干し柿作り・第一段完了

昨夜、残っていた12個の渋柿の皮を剥いてベランダに干した。
これで『干し柿作り・第一段』は完了した。

ベランダにぶら下がっている干し柿を見上げると思い出す。
小学生のころ出来上がりを待ちきれず渋味が残る干し柿をこっそり食べたことを！
あの頃は(今でも)本当に貧乏だった。

しかし物作りはとても面白い。
三日間掛けて63個の柿を包丁で一つ一つ丁寧に剥いた。
クルクルと左手で柿を左回転させながら右手に持った包丁で、果肉を削り過ぎないように、かつ削り残しがでないように注意をはらいながらの作業だった。

そして思った、これはボケ防止にいいかもしれない。
50歳を過ぎたオヤジ(ーズ)達にお勧めしたい。

砂糖など入手しようもなかった時代にそれなりの甘さを味わうことができた『干し柿』、現代の若者達には見向きされないようだが復権して欲しいなぁ。
剥いて楽しい、干して楽しい、変化を眺めて楽しい、そして食べて美味しい。
この面白さがわからない人は『残念な人』カテゴリーに入れてしまうぞ。

あっ、朝ポタしました、90分程度だったけど。
最低気温　3.7℃　冬装備で暖かかった。