kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

燃える?新宿西口高層ビル

2018年02月13日 | 建物

好天気が続く東京。
テニスのクラブハウスから、夕日に映える新宿西口高層ビルが見える。

ニコンのコンデジP7000、電子ズームを使えば、光学換算800㎜まで可能だ。
西日が当たると、まるで、燃えているように見える。
ベランダの手すりに固定して撮った。

左から都庁、ワシントンホテル、パークハイアット東京。
最近、月一ぐらいしか新宿に出ないが、このビル群を見ると、
現役時代、足しげく通った街だけに、
なんだかとても身近な感じがしてくるのだ。

丸の内駅舎は4年以上前に復原されているのに・・・

2017年03月24日 | 建物

遠来の友と東京駅丸の内中央口で待ち合わせた。
知っていたつもりでも、意外に覚えていないに驚く。

中央線快速で神田から1駅だが、降りてみると、北口、南口は表示はすぐ見つかったものの、
中央口がわからない。
以前は、広々としていたはずなのに狭いのだ。

2012年10月に、丸の内駅舎が保存・復原された。
駅前広場整備も、14年8月から進められているが、完成は17年冬になるという。
完成すれば、中央口隣の皇室専用口から皇居に続く行幸通りが見渡せるのだろう。

祝日でもないのに、専用口通路脇にたなびく日の丸は皇室への敬意なのか。
各国の大使が赴任して皇居に向かうとき、この皇室専用口から迎賓用馬車に乗るという。

そんなことを思いながら、駅舎にカメラを向けると、同じようにシャッターを切っていたのは、
ほとんど外国人だった。
「ああ、ここは何処の国なのだ」
自分が外国人のような気分になってしまった。



にゅうめん、じゃなくて「ニュウマン」

2016年08月24日 | 建物
先日、月一、神田詣の帰り、京王線乗り換えのため新宿南口に出た。
高速バスターミナル・タクシー乗降場「バスタ新宿」の奥に、高層ビルがそびえている。
今春オープンした複合商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」だ。

女性相手のファッションビル「ルミネ」は、お呼びでなかったが、
「新しい時代を生きる、新しい女性のために…」をコンセプトにした、このビルも、お呼びでない。
ラグジュアリーな30~40代の女性をターゲットにしているという。

カフェ&レストランもあるから、カメラ爺は目の保養にでも行ってみようか。
それにしても、「NEW」と「Woman」の文字をコラボさせたのはいいが、見ようによっては「NEW」「Man」ではないか。男も意識したか。

複数形にしたら「にゅうめん」だ。
それでは、いくらなんでもと、当然コピーライターは考えたに違いない。
が、和食の店で、メニューに、にゅうめんを加えたら、案外うけるかも。

向井潤吉的風景

2016年04月10日 | 建物
失われゆくものにノスタルジーを感じる。
心の中に安心感があるからだろうか。
調布・深大寺水車舘。
周辺の新緑が茅葺屋根の水車小屋をいっそう際立たせる。
実際に水が流れて水車が回っているのもいい。
こんな眺めに心動かされるのは、現実の都会生活とかけ離れているせいか。
それとも年をとったせいか…。
向井潤吉は、やがて消えゆく民家を多く描いたが、カメラ爺も同じ心境になってきたか。

KITTEに来て、だって。

2016年02月13日 | 建物
東京駅前に「入ってみたいな」と思いながら、まだ行ってない商業施設がある。
それが南口の「KITTE(キッテ)」。
ネーミングは、「切手」と「来て」の語呂合わせだという。
旧東京中央郵便局。昭和レトロな建物を一部保存再生したところである。
これでも歴史的建造物と言えるのか。

日本郵便だけあって、北海道料理、秋田比内鶏、伊達の牛タン、博多もつ鍋、宮崎水炊きなど、
各地の郷土料理の店が並ぶ。ランチが1,000円~なので、今度暖簾をくぐってみよう。

ユニークなのは、2,3Fが東大総合研究博物館になっていること。しかも入場無料。
なんで、こんなところにあるの?

館内に公共性のある社会施設を置きたいという民営化された日本郵便のコンセプトの一つらしい。
これまたどこかでランチを食べた後、のぞいてみよう。

JPタワーの前にライトアップされた旧東京中央郵便局、ちょっと違和感はあるけど、ま、いいか。


ウエストミンスターの鐘

2015年12月16日 | 建物
銀座のシンボル、旧服部時計店。
午後5時、鐘楼の鐘が鳴った。

暮れるのが早い冬は、すでに真っ暗。
ライトアップされたのを見るのが初めてなら、
鐘の音を聞くのも初めてである。

あのキンコーンカーンコーンの聞きなれたチャイムが、
ウエストミンスターの鐘ということも初めて知った。

半世紀近くも東京に住んでいるというのに…

いつの間にこんな超高層ビルが出来たんだ?

2015年03月14日 | 建物
神田淡路町界隈。
知る人ぞ知る、老舗の蕎麦屋、あんこう料理屋、甘味処が人気のところである。
昔ながらの情緒を楽しむために訪れる人も多い。

それがどうだ、この超高層ビル(41階建)。
2年前に竣工したそうだが、ネーミングが、「WATERRASU TOWER」。
ちと英語を知っていれば、「ウォーターラス タワー」と読むだろう(が意味不明)。それをワテラスと読ませるとはね。

コンセプトが、輪(コミュニティ)を照らす、ワ(和)+テラス(段丘)、WATER(水)+TERRA(地球)の三つの意味だという。
ちょっと欲張り過ぎではないか。

昔、キャンペーンで、レタスがサラダのベースにすることをイメージさせるため、「Let us Salad」(レタスは皿だ!の意)とダジャレコピーをつくったことがあるが、それと同じレベルのような気がする。

赤坂サカスも、桜を咲かすと坂の多さをかけたらしいが、なんだかなあ、という感じである。
ちなみに「aka saka sakas」の文字を逆さに読むと「saka saka saka」うまく出来てる。
古から、掛詞が好きな日本人、いたしかたないか。


この美術館、展示わかりにくいなあ

2015年01月05日 | 建物

昨年暮れ、東京丸の内の三菱一号館美術館に、ボストン美術館ミレー展を見に行った。
それなりに好きな画家だったが、同時代に生きたバルビゾン派の画家達の作品を見ると、かえってそちらの方に興味が惹かれた。
日本ではほとんど知られていないが、同じあるいはそれ以上の力量を持っていたのではないか。

この時代の作風に共通する半逆光の構図は、今も写真の世界で生きているような気がした。

華やかな都市の家々の壁には、牧歌的なうす暗い色調が好まれた、ということも初めて知った。
絵画の流行とはそんなものなのか。


それにしても、この美術館、かつての明治時代の建物をそっくり復元したとあって、美術館としての設計をしていない。
日本最初のオフィスや銀行と言われてもねえ。
美術ファンとしては、迷路のようでわかりにくいことこの上ないな。

同じような建物見たことあると思ったら・・・

2014年09月11日 | 建物
東京国立博物館。特別展に行く時、傍らのいつも気になっていた洋風建築。
「表慶館」とある。
どこかで同じような建物を見たことがあると思ったら、赤坂の迎賓館だ。

明治42年に開館した日本で初めての本格的美術館。
大正天皇が皇太子の時代、御成婚を記念して建てられたものだ。
設計は、迎賓館を設計したJ.コンドルの弟子、宮廷建築家の片山東熊と聞けば、似ているのも当然か。

現在展示は行っていないが、一階の一部は休憩スペースとして利用できるという。
今度、特別展に行ったら、ついでに中へ入ってみよう。

目立つのは森ビルばかり

2014年08月10日 | 建物
新宿西口Lタワー。28階のニコンサロンを訪れる時、必ず眺めるのがエレベーターホールからの風景。
いつの間にか高層ビルが建ち、眺望が変わる。
変わらないのは、新宿御苑・神宮外苑と聖徳記念絵画館、そして東京タワー。

拡大して見たら、ビルの最上部にMORIの名のなんと多いことか。
いわずと知れた不動産開発の大手「森トラスト」である。

森トラストといえば、9日の新聞の朝刊に、約400億円の申告漏れが記事に載っていた。
追徴税額約150億円を納税したあと、不服審判請求をしたという。

旧虎ノ門パストラル跡地を、2,300億円で取得した後の会計処理に問題があったというのだが、庶民感覚ではついていけない話だ。