kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

何処からともなく漂ってくる香り

2016年09月29日 | 
ちょいと散歩がてらにMTBを走らせていると、えもいわれぬ香りが漂ってくる。
キンモクセイだ。

振り向いたら、オレンジ色の小さな花が樹に密集している。
毎日通っているのに、いつの間にこんなに花をつけていたのだろう。

アーカイブを見たら、昨年もほぼ同じ時期に写真を撮っている。
香りは強烈だが、花は地味だ。
沈丁花も、香りに引きつけられる点では仲間と言えようか。

共に中国から渡来しているが、雌雄異株で、日本に輸入された時、雄株しか入ってこなかったという。
ゆえに花が咲いても、実をつけることはない。

香りが強烈だけに、なんだかさみしい話である。

トカゲの赤ちゃん?

2016年09月28日 | 動物
某日、玄関を開けたら、小さな四足の生き物がじっとしていた。
あわてて、デジ1を取りに戻った。
まだ、動かない。
多分、トカゲの幼体だろう。
あるいはカナヘビかもしれない。

10cm程度。いずれにせよ爬虫類は好きではないので、プランターのかげに退散してもらった。
先日はヤモリの赤ちゃんを見かけた。

ともあれ、こんな都会の片隅でも、けなげに生きているのだ。
そんなことに妙に感動してしまった。

盛り上がる下高井戸(浜田山)八幡神社2016例大祭

2016年09月25日 | 祭り

昨日の雨模様とは打って変わって晴れ間が見える絶好の祭り日和。
我が家の近所にある下高井戸(浜田山)八幡神社の例大祭だ。


昼前、上町、仲町、下町、浜田山の神輿の宮入りが始まった。
40年余もこの界隈に住んでいるのに、浜田山以外は町の区域が分からない。
(回覧板と町会費集金くらいしかかかわっていないせいか)

ふだんは人通りも少ない閑静な住宅街が、この日ばかりは、何処からかたくさんの人が集まってくるのだ。
各町会の法被姿の老若男女が、威勢のいい掛け声をあげている。
カメラ爺はひたすらシャッターを押しつづけるだけだ。
あれ、石原経済産業再生担当大臣もいるぞ。
隣は地元出身の都議、区議だって。知らないな。

宮司さんの話では「この日は、年に一度、それぞれの町の神様が神輿に乗って、地域に住む人々が息災か、様子を見て回る日なんです」と。
神輿が地域を練り歩くのは、そういう意味があったのか、初めて知った。


祭り行事の当事者ではないが、その場に足を運び、喧騒の中にいることに、ふだんでは味わえない昂揚感があった。
かつて若者を虜にした吉田拓郎の歌を思いだした。彼も古希である。

テニスの帰り、提灯の並ぶ境内で、ラップグループがライブをやっていた。
やはり♪時代はまわる、のだ。



マジックミラー?

2016年09月24日 | ディスプレー
新宿南口、ルミネ2のショーウインドー。
角度のあるミラー効果で、中の様子はうかがえない。

カメラ爺にはオブジェのように見えた。
角度を変えて中を見ると、カフェスペースだった。

ドリンクを飲みながら、外の様子が眺められる。
お一人様には格好のレストタイムが過ごせるのではないか。

新宿の雑踏は疲れる。が、新しい変化を体感するには、
街に出る必要があるのかもしれない。

「はとバス」とドバトのコラボ?

2016年09月23日 | 
新宿東口広場。
ドバトが、わがもの顔で寝そべっている。
いわば大都市のホームレスのようなものだから、伝書鳩のような気品が感じられない。

と、向こうに見えるのは「はとバス」ではないか。
こちらは平和の使者白鳩のデザインだ。

外人観光客を乗せて、しばし新宿駅前駐車か。
この会社、近年、訪日外国人が多くなり、ようやく黒字になっているそうだ。

東京都が大株主であることを初めて知った。
黒字なら、新都知事の調査の対象になることもないだろう。



無になれ、といわれても・・・

2016年09月23日 | ディスプレー
久しぶりに新宿に出た。
相変わらず若者の町である。
目についたのは、中国人と東南アジア系の人たち。
街もグローバル化している。

スポーツウェアのショップのショーウインドーもアカ抜けている。
ご存知アディダスの広告。

白のスウェットパーカーの男に見つめられれば、誰しも立ち止まりたくなるのではないか。
それほどインパクトがある。
だけど、「無になれ」といわれてもねえ。

彼岸花の不気味さ

2016年09月21日 | 
各地に甚大な被害をもたらした台風16号。
温帯低気圧に変わり、東京は幸いにして、被害を免れた。
やれやれである。

閑話休題。
この花が咲きだすと、なんだか心が落ち着かなくなる。
突然、雨後の筍のように、茎がにょきにょきと伸び、真赤な花が咲く。

花、茎、根がすべて有毒。
田んぼの畦や墓地に植えられるのは、ネズミやもぐら除けのためだ。
毒があることを知っているから近寄らないのだそうだ。

ちょうど彼岸の時期に咲くから彼岸花と名づけられた。
うまいネーミングだ。

仏事と重なるので、なお一層不気味さを感じさせられるのかもしれない。
彼岸は本来、悟りの境地のことだが、カメラ爺には、はるか遠い世界だ。

♪知床の岬に~

2016年09月19日 | 


ハマナスは、北海道の海岸沿いに咲くものと思っていた。
浜に自生し、梨のような実をつけるから、はまなし→ハマナス。

♪知床の岬に ハマナスの咲く頃~
森繁翁が1960年に作詞作曲し、大ヒットしたご当地ソングの草分けともいえる曲だ。

それが神田川沿いに咲いていたのだ。
調べたら、園芸品種が開発され、今では何処でもOKらしい。

カメラ爺としては、身近にはなっているものの、なんだかな~という気分である。

十三夜の中秋の名月

2016年09月15日 | 
15日は中秋の名月。
天気予報が曇りなので、あきらめていたのだが、夜遅く、朧月になった。
デジ一D5000をベランダの手すりに固定し、ファインダーを覗いていたら、
雲が途切れ、満月に近い月が目に入った。

マニュアルにしてf8の露出優先。
それなりに撮れたが、月の模様が写らない。
ま、いいか。

今宵は残念ながら十五夜ではなく十三夜だという。
次回、中秋の名月に満月となるのは2021年9月21日。
東京オリンピックの翌年だ。
気の長い話である。