kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

天仙、地仙、水仙

2012年03月29日 | 
ぽかぽか陽気に誘われて、テニスコートに出かけたら、
フェンスのまわりの水仙が咲いていた。
ラッパ水仙の一種である。

桜のツボミは、まだ色づいていないが、こちらは満開。
楚々とした姿は、学名に由来するナルシストを思わせる。

水仙の花言葉は「自己愛」、ラッパ水仙になると「尊敬・心遣い」。
良い言葉だ。

日本水仙は、もともと地中海沿岸が原産地。
それが室町時代以前、中国を経て入ってきたといわれる。
和名の由来も「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典からきているそうだ。
水辺に咲く姿を仙人にたとえたのだろう。ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスとは、えらい違いである。

雑草の花とは思えない !

2012年03月28日 | 
酸漿草と書いてカタバミと読む。もう一つの和名・片喰の方がわかりやすいかもしれない。
噛むと酸っぱいので、当て字でこの名がつけられたのだろう。
サンショウソウなんていうと、早口言葉のシャンソンショーと間違えてしまいそうだ。

これは黄カタバミだが、葉や茎が赤いのを赤カタバミという。
さらに紫カタバミが加われば、早口言葉ができる。

「紫カタバミ、赤カタバミ、黄カタバミ」。
三度繰り返したら、まず、まともには言えなくなるね。

つい茶化してしまったけど、近寄ると、雑草の花とは思えない、美しさである。

肉眼では金星・月・木星の一直線みられたけど…

2012年03月27日 | 
何かのニュースで見たことを思い出し、26日夜、西の空を眺めた。
鮮やかに光る、金星・月・木星が、縦に一直線に並んでいた。
2004年11月以来の、天体ショーだという。
カメラを空に向けて、300mmレンズ、ISO1600、シャッタースピード1/200、絞りAUTOで試みたけど、金星と月しか写らなかった。
残念。
次回の2015年11月には、火星も加わって4つが並ぶそうだ。
3年後、古希間近。覚えているだろうか。

ナポリピッツアは、やっぱりマルガリータだね!

2012年03月23日 | グルメ
いまや、デリバリーと店が首都圏のあちこちにできてるナポリピッツアのサルバトーレ・クオモ。
創業は2005年だが、北海道から九州まで56店舗ものチェーン店になった。

以前、赤坂の店が雰囲気良かったので、自転車で行ける京王線八幡山駅店に出かけてみた。
ランチタイム。有線(多分)のラップ系BGMがいささか耳触りだが、若者には気にならないのだろう。

相方と席に座って、ピッツアはマルガリータ、パスタは桜エビのぺペロンチーノ。
+サラダと食後のコーヒー、それぞれ+100円というのがうれしい。

そして私はハートランドの生ビール、相方はロッソのハウスワイン。
クルトンが入ったサラダを前菜代わりに…。

ビアグラスを冷凍庫で冷やしているのは良いけれど、泡が凍ってシャ―ペット状になっているのにはびっくり。
で、マルガリータである。薄焼きながら土手の盛り上がっているナポリピッツア。薪焼きの焦げの香りがいい。
キッチンでは、ピザベースを指先で回すパフォーマンス。
続くパスタは、桜エビとミズ菜のコラボが春を感じさせる。
私はアルデンテでおいしいと思ったのだけど、相方は「…」

ともあれウイークデー、シルバー世代のゴールデンランチタイムである。


さらば「魚吉」!

2012年03月21日 | グルメ
TDTCテニス仲間の誕生会。

京王線初台駅近くの魚介料理居酒屋「魚吉」
おいしい魚料理を食べたい~
と何回かこの店で、集まった。
高齢者予備軍から後期高齢者までの男女、総勢12名。

この店、諸般の事情で、3月末で夜の部をやめるという。
元魚屋さん、築地から直接仕入れてくるだけに残念。


前菜に、ホタルいかと菜の花、子持ちわかめ、トラフグの皮。
続いて鰹のたたき。刺盛りは、あわび、ほっき貝、みる貝、かれい、こち、いか、マグロとろ。
生ビールで乾杯の後、酒は八海山。
話が弾み、料理も、小魚のみりん干し、玉こんにゃく、山菜の天婦羅、金目鯛の煮物。
仕上げは、お握りとワカメの味噌汁。

すべて完食。みなさん健啖家である。

春一番も吹かないのに満開!

2012年03月21日 | 
初めは造花かと思った。
近寄って見たら、本物だった。
京王線八幡山駅前。
19日に咲き始めをアップしたが、こっちはもう満開だった。

関東以南(沖縄を除く)で、立春から春分の日までに吹く、風速8m以上の南寄りの風を、春一番という。
今年は、低温が続いたため、12年ぶりに吹かなかったそうだ。
それなのに、その名の通り咲いた彼岸桜。面目躍如である。

都市のオブジェ?

2012年03月21日 | 都市
無機質な建造物を、少しでも、カムフラージュするためか、
建築現場のフェンスに、自然の風景をプリントしているのを良く見かける。
これもその一環か。
駐車場の料金を表示していることから、
多分、地下駐車場の排気ガスを地上に排出する排気抗だろう。
こんな疑似緑を見せられても、なんの癒しにもならない。

悲願?の彼岸桜

2012年03月19日 | 
ついこの間、枝垂れ紅梅が満開と言ったのに、
彼岸の入り、神田川沿いに桜が咲き始めた。
なんだあ、と思ったら、彼岸桜である。
こちらは、見事に暦通り咲いた。

関東で主に咲くので、エドヒガン、アズマヒガンとも呼ばれるそうだ。
東京には、まだ春一番は吹かないが、
梅と違って、こちらは、しっかり春の訪れを感じさせてくれた。

勝利の女神(クリスチャン・ダニエル・ラウホ作)

2012年03月18日 | アート
東京・京橋のブリヂストン美術館に「パリへ渡った石橋コレクション1962年、春」を観に行った。
あれから50年である。
印象派を中心に、これまで雑誌などでも見たことのない著名な画家の作品が展示されている。
コロー、シスレー、ピサロ、ゴーギャン、ゴッホ、マネ、モネ…よくまあ戦後間もない時期に、これだけ収集したものだ。

作品はむろん撮影禁止だが、美術館入口左にある常設展示の大理石の彫刻だけはOK。
ドイツの19世紀の彫刻家クリスチャン・ダニエル・ラウホの「勝利の女神」という作品だ。翼と衣服のドレープが美しい。

一月遅れの枝垂れ紅梅

2012年03月16日 | 
♪梅は咲いたか 桜はまだかいな
なんていってたら、
季節のいたずらで、例年より一月遅い梅が満開になった。
一方で、神田川沿いの気の早い緋寒桜も咲き始めた。
自然の営みはどうなっているのだ。
人もその環境に合わせるしかない。

枝垂れ梅の花言葉「忠実」
これも、気温の変化に忠実だったということか。
ともあれ、確実に春の足音が近づいてきたことはうれしい。
わがテニスクラブの春の訪れである。