kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

下高井戸 覚蔵寺の竹林

2013年01月30日 | 
いつも甲州街道沿いの「ラーメンたかが」に行く時、
横目に見るのが、この竹林である。

中央高速道や甲州街道を走る車の騒音を吸収してくれる。
自分が、大都会東京の一角に住んでいることを忘れさせてくれる空間だ。

日蓮宗のお寺。この界隈は、かつてはほとんど、この寺の地所だったようだ。
竹林はもとより、光沢のある御影石の塀は、いかにもバブリーな佇まいを感じさせる。

恵比寿プライムスクエアタワー

2013年01月29日 | 都市
恵比寿プライムスクエアのランドマークタワー。
以前にもアップしたと思ったら、昨年12月19日だった。
その時は、遠景だったけど、今回は真下から撮った。
1997年、建築主・千代田生命。
あれ? その3年後に破たんした会社だ。
22階建て、101mと、さほど高くはないが、
見上げてみれば、やはりバブルの塔だ。 

かつて富士山をゲレンデにしていた人

2013年01月26日 | 現場
名峰富士山に登ったことはない。

航空機から、あるいは東海道新幹線から、はたまた河口湖でのテニス合宿所から、
雄大な姿を眺めるのみである。

その富士山を、若いころゲレンデにしていた、というテニスの大先輩がいた。
ただし、スキー場として整備されていたわけではなく、
たんなる山の斜面である。
聞いたら23度。
私には崖である。

恵比寿の隠れ家レストラン イル バッフォーネ

2013年01月24日 | グルメ
先週のウイークエンド。
相方のプレ誕生日祝いに、恵比寿の隠れ家レストランと評判のイタリアン「イル バッフォーネ」へ出かけた。
以前にも来たことがあるのだが、恵比寿ガーデンプレースから、脇道に入って狭い階段を下りて行った記憶しかない。
簡単には人に教えられない。

イタリアンなのに、BGMはカンツォーネではなく、60~70年代のポップス。
店内に飾られているレコードジャケットも、B.ディラン、E.クラプトン、O.ブラザーズバンド、C.キングである。
自分にとっては懐かしく、何の違和感もない。
50代後半のオーナーシェフの趣味らしい。

オーダーしたのはメインなしのランチ。
昼にそんなには食べられない。
二人でシェアすれば、十分である。

前菜は、私が生ハム、ソーセージ、野菜のグリル盛り合わせ、相方は天然真鯛のカルパッチョ。
生ビールとハウスワインで乾杯である。
前菜は、どちらも美味しい。
自家製パン3種で、次の料理が出てくる間、じゅうぶん間が持てる。

パスタは自家製のタリアッテラ(一見きしめん風)とレーズン・松の実のトマトソース。
トマトソースは食べ慣れているので、こんなものか。
一見きしめん風のほうは、自家製ということもあるかもしれないが、こしのある食感は初めて。
塩味のソースがうまく麺にからむ。

デザートは、なんのこったと覚えればいい?パンナコッタ、ティラミス、キウイーのシャーベット。

エスプレッソを思わせる濃いコーヒーも香り高かった。
アルコールさえ飲まなければ、CPのいいレストランである。



55年経って現役引退

2013年01月22日 | 都市
東京タワーが竣工して55年になる。
今年3月末、東京MXの送信終了に伴い、
すべて昨年開業したスカイツリーに、委譲するという。
現役ご苦労様である。

現役といえば、22日夜、S二中・二高在京同窓会の分科会の新年会があった。
年1回の同窓会と違って、毎月開催している。
さまざまな分野で活躍してきた同窓生の方々の講演と懇親会である。
1975年から開催され、昨年300回に達した。

その存在すら知らずにいたが、昨年末、同期生が講演するというので、初めて参加した。
今回は、さらにその懇親を深めようという新年会だ。

最年長の方は91才。旧制時代である。
J大医学部名誉教授でかくしゃくとしておられるのに驚く。

また、K小・K中、S二高と過ごした方で、自分の兄二人の同期生がいたことにも驚いた。
しかも、お一人は、亡き母が開いていた英語塾に、小学生の時通っていたという。
50年以上もタイムスリップした感じである。

今も、仕事を続けられている方が多い。

子どもの頃、2才、5才年上は、年齢差を感じたものだが、
年を聞かなければ、今では皆同じように見える。

11年後輩で、新内の師匠が、アトラクションに門下生と新内流しを披露したのにはびっくり。
いろんな同窓生がいるものである。

年のいった方は、自分より若い人に、若い人は(といっても50代後半だが)、はるかに年上の方が、今も現役で仕事をされていることに、パワーを貰ったようだ。

自分より年上の方々が、いまだに実社会で生きている。
半世紀前に学んだ高校が、こんなにも存在感があったのかと思わせる、驚きの同窓会だった。

積雪10cmの名残り 2

2013年01月19日 | 都市
恵比寿ガーデンプレイス。
サッポロビールの工場跡地、1991年、バブルが崩壊し始めた頃の土地再開発事業だ。
開業して間もないころ、テーマパーク感覚で訪れたことがある。

山種美術館の帰途、ほぼ20年ぶりに立ち寄った。
ドカ雪と寒さに閉じ込められていた週末だけに、そこそこ人が出ている。
いまだにビルの影には、雪が残る。

明るい日差しの中で、ミニ雪だるまをつくっている家族を見かけた。
あまりに可愛いので、思わずカメラを向ける。
一瞬、無邪気な笑顔に気持ちが和んだ。



ビルの谷間の和菓子屋さん

2013年01月19日 | グルメ
和菓子にはとんと縁がない。
相方が長年茶道を続けているのだが、
表千家、裏千家、武者小路千家、三千家の流派があることぐらいしか知らない。
亡くなった父は、我流だが茶道をたしなんでいた。
カメラ爺は、表裏のある人はどうなのだろうと、茶化したくなる程度である。

大手町の隣の神田は、今まさに高層ビルのラッシュ。
そんなところに、こんな京都の老舗の和菓子屋を見つけると、
なんだか心がなごむ。
一体誰が買うのだろう。
寛永年間、徳川家光の時代に創業されたという。
そういえば、上野公園に寛永寺があったけ。
よくまあ、長い歴史のなかで持ち続けたものだ。


以前のオレンジ色は残っているけど…

2013年01月18日 | 乗物
中央線といえばオレンジ色、総武線といえばイエローだった。
老朽化したせいか、いつの間にかシルバーの車体には、かつての色の名残だけになった。
もの寂しさを感じるのは、カメラ爺だけだろうか。
時代の流れといえば、それまでなのだが…

積雪10cmの名残り

2013年01月16日 | 日記
13日「積雪があっても少ない」と報じた気象庁の予報はみごとに外れた。
翌日、首都圏の交通網は大混乱。
外出せず家にいることのできるカメラ爺は、テニスコートに行くこともなく、ゆったり過ごせた。
10cmの積雪は、2日経っても、融けず、太陽にあたって、凹凸のあるアートをつくりだす。
青く見えるのは、空の色を反射しているからだ。

傾斜がほとんどない我が家の屋根は、ひたすら融けるのを待つしかない。
この家を設計した建築家は、50年前、東京に大雪が降ることはないと思ったのだろうか。

成人の日の爆弾低気圧!

2013年01月14日 | 植物
初雪がドカ雪になった。
朝方の雨がみぞれに変わり、午前10時頃にはボタン雪に。
昨年より6日早いという。
庭木は重さに耐えきれず、頭を垂れる。
3度雪を払って、ようやく元気を取り戻した。

お向いの家の木々にも、たっぷり雪が積もっている。
梅の木の枝が折れなければいいが…
雪国のように屋根の雪下ろしをしないで済むことに感謝しなければ…