kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

オキザリス・トライアングラリス?

2017年09月28日 | 

そこらに自生する野草だが、
調べたら、タイトルのようなややこしい名前だった。
別名、インカノカタバミ。南米ブラジル原産となれば納得。
ちなみにオキザリスはギリシャ語で「すっぱい」という意味だそうだ。

和名の片喰(カタバミ)の由来は、葉の一部が食べられたように見えるからとか。
そう言われれば、見えなくもない。

紫色の葉は大きいが、花は可愛らしい。
淡いピンク色。夜になると、葉、花とともに、折り畳み傘のように閉じる。
繁殖力は旺盛で、いつの間にか何も植えていない植木鉢を占領してしまった。


2017 下高井戸八幡 秋の例大祭!

2017年09月27日 | 祭り

このところ、ブログフォトネタが枯渇していたが、
心を動かされるイベントがあった。

自宅からすぐ近くの下高井戸八幡・秋の例大祭の神輿宮入り。
上町・仲町・下町・浜田山の神輿が、各住宅街を練り歩いた後、本殿に奉納される。
年に一度の神事だ。

カメラ爺は、久しぶりにニコンD5000を持って出かけた。
首にぶら下げると重い。
が、神輿を担ぐ掛け声のエネルギーに圧倒されながらシャッターを切った。
いつも撮っている花や植物は静、祭りは動だ。

参加する人々の熱気が伝わってくる。
神輿の担ぎ手に女性が多いのに驚く。
堂々たる姿がさまになっている。

これまでいくつも大臣を務めてきた人も姿を見せる。
支持者の人たちとの欠かせないコミニケーションの場だ。

いつもは参詣する人の少ない神社だが、この日は違う。
氏子の一人として、祭りに参加できるというのも、またうれしい。


蓼食う虫も好き好き?

2017年09月22日 | 
その辺の雑草、イヌタデのでかいやつ、大イヌタデに似ているが、
これは江戸時代に観賞用として渡来した大ベニタデ。
今では野生化して北海道から沖縄まで広がっているという。

玉川上水公園の道端で見かけた。
アップにすれば、結構きれいな花だ。
が、残念ながらベニタデの芽のように刺身のつまにはならない。

永遠の歌唱「秋桜」

2017年09月22日 | 花と蝶
もう40年も経つのか、改めて山口百恵の声をネットで聞いた。
切ないね。
当時、この曲を作ったさだまさしが、レコーディングの時18才だった彼女に、
「まだピンと来ないでしょう?」と電話で尋ねたら「はい」と答えたという。

が、結婚を期に引退する3年後のラストコンサートの日「この歌の意味ようやく分かりました」とメッセージを送ったそうだ。
ステージにマイクを置いたシーンが思い浮かぶ。

この曲をカバーした歌手のうち、中森明菜のライブが最も彼女の心を表現しているように思えた。
ああ、それにしても、なんと月日の経つのが早いことか。嘆いても詮無いね。

これも外敵を防ぐためのものなのか

2017年09月20日 | 植物
秋の味覚、栗。
この青いイガも、やがて地に落ちていくのだろう。
近隣の栗の木。

道路に毎日のようにイガが落ちている。
通行人にとっては、季節を感じるのも邪魔な落下物と思うのも自由だ。

栗木、栗林、栗山…苗字も、どんどん広がっていく。
そういえば、まだ栗ご飯食べていないな。

将来を担う子供たち その2

2017年09月17日 | 公園

台風18号の影響で、終日秋雨が降り続き、外出もままならない一日。
仕方なくアーカイブのアップである。

某日、神田川沿いの小さな野球場。
杉並区内のどこかの少年野球チームが、練習をしていた。
監督の叱咤激励する声が聞こえる。

素直に「ハイッ!」と返事をする子たち。
この子らも、休憩時間にはスマホに興じるのだろうか。
いまだガラ携のカメラ爺にはわからない。
が、スポーツに夢中になる子たちは好きだ。

テニスにいそいそと出かけるカメラ爺の気持は、
子ども時代に戻っているのかもしれない。

明日は台風一過、最高気温32℃になるそうだ。
これまた外出もままならない。
おりしも「敬老の日」だ。

そういえば、昨日の井の頭線、中学生?に席をゆずられた。
むろん「ありがとう」と言って、座らせてもらった。











葉は花を思い、花は葉を思う

2017年09月14日 | 


彼岸の入りには、ちと早いけれど、近くの公園や遊歩道脇に、
彼岸花が咲き始めた。

地獄花、幽霊花などと、不吉な花として忌み嫌われているが、
反対に別名の曼殊沙華は「天上の花」という意味を持っているという。

すべてが有毒で、これを食べた後は「彼岸(死)」しかないので彼岸花と名がついたとの説もある。
いずれにせよ、葉なしで茎の先に花火のような花をつけるのは、他の植物に比べると異形である。
紅白を並べれば「めでたい」はずなのだが、この花に限っては、そんな風には見えない。
が、「葉は花を思い、花を葉を思う」相思花というのも粋ではないか。

白一重のムクゲ

2017年09月13日 | 

玉川上水公園の一角。
純白のムクゲが咲いていた。
花びらの底辺が赤いのはよく見かけるが、白一色は初めてだ。

学名(Hibiscus syiacus)からわかるようにハイビスカスの仲間。
白居易の詩の誤訳から一日花と誤解されるが、2~3日は咲き続ける。

楚々とした風情がいい。
仲間の芙蓉の花はそっくりさん。
何しろ学名が同じなのだから当たり前か。

将来を担う子供たち 何思う?

2017年09月10日 | 公園
上野恩賜公園。
仲良く並んで昼食をとる子供たち。
間違いなく将来を担う。

が、今、誰もそんなことを考えてはいないだろう。
安全な日本ですくすくと育っていく。

将来は君たちのものだ。
今の大人たちは、彼らを戦禍のもとにさらされないようにしなければならない。

カメラ爺たちの世代は、せいぜい生きてあと十余年。
それだけの時間を、どれだけ楽しく過ごせるか、
そんなことを、ふと考えてしまう。

きらめく初秋のブルーサルビア

2017年09月07日 | 
ぐずついた天気が続いている。
秋雨前線が停滞しているらしい。
テニスには行けないし、これでは太るばかりだ。
「天低く体肥える秋」なんて洒落にもならない。
せめて写真だけでもすっきりしたい。

某日、近くの玉川上水公園。
サルビアといえば紅の花を思い浮かべるが、こんな青紫の種類もあることを知った。
ブルーサルビア。「花咲かせ隊」の方々が植えてくれた。
小さなオアシスである。
なんだか気持ちがさわやかになってきた。