを食べたい。

そう思っていたら、なんと神田神保町にあるではないか。「嵯峨谷」。
それも、スタンド蕎麦系の店なのに、カウンターやテーブル席もある。

最近は「小諸そば」なども、立ち食いではなく、椅子席になっているようだ。
現役時代、打ちたて、茹でたて、揚げたてのキャッチコピーに惹かれ、随分お世話になったが、今、爺に立食はきつい。

で、「嵯峨谷」。
店内石臼挽き。もりそば280円とある。しかも、蕎麦を注文した人のみ、プレミアムモルツのジョッキ150円だと!

近くの丸亀製麺で、イカ天・カボチャ天讃岐うどんのお手軽ランチを済ませたことが悔やまれる。
今度、神田に来た時は直行しよう。