kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

どぜうといえば・・・

2011年12月29日 | グルメ
この店は、桜鍋や馬刺しが有名と思っていたのだが、いつの間にか、「どぜう」と提灯に書かれてある。
創業明治38年。土間のある古い縄のれんの店である。
昭和初期の建物。おそらく関東大震災後に建て替えたのだろう。
神田には戦災を免れた銅板葺きの建物が点在している。

どぜうは、浅草・駒形くらいしか知らなかったが、豆腐の中に逃げ込んでしまう、時の人によって、すっかり有名になってしまった。
通ぶって食べる人には良いかもしれないが、そんなにうまいものだとは思えない。

この店、現役時代、何回か行ったが、早めに入らないと、席を確保できない。
数ある酒肴、単価は安いが、つい次々頼んでしまうため、割安と思っていても、いつも割高になってしまうのが、玉にきずだ。

ゴミ焼却炉用煙突から白煙が消える?

2011年12月27日 | 建物
わがテニスクラブのすぐ近くにそびえる杉並清掃工場ゴミ焼却炉用煙突。
清掃工場が竣工して28年になり、老朽化のため、建て替えることになった。
冬場、白煙のたなびく方向で、コート選択やストロークの調整をしたものである。

計画によれば、平成24年度に工場の解体工事が始まり、29年度に竣工するという。
煙突は現在の耐震基準をクリアしていることから、建て替えはしないで済むそうだ。

水蒸気を煙と誤解されることが多いため、白煙防止対策を講じるという。
工事期間中はもとより、冬の風物詩の白煙が見られなくなると、
風の方向、強さのバロメーターがなくなり、テニスフリークとしてはちょっと残念だ。
ちなみに、この間、ゴミの焼却を世田谷・練馬・千歳・光が丘に分散委託するという。
小金井市のように、自前のゴミ焼却工場ないのにもかかわらず、
委託先への経費を無駄と言った前市長が、委託先から総すかんをくらったのは、記憶に新しい。

























































夏の間お世話になりました?

2011年12月26日 | 植物
最近、あまり食べなくなった。
冬の味覚。皮ごとがぶり。
柑橘特有の苦みと酸味が口中に広がる。

夏に世話になったのは金冠堂のキンカン。
初代は火傷に効くと、自らの腕に熱湯をかけ、キンカンを塗ったという。
これじゃ、筑波山のガマの油と同じじゃないか。
今は効能にはないようだけど…

控え目なメリークリスマス

2011年12月23日 | 行事
北風の吹く中、わがテニスクラブに出かけ、
夕暮れまでにサンセット。
シャワーの後、クラブのレストランへ行く途中、
クリスマスツリーが目に入った。
自粛、節電モードの飾り付けである。
これも今年の世相を反映しているのか。

この日、被災地の3県を訪問された天皇の誕生日のことは、誰ひとり口にしなかった。

 震災の 年に合わせた クリスマス

もうすぐクリスマスですが…

2011年12月23日 | 
全国あちらこちらで光のページェントが賑わいを見せています。
23日は天皇誕生日、24日はクリスマスイヴ、25日はクリスマス。一般の勤め人にとっては3連休。
そして来週は、仕事納めまで3日残すだけ。
今年ほど、さまざまなできごとが起こった年はなかったような気がします。
そのせいか、クリスマスを祝う気分が乗らないし、新しい正月を迎える心構えも出来ていません。
なんだかクリスマスの飾りつけもそらぞらしく感じてしまいます。
来年は良い年でありますように…と祈らざるを得ません。

東京神田さぬきうどん 包丁切り

2011年12月21日 | グルメ
神田小川町交差点。
もと有名きしめん店「尾張屋」が撤収した後の、讃岐風うどん屋さん。
「東京神田 さぬきうどん」じゃ、店の名前にならないけど、
元気なおやっさんの声に引かれて、現役の頃から通っている。
神田と言えばそばどころ。そのせいか、うどん専門店がなかった。
そこを狙ってか、近年、讃岐うどん、讃岐うどん風の店が進出してきている。
早い、安い、うまいは、吉野家のキャッチフレーズだが、
それを、セルフの讃岐うどん店が実践している。
「はなまる」は、店が大きすぎたせいか、撤収。「ふるさと」が頑張っている。
さらに、「丸亀製麺」も、大型店で進出してきた。
で、くだんの「さぬきうどん」である。
いつもなら「小」を、間違って「普通」と言ってしまった。
揚げ立てのイカ天、カボチャ天(各100円)に、白胡麻、ショウガ(無料)をてんこ盛り。
しめて570円である。白だしに淡口醤油(小豆島特産だそう)のつゆ。
満腹のうどん昼食だった。
写真のピント合わせに手間取って、天ぷらが、つゆを吸ってしまった。

佃權(つくごん)しか知らない

2011年12月20日 | グルメ
初台 魚吉その2

もと魚屋さんの「魚吉」
創業明治44年だそうだが、今は、魚料理中心の居酒屋さん。
市場関係から贈られた木札が歴史を感じさせる。
だけど、おじさんは、築地の蒲鉾・おでん種の老舗、佃權しか知らない。
大鍋でど~んと用意されたおでん、おいしかったけど、仕入先、佃權だったかどうか聞きそびれた。
帰りに、お土産にしたら、ものの見事に空になった。
あまた出された料理を平らげ、最後の鮭・たらこのおにぎりも完食。
みなさん、店の人も驚く、みごとな健淡ぶりだった。

M.S&R.K両姉 誕生会と望年会(於魚吉)

2011年12月17日 | グルメ
土曜夕、京王線の新宿に向かう電車が、結構混んでいた。
「通勤帰りじゃないし、みんなこれから遊びに行くのかな?」
シルバーシートに座っていた老夫婦。
その隣にいる私。
ともあれ、向かうは初台駅から徒歩1分の「魚吉」である。
京王線と並行する京王新線に乗らないと、初台駅には止まらない。
案の定、間違って新宿まで行ってしまった人がいる。

店の前に立つと、シャッターが半分降りて「支度中」の札。
「何これ?」
良く見ると、その下に「本日貸し切り」の紙。
紛らわしかったけど、納得。

もと魚屋さんとあって、鮮度のいい魚介類で評判の店である。
写真を見れば、その生きの良さがわかるだろう。
煮タラコ、姫サザエ、小イワシ?の筏焼きに続いて、刺身の盛り合わせ(5人前)。
素材だけでなく、一工夫がある。
それがまたいい。この後、続々…

総勢19名。飲み放題、おまかせ料理、みんな大満足の会だった。
今年は東日本大震災で、誰もが忘れられない年になった。
で、来年に向かう「望年会」と名前を勝手に変えさせてもらった。

主賓のM.S姉が、帰った後、散会となったが、あわてて記念撮影。
M.Sさん、気がつかなくてごめんなさい。

旧三井財閥の総本山! その2(日本橋三井タワー)

2011年12月17日 | 建物
コレド日本橋(旧東急百貨店跡)に始まって、写真の三井日本橋タワー、コレド室町、ユイト、今度は、高島屋が三井不動産・住友不動産と組んで、再開発事業に着手した。
再開発とはいえ、こんなに超高層ビルつくってどうするの? いずれもショッピングエリアとオフィスが中心だが、飲食店は、押し並べて価格のグレードが高く、躊躇してしまう。
貯金をしない若い世代と富裕層が、お得意さんなのだろう。

そういえば、最近、デパートで食料品以外買い物をしたことがない。
行くのは、相方の持ってる会員カードの使える美術展だけである。

消える鉄道信号機

2011年12月15日 | 乗物
旧聞だが、今年10月から京王線の線路脇の信号機が、消灯されている。
最新式の自動列車制御装置(ATC)が導入されたからだ。
これで運転士は、運転台に設置された車内信号機によって適切な速度を知ることができる。

さまざまなことがデジタル化される中で、この信号機はいかにもアナログ的である。
写真の井の頭線のも、順次、ATCが導入されるのだろう。
ちなみに、この信号機の表示は、黄と黄、ただ「注意」ではなく、制限速度25km以下である。
道路の交差点の信号より複雑だ。
黄と緑が、一緒についたら、私たちなら面喰ってしまう(一般の信号機ではありえない)が、これは「減速」。
いずれにせよ事故が少なくなるなら、結構なことである。