今日も朝練 ペダルを回せ!

オーベスト -風- の練習日記だよ

沖縄・・本番です

2009年11月08日 | 自転車
朝 5:00に起きて朝食を食べ、6:30にみゆきビーチを出発。

Boss、morimori、マッキーと私の4人でウォーミングアップを兼ねて、名護までの 17kmを各自クルクル・ガシガシと回していく。
体が温まったころに名護に到着。
するとすでに市民200kmの列ができていた。

その中にヒビノさんやシライさんがいたのでグループに入れてもらいスタートを待つ。
ん?シライさんが自転車を2台持っているぞ?
話を聞くと103さんがボトルを忘れてきたので『姐御』に取りにいってもらい、それをキャッチするために彷徨っているとのこと。
でも、うまくスタート前に手渡ししてもらい一安心。

チャンピョンクラス、中学生の50kmがスタートしたら、いよいよ市民200kmgaスタートする。

号砲一発、スタート。
先頭から徐々に速度が上がり初め、最初の左折時点では 40km/hを越えている。
でも集団走行なので空気抵抗は少なく楽に出せる速度だ。

スタート後は落車も起きずスムーズに行われたようだ。

これから国頭郡の海岸線を右回りに回って行くのだが、一般道を走るため、道幅の変化やちょこちょこ現われるアップダウンで集団走行に慣れていない輩の動きが目につくようになってくる。

もらい落車を避けるため前後左右に気を配り、そんな輩を見かけたら後に下がってでも近づかない。
それでも『落車は突然やってくる』ようで、目の前で落車が発生しブレーキ掛けながら右側のポールをすり抜けて事なきを得た。

前を走っていたシライさんが、突然幅寄せされ危機一髪なんてこともあった。
ただ路面がドライだったので去年の雨中時のような、ブレーキパニックがおきなかったのは救いだった。

国頭郡を過ぎ道が広くなってきたところで『危険な後方』を避けて少しずつ前に上がって行った。
ヨッシーの後についたら先頭に出てしまった。

やっとレースに参加できたと喜んで引いていたら、バイクに積んだカメラで私を録っている。
キリリと顔を引き締めてしばらく引かせてもらいました。

その後、右から上がってきた輩が前に出てくるたびに後に追いやられます。

知り合いを見かけるたびに声を掛けていたら、奈良さんから声を掛けてもらいました。
やはり市民レースは楽しいですね。

二つ目のトンネルを過ぎると、いよいよ普久川ダムへの登りが始まる。
マッキーやmorimoriが見える位置で走れたのでいい目標となった。

昨年よりスムーズに越えられた普久川を過ぎ、先頭集団に合流しようと集団で走っていたら。
前を引く輩の走りがおかしい?

前を抑えた走りをしている。
チャンピォンレースにも選手を送り込んでいるチームなのだが、これはないだろう。

50m前に小集団がいるのにこれでは追いつけない。

こんな奴に抑えられてたまるかと、後方から前に上がり、『前が見えているのにチンタラ走るな!』と喝を入れて新たな車列を作って追走。

一度下がって登り列に入ろうとしたら、今度の集団は元気が良すぎて辛かった。
でも、これがレースの醍醐味だね。

前の集団を吸収後、さらに獲物を求めていたらすぐに捕らえることができ、そんなことを繰り返しているうちにマッキーとmorimoriと同じ集団に入ることができた。

どうやら第二集団にもぐり込めたようだ。
今までのケースだと第一集団はマタリモードのはず、よって頑張れば第一集団に合流できるかもしれない。

第二集団はそれを信じて、みんな『身を削って』回しながら追い掛けた。
 
すると突然目の前に疑う光景が広がった。

なんと道路に自転車に跨がった選手が溢れている!

工事用の信号でもあるのかと見回したがなにもなし。
しばらくして運営から『道を掛けろ』、『そこの空き地に入れ!』など意味不明の指示。

優勝を狙っているタカオカ君が隣にいたが、かなり憤慨していた。
そりゃそうだろう。
一年間練習に明け暮れやっと本番を迎え、レースでは必死で逃げを形成させた。
それなのに『それはなかったことにする』では筋が通らない。

1,5000円 + 交通費 + 滞在費を払って参加したのに、これはないだろう。

事務局の話しやちまたの話を聞くとおぼろげながら見えてくる。

事務局はレースカテゴリーを増やし、さらに定員300人なのに 400人も受け付けた。
これはお金を設けるための対応と取られても仕方ないことだ。

最高顧問の谷垣・自民党総裁はなにかコメントを出すのだろうか。
多くの人が一年間練習を積んで思いをぶつける為に参加したレース・・・・御免では済まない。
はっきり行って最低の運用だね。

まぁ事務局は謝ることなく責任転嫁しちゃったので権威失墜だね。
まことに『お粗末』の一言!!!!!!!!!!


それにしても老体に鞭打って普久川を必死で登り、追走集団を形成して必死で稼いだ時間が、あっと言う間に消えてしまった。
これは非常に痛かった。
若者はこの15分でかなり体力の回復がはかれるだろう、しかし年寄りは一度放電すると回復に時間がかかる。
だからリスタートは年寄りには絶対的に不利になる(と思う)。

その後、運営から再スタートが通知された。
前に逃げていた3人をスタートさせた3分後に残り全員がスタートすることになった。
大集団では劇的な変化はなく粛々と進んでいくが、登りに掛かると集団が長く伸びていく。

回りを見渡すと止められる前の集団と同じようなメンツが入っていた。
この集団で走っていたが、緩い登りでは青色吐息だが、勾配がきつくなってくるとダンシングでスイスイと登れるようになってきた。

これで『走れる』と錯覚し、ピークを集団から抜け出して通過し、その後集団を待つなど何度か無駄足を使った。
そして源河前の海岸沿いで高速ローテーションで無理をして足を削り、原河の登り手前で発生して中切れをつめる力もなく脱落。

原河~ゴールまで集団に入ることもできず、一人走。
ゴール前で「私はゴールスプリントしませんから」と宣言した人がいたが、私も同じ思いだったので、後から怒濤の如く迫り来る大集団を途中まで引いて後は流した。

レースではチームの若手達がそれなりに強力し合って入賞者を出した。
これは素晴らしいことだ!
同じジャージをきている者への励みにもなるぞ。


○総括

・集団走行の重要さ
明らかに危険走行をする輩がたくさんいた。
名前を上げれば誰でも知っているチームである。
同じ輩に何度も危険な目に合わされたのだが、そこのチームはどんな練習をしているのだろうか?
一般公道をローテーションを入れて走るためには、必ず守らなければいけないことがある。
速く走ることも大事だが『安全に走ること』はもっと大事、最低限のルールが守れない輩はこの競技から去ってくれ。
沖縄で暴れようと狙っていたワカマツ君が落車していたが、これは『運が悪い』だけでは済まされないだろう。

・登る力
体を絞り込んだことにより登る力がアップした。
何年も取り組んで少しずつしか進歩しなかったのに、たった一ヶ月で劇的に改善した。
これで来年のヒルクライムに向けて光明が射してきた。


・無駄な動き
今回のレースでは「登りで無駄が多すぎた」との指摘があった。
同じ脚力が揃った集団で走ればゴールまで運んでもらえるのだが『自分はもっと速く走れるはずだ』と勘違いをして無駄足を使い、そして千切れていった。
我を知る・・・・大事なことです。

・闘争心
一度集団から切れたらそれっきりになってしまった。
沖縄への思いが弱すぎたのか、それともレース中断でスイッチが切れたのだろうか。
まさかレース中にリセットスイッチを押されるとは思っても見なかったからね。
もらい落車で負傷しながら若い順位で完走した Beeさんやメッシーの走りへの熱い思いを少しは分けてもらいたいものだ。

今日の走行距離 235km
コメント (8)
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