kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

サボッテンじゃないよ!

2015年05月31日 | 
真夏を思わせる暑さに、さすがに我が家のサボテンも、これはたまらんとばかりに、つぼみも花開いた。
いつもなら、もうすこし緩やかに花を咲かせるのだが…

近年、異常気象が、常態化して、いささか面喰う。
サボテンにとっては、うれしいことなのかもしれないけど。
ほとんど水をやることはないのだが、
毎年けなげに花を咲かせる。

少しづつ株も大きくなっているようだ。
持ち株と同じように…
(なんちゃって)

I`ll be back! 帰ってきた驚異のシュワちゃん

2015年05月30日 | ディスプレー

この映画のディスプレーには驚いた。
新宿駅東口前「ターミネーター」(新起動・ジェネシス)の広告である。
彼、67歳である。なにぃ~!

究極のボディビルダーとはいえ、まるでサイボーグのような筋肉だ。
第1作が1984年。もう30年も前である。
今回が第5作。
PCで予告編見たら、あいも変わらずのスーパーアクション映画。
しかも、3Dである。
今時の若者には迫力に「ウオ~ッ」と受けるのかな?

かつて見た、際限のない不死のターミネーターとの戦いに、「もういいや」と思ったカメラ爺は、映画館に足を運ぶ気にはならない。

しかし、加齢を重ねても、鍛えれば、ここまでなれるのだ、と、わが腹を見てしまうのだ。

新宿で、クラクラ~!

2015年05月27日 | 都市
暑くなるとは聞いていたけど、これほどとは。
東京都心部での最高気温が30.9℃。

日差しの中にいれば、体感温度はこんなものではないだろう。
新宿東口に新しくできたビル、その下を歩く人々も暑さにうんざりだ。

本場のバレエのステージを初めて観た!(上野・東京文化会館)

2015年05月24日 | アート
imoYさんの誘いで、国立モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」を観にいった。
上野には美術展などの見学でたびたび出かけているが、東京文化会館に入るのは初めてだ。
5階まである大ホールにはエレベーターがないと聞いていたが、幸い1階席だった。

チャイコフスキーの有名な作品。1877年に初演されたものの、評判がよくなく、しばらくお蔵入り。それを改造し、没後2年の1895年に再び上演したところ、真価を認められたという。
120年も前の話である。


カメラ爺は「瀕死の白鳥」「4羽の白鳥の踊り」ぐらいしか知らないから、一応、ネットで予備知識として調べた。これが、面白かった。

チャイコフスキーのような作曲家のバレー音楽に、初演時には、振付師、踊り手、演奏がついていけなかったとか、実際の白鳥はダンスをしないので、鶴の求愛ダンスからイメージしたものだとか、本筋とは関係ない方に興味をひかれてしまった。
で、結局は、だいたいのあらすじを知ったのみである。

S席とはいえ、1階の後ろの方だから、表情を見るにはオペラグラスが必要だ。
2回の休憩をはさんで、3時間の長丁場。
それでも、飽きさせずに見せてくれた。上記の2曲はむろんのこと、第3幕、悪魔の黒鳥が王子を魅了する官能的な踊りは、新鮮な驚きだった。(一人二役のプリマがこれほど、違う表情を見せるとは!)

ドラマティックな音楽とバレエの融合が、感動を生み、最後は、何度も主役の2人がカーテンコール。
客席が明るくなるまで、観客は席を立たなかった。

本場のバレエのステージ。贅沢な望みだけど、もう少し前の席で観たかったな。

追伸;(訂正)
本格的なバレエの舞台は初めてと書いたけど、相方が過去のファイルを調べたら、2010年に渋谷のオーチャードホールで、同バレエ団の「エスメラルダ」を観たそうだ。
二人とも、「ノートルダムのせむし男」のシーンだけしか覚えていない。
それだけ印象に残っていなかったのだろう。
それともボケのはじまりか。

どう、しようか(紫陽花)?

2015年05月22日 | 
近所の玉川上水第二公園に、梅雨時の花、あじさいが咲き始めた。
このところ、さわやかな初夏のはずなのに、真夏日が続いたり、
テニスコートでは、突風が砂を巻き上げ、小さな竜巻を起こしたりする。

恵みの雨かと思えば、スコールのように激しい。
日本は、もはや亜熱帯気候になっているのではないか、そんな気がしてくる。

で、どう、しようか(紫陽花)、である。
この字をアジサイと読ませるのには、当て字とはいえ、いささか無理がある。

唐の詩人、白居易が、ライラックと思われる花に「紫陽花」とつけたらしいが、
平安時代、日本の学者が、勘違いして、あじさいにこの漢字をあてはめたという。

ま、あじさいの語源といわれる「あづさい(集真藍)」よりシャレてるから、
目くじらを立てることもないか。

大輪のハイビスカス

2015年05月20日 | 
先週の日曜日。
いつものテニスプレーのはずだったのが、
変則ミックスダブルスで、いささか無理をしたら、
右脚太腿裏が、ピリッとした。

肉離れの前兆、すぐにプレーをやめた。
泡タイムに、仲間の女性が、「絶対冷やした方がいい」と、アイシングの器具を貸してくれた。
気持ちがいい。少しは楽になったが、月・火・水と静養である。

庭のハイビスカスの鉢植えを見たら、いつもより大輪の花を咲かせていた。
花の直径を測ったら、13cmもある。
いったいどうしたことか。
相方が「栄養剤あげたからかな?」

つぼみをつけていた頃、アブラムシに群がるアリ退治に気を配った。
その結果だろう。

花のクローズアップは、無論一眼レフだが、ニコンD5000、カラー調整がうまくいかない。
ソフトをダウンロードしたから、次回からちゃんとできるかな?


クルメツツジ、ミヤマキリシマ、オオムラサキツツジ?

2015年05月19日 | 
桜上水の玉川上水第2公園。
初夏、そこらへんに咲くありきたりの花だ。
が、ツツジであることはわかるが、正式な名がわからない。
調べ始めたら、ますますわからなくなってきた。
で、ギブアップ!

サツキとツツジの違いを調べるのと、同じだ。
これも、最後はサツキツツジになって、混乱した。
結局、名前なんかどうだっていいや、となる。

それでは、牧野富太郎博士に申し訳が立たなくなるが…

花探し爺には、美しければ、それでいいのだ。
納得はしないけど。

なぜ、この店の焼鳥はうまいのか

2015年05月17日 | グルメ

三度目の登場である。京橋・伊勢廣。
本来なら、もう載せなくてもいいのだが、
ネットかテレビで、なぜスーパーなどで売ってる安い焼鳥がまずいのか、というのが目に入って、
その違いを知ったからである。

東南アジアから串に刺した冷凍の鶏が日本に来ることは知っていたが、
今や、現地で焼いて、それを冷凍にしたものが送られてくる。
解説者によれば、これでは旨みである肉汁がすべて流れてまずくなるのは当然だという。
焼鳥は、素材はもちろんのこと、鮮度が命。そして、焼き、たれ、三位一体になってこそ、本当のおいしさが生まれる。


創業1921年、店のシンボルである象形文字「鳥」の新しい木彫り看板が風格を感じさせる。
もう94年になるのか。
23年前に取材した時は、3代目だったから、今は4代目になっているか。
当時は関東のシャモだったが、現在は、関東の地鶏だ。

店の向かい側のカウンターで、朝絞めの鶏を竹串に刺している。
備長炭で焼き上げる焼鳥の煙は、脂がのっている証しか。

午後一時からのサービス3本丼は、1,050円(鳥スープ、野沢菜付)、ビール中瓶756円(ちと高い)。
ほっくりした歯応え、口内にジワーッと広がる旨み。

たまたま仕事で上京した徳島の人、ふらりと入ったというが、日本三大地鶏(比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩地鶏)のシエアを超えたという阿波尾鶏より「おいしい」と言った。

長年の伝統を受け継いできた老舗の焼鳥の味である。

この日は、さすがにいつも行っている焼鳥屋ののれんをくぐる気がしなかった。





ベスト・オブ・ザ・ベスト ブリヂストン美術館

2015年05月12日 | アート
石橋財団のコレクションから、選りすぐりの160点を展示する「ベスト・オブ・ザ・ベスト」
美術館新築工事のため、休館前最後の展覧会である。
会期末のせいか、平日にもかかわらず行列20分待ち。ほとんどが爺ちゃん、婆ちゃん。
ま、これくらいなら許容範囲である。

印象派、ポスト印象派から20世紀のフォービズム、キュビズム、抽象絵画。
それらの影響を受けた日本の洋画、第二次大戦後の抽象画まで、さまざまなジャンルの作品が並ぶ。

セザンヌ、ルノワール、マネ、モネ、ゴッホ、ルオー、ピカソ、マチス…
過去に何度か見た作品でも、あらためて素晴らしいと思う。
日本の、黒田清輝、藤島武二、安井曾太郎、青木繁、佐伯祐三、藤田嗣治の作品も見応えがあった。

これだけの作品を一度に見られるのは、こんな機会でなければないだろう。
いささか疲れはしたが、充実感があった。