ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2024-6-22(土)、西條奈加「婿どの相逢席」 ☁のち☔

2024年06月23日 06時13分56秒 | 本と雑誌
室温は、24.9度(6:00)。
上着を羽織るとちょうどよい気候であるが、だんだん蒸し暑くなって、家に帰ると、半袖に着替える。

友人と自転車で老人福祉センターまで行き、丁度やってきた佐屋東コースのバスで市役所まで行き、図書館で「空也十番勝負」2冊を返却し、また西條奈加さんの「心淋し川」「大川契り(善人長屋)」「六花落々」の3冊を借りてきて、「空也十番勝負4,5」をリクエストしてきた。

バス停に行くと丁度佐屋東コースのバスが来たので、乗って老人福祉センターまで帰ってきた。

タコ焼きパーティ

しばらく中日新聞を読んでから我が家に帰ってきて、タコ焼きパーティを娘と友人と3人で行う。

友人にキャベツ、タコ等を切ってもらい、タコ焼きのタレ(小麦粉100g、卵2個、出し水400cc、すり下ろしの山芋)をよく混ぜて作る。

キャベツ、ネギ、小エビ、削り節も混ぜて、温めたたこ焼き器の上にまず小麦粉のタレを流し入れ、タコを入れて、たっぷりのキャベツ類を乗せて、しばらくしっかりと焼けるまで待って裏返すと、カリカリに焼けて、何度も形を整えながら焼くと、だんだん丸くなって、私としてはタコ焼きらしくなってきた。

タレとタコがなくなってきたので、同じように作って、タコの代わりにウインナーを入れて、娘に最後作ってもらうと、さすが娘のタコ焼きは丁寧に丸く作ってくれた。

もう少し上手に丸くタコ焼きが出来るように、時々我が家で友人招いてたこ焼きパーティをやろうかな。

西條奈加「婿どの相逢席」

夕方からパラパラと雨が降ってきたので、ベッドに寝転びながら、西條奈加さんの「婿どの相逢席」を読むあげる。

小さな楊枝屋の四男の鈴之助は仕出し屋「逢見屋」の長女に見初められて、婿入することになった。

3代続いて、大女将、女将、若女将が営んでいる仕出し屋で、父親も女将の婿養子で、末っ子娘の相手をしたり、文鳥を飼って、日長のんびりと暮らしている。

花見の季節は仕出屋の最も忙しい季節で、板前が喧嘩沙汰になったと同じ仕出屋の「伊奈月」からイチャモンが入って騒動となった。

1年経った花見には、仕出しの刺身用の魚が届かない。

慌てて魚屋に問い合わせると、断わりがあったとのこと。

誰が断りをしたかと調べていくと、昨年と同じ「伊奈月」の板前からの断りというので、いつもは穏やかな鈴之助が「伊奈月」の店主鵜三郎に掛け合いに行くと「逢見屋」には忌わしい呪いがかかっているというのである。

丁度父親と会う機会があり、事情を聞くと、娘には双子の兄がおり、生まれてすぐに養子に出したのが鵜三郎で、アッチコッチにたらい回しをされて、やっと「伊奈月」と若旦那として育ててもらった。

鵜三郎が遭見屋にやってきて倒れてしまう。
直ぐに介護して養生をして、事情を聞くと、養父が亡くなり、板前が辞めてしまい、商売が上手く行かなくなったとのこと。

大女将、若女将、父親が話し合って、女将が500両を育ててもらったお礼として養母に渡してほしいと立直しを誓って鵜三郎が帰っていく。

男中心の江戸時代に女中心の店の男の役割を描いた面白く意外な小説である。

しばらくは西條奈加さんの時代小説にハマりそうである。

今日の万歩計は、5,004歩でした。




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