kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

トカゲの赤ちゃん?

2016年09月28日 | 動物
某日、玄関を開けたら、小さな四足の生き物がじっとしていた。
あわてて、デジ1を取りに戻った。
まだ、動かない。
多分、トカゲの幼体だろう。
あるいはカナヘビかもしれない。

10cm程度。いずれにせよ爬虫類は好きではないので、プランターのかげに退散してもらった。
先日はヤモリの赤ちゃんを見かけた。

ともあれ、こんな都会の片隅でも、けなげに生きているのだ。
そんなことに妙に感動してしまった。

黒トラ何を思う?

2016年03月17日 | 動物
大都市で猫が徘徊するのはあまり見かけないという。
頻繁に車の往来があるせいか。
確かにそうだが、たまに我が家の庭を横切る猫がいる。
ふてぶてしい面構えの地域猫で、カメラを向ける気にもならない。

春の花でも撮ろうと、近くの玉川上水公園に出かけた。
ハナダイコンが咲く木の根元に、身を隠す黒トラがいた。
通りすがりの女性が手を差し伸べるものの、
警戒してかあまり近寄ってこない。

おあつらえ向きにこちらを見た瞬間、シャッターを切った。
が、猫はすぐ立ち去った。
その後を、別の黒猫がそろりと追い、視界から消えた。
黒トラは雌猫だったか。

物憂げにカメラを見る目線が気になった。
猫カメラマンの岩合光昭さんだったら、何と言うだろうか。

カメは万年というけれど・・・

2014年08月09日 | 動物
神田川に生息するアカミミガメ。
幼名をミドリガメというそうだ。
お祭りなどで、金魚などと共に売られている。

小さいうちは可愛いが、寿命が20~30年というから、大きくなってくると厄介者扱いになってしまう。
このカメもペットとして飼い切れず、川に捨てたのだろう。
が、生きのびて30cm近くにもなった。

ゆうゆうと波紋を作って泳ぐ姿はたくましい。
巨大化した鯉とともに、まるで川の主のようだ。

ヤマトではないクロネコ

2014年07月03日 | 動物
時折り、我が家の猫額の庭を横切る猫がいる。
これがそうか。

先週の日曜日、区民の3分の1にも満たない投票率だった区長・区議会補欠選挙。
夕方、突然の土砂降りの雨があったとはいえ、あまりに関心がなさすぎる。
誰が選ばれようとどうでもいいのだろう。

それにしても、盛りあがらない選挙だった。
朝、投票所に行っても、会場の中学校の校門が開かれると、そこに張られている小さな「投票所」の文字がまったく見えなくなる。
ましてや、投票所を示す看板さえない。

人の気配すらなく、「投票日を間違ったのではないか」と思わせてしまうくらいである。
以前は、校門脇の看板もあったぞ。

相談係にその旨を指摘したら、そばにいた選挙管理委員会の人が「善処します」だと。
その後どうしたかは、確認しなかった。
が、この投票率では、もし「善処」しても、なにも変わらなかったのだろう。

帰途、とあるアパートの濡れ縁で、黒猫が日差しを浴びてまどろんでいた。
動物写真家の岩合光昭さんなら、近寄って優しく声をかけることだろう。
が、ここは他人様の敷地である。

それまで、カメラを意識していたのだが、しかとされて、目を閉じられてしまった。
脱ぎ捨てられた片方のサンダルが、妙に安心感を誘う。
我が家の庭の前を通り過ぎる黒猫は、もっと警戒心が強かったはずなのだが…

「借りてきた猫」ならぬ「借りてきた亀」

2013年07月21日 | 動物
近所の子供たちが、なにやら騒いでいる。
近寄って見ると、なんと亀だ。
しかも、ふだん池で見かけるようなものではない。
40cmくらいある。
「我関せず」とばかり、のそのそと歩く。
持ち主らしきママさんに
「なんていう亀なんですか」と聞いたら、
「リクガメというらしいです」
どうやら近所の幼稚園で飼育しているのを、
夏休みの期間、一週間預かっているらしい。
「借りてきた猫」は聞いたことあるけど、「借りてきた亀」はない。
でも、同じようにおとなしいようだ。

子どもたちは、興味津津。
こわごわさわってみる子、抱き上げる子、ママの表情をうかがう子、さまざまだ。
カメラ爺もさわってみた。
嫌がるわけでもない。
じっとしているか、のそのそ歩きだすかだ。

餌はリクガメ専用のフードとレタスなどの青菜らしい。
ペットとはいえ、こんなのが家の中を歩きまわられたら、たまらん。
そう思うカメラ爺だった。



あら懐かしや、「グー」?

2013年07月11日 | 動物
新宿エルタワー28Fのニコンフォトサロンで、かつて可愛がっていた猫そっくりの写真に出会った。

(回想)
10年以上前のこと、ご近所の茶虎猫「グー」が、我が家を訪問してきた。
猫好きのカメラ爺は、来るものは拒まずで、可愛がった。

餌を与えるわけでもないのに、夜になると、我が家に来るようになった。
そのうち、泊まっていくようになり、翌朝、飼い主の家に帰る。

北側の窓から、飼い主の家のベランダの手すりにいるのを見かけ、声をかけると、
「ニャー」と返事をする。

「なんだ、この猫は?」と思い、飼い主に話したら、別の猫を飼い始めてから、
ミニ家出をするようになったという。いる場所がなくなったということか。
ご近所のみなさんにも、愛想を振りまいて、可愛がられていた。

我が家での滞在時間が長くなり、正月の記念写真にも登場するようになった。
数年たって、足腰が弱くなり、ついに2006年8月15日、我が家の庭の脇で息を引き取った。
忘れられない悲しい出来事である。

写真とはいえ、その猫のそっくりさんが、じっとこちらを見つめているのだから、心動かされるのは当然だろう。
猫の写真なら、こんなふうに撮りたい。

写真家の名は、浅岡 恵。なんか聞いたことのある語感だが、同音異語。
ニコンD4で、南フランス・コートダジュールの鷹巣村と呼ばれるところの野良猫を撮った写真展である。
こんなやさしい野良猫の表情は見たことない。地域の人々に可愛がられているのだろう。

そういえば、「グー」も野良猫だった、と飼い主が言ってたっけ。



母と子

2012年11月18日 | 動物
可愛がられている地域猫の表情は明らかにわかる。
上野恩賜公園の一角。
優しい声をかけながら猫に餌をやってるおばさんがいた。
名前を聞いたら「チー」と「トラ」
そう呼んでいるという。

トラは分かるけど、真っ黒なのにチーとは。
「こどもの頃はほんとに小さかった。で、チー。トラのお母さんなんですよ」
「ええっ?」
「草むらの陰で寝ているのが、お父さん」
「なるほど、それはわかる」
母親のチーよりはるかに大きいトラである。

それにしても、このしかとした表情はなんだ。
餌やりおばさん曰く
「チーは餌を食べるけど、絶対なつかない。子どもの頃、いじめられたのかなあ?」
おばさん、おしゃべりだけど、地域猫の扱いになれているみたい。
「ほら、せっかく写真撮ってくれてるんだから、ちゃんとカメラ見て!」
「いいって、いいって」といいながら、撮った一枚。
我、関せず、媚びない猫の表情は好きである。

忠犬ハチ公 何を思う?その2

2011年07月12日 | 動物
改めてハチのことを調べた。
朝日新聞の記事になるまでは、駅員や子ども達に随分いじめられたようだ。
皮膚病の後遺症で、晩年、垂れた耳のハチは、みすぼらしかったのだろう。
写真班員が駅長を訪ね、いきさつを話したところ、以後、東横線の駅員や売店の人たちも、急に可愛がるようになったという。
嫌な人間の性(さが)である。
ちなみに初代は、第二次大戦中供出、終戦の前日に溶かされて機関車の部品となり、東海道線を走ったそうだ。
2代目は、戦後再建されたものである。銅像にも歴史ありか。

雨戸の陰から出てきたけど、ニホンカナヘビです

2011年05月26日 | 動物
「ぎゃっ!」そう叫んでしまった。
しかし、昨夜、tokiwaさんのプログでアオダイショウを見た後なので、
驚きも小くらい。撮ってみる気になった。
しばらくすると、「こんな感じでどう?」とポーズ。(んなわけないけど)
トカゲだろうと思い、調べたら、カナヘビである。地域によってはトカゲというところもあるらしい。
この家の主同様、メタボだが、プランターにいる虫などを食べてくれるので、静かに見守ってあげたい。