kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

「借りてきた猫」ならぬ「借りてきた亀」

2013年07月21日 | 動物
近所の子供たちが、なにやら騒いでいる。
近寄って見ると、なんと亀だ。
しかも、ふだん池で見かけるようなものではない。
40cmくらいある。
「我関せず」とばかり、のそのそと歩く。
持ち主らしきママさんに
「なんていう亀なんですか」と聞いたら、
「リクガメというらしいです」
どうやら近所の幼稚園で飼育しているのを、
夏休みの期間、一週間預かっているらしい。
「借りてきた猫」は聞いたことあるけど、「借りてきた亀」はない。
でも、同じようにおとなしいようだ。

子どもたちは、興味津津。
こわごわさわってみる子、抱き上げる子、ママの表情をうかがう子、さまざまだ。
カメラ爺もさわってみた。
嫌がるわけでもない。
じっとしているか、のそのそ歩きだすかだ。

餌はリクガメ専用のフードとレタスなどの青菜らしい。
ペットとはいえ、こんなのが家の中を歩きまわられたら、たまらん。
そう思うカメラ爺だった。



このダジャレ看板に脱帽 !

2013年07月19日 | 都市
新宿駅東口。
この看板にいやが応でも惹きつけられた。

別に牛乳を売っているわけではない。
牛のキャラクターがキモいけど、
ユーモラスだ。

生活用品のココデカウは理解できるものの、クリーニングとの接点は何か?

それはさておき、ダイキンは、いつ「エヤコン」を「エアコン」と表示を変えたのか。
ずっと気になっていた。

空中権売却のおかげで・・・

2013年07月19日 | 建物
復元された東京駅丸の内口駅舎の周りは超高層ビルだらけになった。
しかし駅舎前は、まるで自動車教習所のS字・クランクのよう。
なぜ広場のようにせず、こんなふうにしたのか。
大量の車が入り込んだ時、整理するためか。
そういえば、大人気の美術展なんか、
ポールを立ててロープを張り、人の流れをコントロールしていたっけ。

それはさておき、新丸ビルやJPタワーなど、周辺の再開発の超高層ビルは、
旧東京駅丸の内口駅舎の空中権売却が可能にさせたのだ。

ちなみに新丸ビルは、この権利を買い取ったおかげで、容積率1300%が1760%になった。
東京中央郵便局のJPタワーも同じようなものだろう。
どちらも以前のビルの形を一部残すため、旧ビルの後ろに雨後のタケノコよろしく超高いビルを建てた。
それがみごとに調和しているという人もいるが、カメラ爺には、「なんだかなあ」である。

やったね!

2013年07月17日 | 
16日、カメラ爺のブログ訪問者が157、閲覧数312。
gooブログアクセスランキング190万2,928ブログ中7,255位になった。
ROMの皆さんありがとう。

いつもコメントをくれる方は決まっているが、ピアニスト辻井伸行と福島・安積中学合唱部の「花は咲く」のコラボの感想をアップした時には、アメリカから英語のコメントと翻訳までしてもらった。正直、びっくりした。
これも、ブロガーにとってはうれしい限りである。

皆さん、これからも、よろしく。
力入れてやるからね。

訃報

2013年07月16日 | 
7月16日付東京新聞朝刊の訃報欄に、懐かしい方の名前が出ていた。
旧社会党の元代議士K.T氏。享年89歳。
45年も前、在仙の頃、我が家の向かいに住んでいた。
娘さんはimoYさんの幼な馴染みだ。

1965年、旧社会党から参院選に出馬し初当選、2期務め、80年には衆院選に当選し4期務めた。
わが亡き父の同志だった同じ旧社会党の元代議士H.N氏(故人・わが人生の師)の後輩にあたる。

当時、偉ぶることもなく、ただ優しい近所のおじさんだった。
旧社会党が、まだ勢力を持っていたころのことである。

これが100年前のレンガとは…

2013年07月16日 | 
復元された東京駅丸の内駅舎の内部に、初めて入った。
1914年(大正8)建築のレンガ造り駅舎である。
1945年(昭和20)5月25日、米軍の大空襲で3階建の3階部分は焼失したが、
構造体のレンガ造壁は残った。
駅舎の長さはなんと335mもある。
創建時、構造用レンガの数は約752万個、外壁の化粧レンガは約85万個だったという。
じぇじぇ!

東京ステーションギャラリー、3階から2階に下りる階段のレンガ壁は、国の重要文化財指定だ。
「手を触れないで下さい」とのプレートがあるが、監視員がいるわけでもないから、
つい触りたくなってしまう。
それにしても、100年の歳月、関東大震災にもびくともしなかったというのだから、すごい。
しかも、3階は焼失したものの、空襲にも耐えたのも驚きである。
この年、家族の疎開先で生まれたカメラ爺には、感無量というほかない。



札幌の時計台・旧道庁と似ている

2013年07月15日 | 建物
歴史的建造物保存運動が、各地で盛り上がっている。
それはそれでいい。
しかし、東京駅復元に500億円もかけるのはどうかと思う。
資金の捻出が空中権の売却なるものだが、
おかげで、この辺り、超高層ビルがぼこぼこ建ち並んでいる。

ビルが入らないカメラアングルは限られてくる。
札幌の時計台や旧道庁と同じだ。
写真だけを見て、現実を知らない人達には、旅のロマンがかきたてられるかもしれない。

そのことを意識して撮ると、天皇行幸の際に使用される正面入り口になる。
訪れた日、祝祭日でもないのに、日の丸の旗が掲揚されていた。

そういえば、旗を掲揚する家々が少なくなった。
もっとも「海の日」だからといってその気にはなれない。
そもそも、日ノ丸の旗はどこで購入できるかを知らない。

エブリデー・マイタイムのカメラ爺には、
休日とは、なんぞや、である。




何年振りだろう。船橋屋の天ぷら

2013年07月13日 | グルメ
東京ステーションギャラリーの帰途、ランチを食べようと、
新丸ビルに入った。
5~7Fが食べものゾーンである。
平日の2時近いというのに、行列こそないものの客が一杯である。
しかも、1,500~2,500円というプライス。
このビルのオフィスに勤務する人々は、こんなランチを食べているのか。

7Fは、オープンスペースで、あれこれ1,000円ランチの店があるが、落ち着かないし、BGMがやかましい。
で、さんざん見て歩いていると、あら懐かしや、新宿・船橋屋の支店があるではないか。
混んでないので、カウンターに座った。
相方は天ぷらランチA(1,190円)、カメラ爺は大海老天丼(1,240円)、それに当然ビール。

天ぷらは、目の前で揚げたてが出される。
それを好みで3種の塩、天つゆのセレクトである。
うーむ、なかなか。
さくっと上がっている。

じきに天丼が運ばれてくる。
名前に違わず、丼からはみ出しそうな大海老。
ぷりぷり。思わずニンマリである。
プリン体多いのにいいのか、なんていうことは忘れている。

オルニチンのシジミ汁が、おかわりできるのもうれしかった。

こんなことバラしていいのかどうか。
板前さんに、この海老、何ですか?と 聞いたら「ブラックタイガー。ランチの方はバナメイ」だと。
どちらも、スーパーでよく見かけるが、買ったことがない。

大正海老や車海老では、とてもこのプライスで出すことは無理だろう。
でも、どちらもおいしかったのだから、結果オーライである。
野暮な質問するんじゃなかった。

ルミニスム(光輝主義)なんて知らなかった!

2013年07月11日 | アート
復元された東京駅舎にある東京ステーションギャラリーの「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展を見に行った。
そもそも、エミール・クラウスなる画家をまったく知らなかった。
これまで日本に紹介されていなかったのだから当たり前か。

ルミニスムなんていうのも、カメラ爺の頭の辞書の中にはなかった。
すべて逆光の構図で絵を描く。
いまの写真と同じ発想である。
技術的に言えば、シルエットになるのを避けて、絞りをプラス1ぐらい開けた感じか。
しかし、ルミニスムの絵は、本来なら背景の色が露出オーバーー気味になるのに、そこを鮮やかな色で表現する。

ゴッホのタッチを思わせる絵具の塗り重ねや、ルノアールの絵を彷彿とさせる木漏れ日の表現などに初めて出会って、なんだか不思議な感じだった。

知らない世界に出会うのは、どんなジャンルでもわくわくさせられる。
「なんてたってアイドル」、じゃなくて、「なんてったって好奇心」である。